キャラソンと真野恵里菜

いきなりキャラソンの話で恐縮です。

キャラソンって何?
「挿入歌」とか「イメージソング」と言われていたものは昔から存在していました。その中でもそのキャラクターに焦点を当てたものをキャラクターソングと言 います。なので、いわゆる「CMのイメージソング」は除きます。商品ではなくあくまでも人物像がイメージできないといけませんから。

大別すると「俳優・声優が役名でリリースした曲」「アニメ・特撮番組のキャラクターのイメージソング」「お笑い芸人やスポーツ選手がリリースした曲」あたりかなと。

キャラクターソング(キャラソン)という言葉を耳にするようになったのはいつ頃かハッキリしませんが、キャラクター毎のシングル企画が出始めて来た頃からか もしれないですね。主題歌と区別するためにだったかな。でも(その手法をメジャーにした)「らんま1/2」あたりではそう言ってたかな?...ちょっと記憶があやふやですが。

ちなみに何がルーツか?...ですよねえ...これだ!...なんて書くとその筋の偉い人から異論がバシバシ来そうな予感がするので、私が記憶の範囲内で書きますが、ウルトラQの「大怪獣の歌」(→YouTube)や「ウルトラマーチ」(→YouTube)には既にその傾向がありました。前者は怪獣のイメージソングで、後者はレギュラー陣のイメージソング。これらは「ウルトラQ」のOPが歌無しだった(→YouTube)ため急遽作られたものです。しかし本編では使用されてはいない(多分にイベント用かソノシート用だったような)。で、この後のウルトラシリーズは、なんちゃら隊の歌などが作られるようになる。中でも印象的だったのは、ウルトラマンタロウの「ウルトラの母のバラード」(→YouTube)かな。もう完璧なキャラソンですね。
ただ、ウルトラシリーズは主題歌からして既にキャラソン的だと言われれば、まあ確かにそうなんですけどね(笑)。

あと有名なキャラソンとしては「おれはジャイアンさまだ!」(→YouTube)あたり。

スポーツ選手だとビューティー・ペアとか、富田勲さん作曲の王貞治さんの神曲「白いボール」(→YouTube)とかね。うなずきトリオうなずきマーチ」(→YouTube)なんかもある種のキャラソンだな。

なんでこんな話しをするかというと。これがアイドルポップスであっても、アニメや特撮のように、ユニット曲は(主に)主題歌的であり、ソロ曲ってのはキャラソン的であること。

ハロプロで言えば、松浦亜弥が歌っていた一連のアレは、ある意味、自身のキャラソンですよね。
で、そのキャラクターの色が濃ければ濃いほどヒットする...かどうかは楽曲の良し悪しもありますが、話題性は強くなります。

そのあたりで、真野恵里菜はどうなんでしょ?

と、ここで字数が尽きました(何だそれ)。
以下、緊迫の次号を待て!