しゅごキャラエッグ!(譜久村聖、佐保明梨、前田彩里)他/「しゅごキャラ!パーティー!」

見ましたよ。

始まる前は、「くじびきアンバランス」のような劇中アニメみたいな展開かな?とも想像していましたが、結局「おはコロシアム」とか「アニメロビー」っぽいスタイルなんですねえ。

テレ東の朝の子供番組的には、こういったスタイルは過去にもあったことですから、私は驚きもしませんが、「大きなおともだち」とも言われるアニメファンは、以前プロレスファンが味わった「ギブUPまで待てない!!ワールドプロレスリング」を見た後の状態かもしれん(苦笑)。今までマニア向けに書いていた作家さんだけに、子供向けを超えた期待感があるのは理解できますが、でも、子供向けですのでねえ。

(これと似たようなことが、単行本の付録DVDでも起こりそうな予感...)

今、子供向けアニメが減っていると思うんです。ってのは本来、本放送がある時間帯に再放送があったり、穴埋め番組に差し替えられたりしています。

その中でも、明日スタートする「ネクストプリンセス」もそうですし、この前の時間帯に放送している「極上!!めちゃモテ委員長」もそうですし、女の子に興味を持ってもらうためにあれこれと考えている。そういう流れの中の展開かなとは思います。あるいは、もうちょっと年齢層を下げておもちゃの企画を広げたいのかな?

今回の「しゅごキャラエッグ!」の3名は、これからアニメ系の仕事もさせたい女の子たちかなと思っています。前田彩里はアニソンライブ「HAPPY! STYLE」に出演していましたし、譜久村聖はもともと「ちゃおフェス」のコンテスト出身。この年代に色んなことを体験させるには丁度いいタイミングです。そういった力関係や将来性もあわせてチェックしていくと面白いかもしれません。

それと、こういうことになると、つんく♂さんが槍玉にあげられます。つんく♂さんは楽曲を提供はしているものの、「Buono!」や「ガーディアンズ4」そして「しゅごキャラエッグ!」のプロデュースはノータッチのはず。ただ、調子こいて楽曲提供しなければ、こんなことにはならなかったかもしれないんだよな。私の周辺のアニオタさんも、つんく♂嫌いの人はいる。イメージも考えて、ここは他の人に全てを任せたほうが良かったのかもしれない。