電波ソングについて
モーニング娘。の新曲「ピョコピョコ ウルトラ」について、「この曲電波だろ?」「いや違うよ」的な論争(笑)を含め、今後、「電波ソング」(あるいは単に「電波」)っていう言葉が行き交う可能性がなきにしもあらず...
ってことで、実例を示しながら、本当にこれが電波ソングなのかを、軽めに考えてみたいと思います。
(本文自体は重いよ)
まず、Wikipediaを読んでも何のとことかさっぱり分からないと思うので、こちらの方がいいかな...うーん...やっぱり、ちゃんと書いた方がいいかもねえ。
概ねこんな系統がニコ動などで電波ソング認定受けやすいですよん。
- いわゆるキュンキュン系
- アップテンポで早口な楽曲
- 歌詞がエッチだったり突拍子もなかったりするケース
- 空耳ソング
- (演者または観衆の)パフォーマンスが怪しく楽しいケース
- 普段はクールな曲を多く歌っているアーティストが、カワイイ系の曲を歌うケース
...とまあこんな感じで。アニソンもあるとは思いますが、主戦場は美少女ゲーム系になると思います。
カテゴリ1:キュンキュン系
要は曲の合の手に「キュンキュン!」「ハイハイ!」とか「フワフワ」とか「チュッ!」みたいな合の手が入る楽曲群で、昨今の狭義はこの系統。
実はこれ大元の流れは確かハロ→美少女ソングだったような気がします。
チュッ!夏パ〜ティ
(→YouTube)
一方、美少女ゲームや遊技系だとこんな感じになります。
KOTOKO/きゅるるんKissでジャンボ
(→YouTube)
あべにゅうぷろじぇくと(佐倉紗織&井上みゆ)/ラブリー☆えんじぇる!!
(→YouTube)
総じて、ドリーミーな感じに仕上がりますね。
カテゴリ2:早口系
アップテンポな曲調に比較的早口なボーカルが絡むスタイル。こちらも狭義の電波ソングです。
MOSIC.WAV/ガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイト
(→YouTube)
民安ともえ/だっこしてぎゅっ!〜汝、隣の嫁を愛せ
(→YouTube)
あゆ+みる+るぅ+ゆかいななかまたち/Princess Party -青春禁止令-
(→YouTube)
このカテゴリは、あまりハロとの相互的な影響を受けてない気もしますが、しいてあげれば↓かな。ボーイちゃんが目覚めちゃうかもしれませんねえ。
来来!「幸福」
(→YouTube)
カテゴリ3:怪しい歌詞系
まあこんな感じです。
PAPAPAPAPANTSUだってパンツだもんっ!
(→YouTube)
(→YouTube)
名曲ですなあ。俺もこのライブ行きたかったよ...
あとは、もっとえっち満載な曲ばかりなので貼れない感じですねえ(苦笑)。歌姫(シンガーのこと)ではなく、声優さん自ら歌うシチュエーションに多く見られる感じかなあ。
アイドルだと爆乳三国志とかは、この路線ですよね。多分。
ハロだと...
あと、ようつべにはありませんが、能登有沙の「I-MO-TA-RE☆」って曲は、全然エッチな内容じゃないですけど正にそれっぽいですね。あーでも、能登本人は電波ソングマニアじゃないので、自分の思いを綴ったら、自然とそうなっちゃった感じでしょうけど。
カテゴリ4:空耳系
これは広義の電波ソングですが、単なる空耳ソングなので、電波ソングに明るい人からは「これは電波ソングじゃないよ」と指摘を受けやすいカテゴリだったりしますね。私も電波認定しない方向で。
橋本みゆき/Be Ambitious,Guys!
(→YouTube)
詳細を気になる方は調べてみてくださいね。
これは空耳ではありませんが...この替え歌(貼りません)は正直いって好きじゃないですね。
カテゴリ5および6:パフォーマンス系
こちらも狭義では電波ソングではありません。
いわゆるアキバ系というイメージに合致した感じですよね。
まあこれはヲタが凄いってことなんですが、アーティストが凄いというパターンもまれにですがありますよん。
多分にここ数年の美少女ゲームソングの中でも最高傑作の一つかもしれませんね〜。
私も現場で何度か見てますが(この前も最前で堪能した)、いやあ、素晴らしいです(笑)。
結構ハロのエッセンスも入っている印象ですしね。
岡井に踊らせたいよなあ。
ちなみに普段のゆいにゃんはこんな感じです(1曲目は今話題(笑)の志倉千代丸曲)。
(→YouTube)
やはり、歌唱力があって(きちんと生歌で)、かつダンスがしっかりしていないと、ハメを外すって事自体、様(さま)にならないですよね〜。
この系統は...
グルグルJUMP
(→YouTube)
この曲の盛り上がり方は半端ないよな。
現状のハロソンで一番好きな曲だったり。国歌にしたいよねえ。
SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜
(→YouTube)
このあたりですかねえ。どれも名曲ばかり。笑
んで、「ピョコピョコ ウルトラ」は楽曲自体それほど電波臭をだしていませんから、多分にこのカテゴリに属しちゃうんじゃないかなと思われます。
みなさん、気がつかれてると思いますが、久住小春や田中れいなにフォーカスが当たると、こういった系統の楽曲になりやすいです。なので10期が入ってボーイちゃんが発狂...ってことでは無いんじゃないかな?
それと、海外のファンは意外と好印象らしいです。こういった曲やそのパフォーマンスを海外の人が見て聴いて感じるオリジナリティ感っていうんですかねえ。そこがキモなんだと思います。
アイドルファンは一般人流れの人が多いので、こういった世界には疎いですが、海外のファンはアニソン・ゲーソンを含めて日本の音楽を好きになっているケースも多く、こちらもそのあたりのアンテナは張っておきたいところですね。