日本のドラマはつまんないのか

MWAVEさん。

タイトルをそのまま拝借しましたが(申し訳ない)、これですけど、確かにつまんないかも(笑)。

ウチの奥さんが(海外出張も多い)外資系の会社に勤務していることもあり、その方面から否定的意見を何度も聞いていたので、特に飛躍したコラムには感じられませんでした。
コメンテーターとして登場するデーブさんは、アメリカ在住時(学生時代)から既に重度の加山雄三ヲタで、タレントを始めてまもなくの頃は「デーブ・ユーゾー・スペクター」と名乗っていたくらいの日本バカ一代です。話の流れで米国との比較論になっていますが、単純に質の低下を嘆き悲しんでいる様にも読めます。デーブさんの意見から具体的なモデルや事務所も思い浮かびますし、随分と気持ちの悪い世界に見えちゃうんじゃないかなあ。

では、米国のドラマが優れているかというと、日本でも昔のドラマは時間をかけて制作されていたので、あの時代なら充分に対抗できたと思います。なのでやはり2クール以上かけてじっくり作れるくらいの魅力を持ったコンテンツ(台本)が欲しいところだと思います。
そう言えば、「とんねるずのみなさんのおかげでした」で貴さんが二宮和也さんに対し「倉本聰系のドラマ『拝啓、父上様』が何故1クールなの?」と嘆いていました。まあ貴さんはそんな事情を考えてはいないでしょうが、1クールでは勿体無いということは本能的に感じているのでしょうね。
ただ国内で充分セールスが賄なえる現状では、そんな考えは出てこないだろうことも判ったので、先はまだまだ暗そう(苦笑)。

その一方でバラエティのアイディアの質は高いと感じていましたが、思った以上にフォーマット販売が進行していたのには驚きです。
ASAYANも各国にフォーマット販売していればねえ...まあ、実際「からくりTV」と似たような立場になりつつありますが(苦笑)。