ハロプロはどこから来たか?(その3)

それでは、ワーナーパイオニア編です。

森高千里/二人は恋人
(→YouTube)
まずは事務所の先輩から。
大瀬楓ですね。

それでは過去に戻ります。

杉浦幸/悲しいな
(→YouTube)
1986年。
メイクが今風だったら、それなりに似ている子がいるかもしれないですが...ちょっと、なんともいえないですね。
もうこれ以上過去に戻るのはやめます。

畠田理恵/ソノ気にさせて
(→YouTube)
1988年。
おお、いきなりアップフロントっぽくなってきましたよ(笑)。デビュー曲での中森明菜路線で失敗して、なぜかお色気ソング路線に移行した時期です。この頃は他の事務所でしたが、後にリアルにアップフロントに移籍します(笑)。
そうだなあ、道重さゆみ森咲樹にエロい曲を歌わせる感じですね。
松永真穂もちょっとこの路線に近いかも。古川小夏も少しかすってますかね。
ちなみに大好物です(苦笑)。

笠原弘子未来派Lovers
YouTube
1988年。
彼女は声優ですが、アイドル歌手としてもデビューしてます。まだ「アイドル声優」って言葉がなかった時代です。面白いのは有線狙いで歌謡ポップス系のカバーソングのシングルを何枚か出していることで、これは今のアイドル声優にはない試みでした。こういうのは今のハロプロに通じるところですね。
ビジュアル的に似たメンバーはいませんが、この曲は小倉唯のレパートリーになっています。

藤谷美紀/転校生
(→YouTube)
1988年。
一時期「国民的美少女コンテスト」グランプリの歌手デビューもワーナーパイオニアが手がけておりました。
34丁目の奇跡」で当時小学三年生だった小川紗季を見たときの第一印象が「藤谷美紀に似てるなあ...」だったです。一時期は外れた感じでしたけど、また少し戻ってきた感じですね。

細川直美/バイバイBOYにしてあげる
(→YouTube)
1990年。
はい、有原栞菜です。
有原は声が横山知枝似なので、もう直球なんだよね。彼女が(岡田唯を除いて)エッグから一抜けしたのは、私はそういう理由もあるのかな?...とは思ってます。
だから...ってわけじゃないけど、私的には「辞めちゃいやだ、うえーん><」ですよ。

千堂あきほ/硝子のECSTASY
YouTube
1990年。
石黒彩を見た第一印象が彼女っぽい子かな...でした。ただこの当時、ワーナー系のワンナップミュージックでデビューするとは思わなかったんですよね。>モーニング娘。

森丘祥子/唇にラズベリー
(→YouTube)
1990年。
ちょっと似ている感じの子はいませんが、名曲なので掲載(笑)。ハピスタがあれば岩嶋ちゃんに歌わせたい感じですね。

佐月亜衣/神様のタイミング
(→YouTube)
1990年。
後の駒村多恵さんです。
似ている子はいませんが、いても不思議じゃないかも。真野ちゃんの「イントロでちょこっと弾いて後は歌」ってのの元ネタかもしれん。

西野妙子/純情可憐でごめんなさい
(→YouTube)
西野妙子/純愛狂時代
(→YouTube)
1991年。
ハロプロの原型はどのあたり?」と尋ねられたら、私なら「ビジュアルやサウンドワーナーパイオニア西野妙子」と答えます。サウンドやビジュアルといった心臓部はこのあたりです。まだ平成になって間もない時代ではありますが、もう既に「昭和歌謡」しているところが凄いです。ハロプロ渋谷系昭和歌謡路線をデフォルメしたものかなあ...とは思ってますが、まあ、つんくさんを渋谷系と呼ぶ人はいませんねけどね。

彼女は当初、観月ありさのライバル的な存在で、順調に行けばポスト中森明菜的に売れていたのかもしれませんが、事務所が倒産するなど不幸に見舞われたりして、歌手活動が順調じゃなかったです...ただ、サウンドの骨格が素晴らしいです。なかなかリイシューされないのが惜しいですね。
一応、後藤真希がいわゆる西野妙子路線ではありました。
ただ、もう一度チャレンジしたい感は伝わるんですよ。

ビジュアルに絞ると、デビュー当初や「純情〜」は和田彩花っぽくって、「純愛狂〜」は古峰桃香っぽい。
なので、どちらかに歌唱力があったら、もう即ソロデビューだったと言い切ってもよい(苦笑)。今はビジュアル重視で和田彩花なんでしょうけど、古峰桃香はステージでの表情や話し方が抜群に良いので、彼女も花咲くと良いですね。

加藤紀子/思いきり泣いていい
(→YouTube)
1993年。
名曲です。初期は良曲が多いですよね。
顔はともかく、声は矢島舞美です。声って重要ですよね。

こんな感じですが、いかがでしょうかね?

もうちょっと続くかもしれません。