ザ☆愛

はっちまんさん。

彼女に対しての「キャラを確立しろ!」って発言は未だに多いのですかねえ?

うーん...もう面倒なので、こちらで勝手にキャラ付けしちゃいます(苦笑)。

「ライブ」とか「コンサート」といった横文字にしちゃうと、話が見えなくなるので、ウチはあえて『興行』って言葉を使いますが、『興行』は技術(歌唱力など)だけでは成り立たないものです。

古きよき昭和のプロレスのように、得体の知れない悪役外人レスラーのギミックを地方巡業でブラウン管越しに見せ付け、その憎悪感で東京体育館とか蔵前国技館とかの集客をアップさせるテクニックは、『興行』としては一番大切なもの。じゃないと伝家の宝刀、空手チョップとか、三十二文ロケット砲とか、卍固めが絵にならない...って、まあ、つまりはそういうことです。そういえば、私は以前「高橋愛はジャンボ鶴田っぽい」って発言もしていましたね。

ただ、そういうギミック担当は他にもいると思うので、それは彼女には求めません。なんってたってメインイベンターですから。

私的にはむしろ「それでは最後に一言お願いします。」で的外れな発言をして、皆コケる...みたいな王道コントが最高に似合うんじゃないかな。

名言「ハロー!プロジェクトよ永遠なれ!」なんて正にそう。
ミスターの引退セレモニーじゃないけど、これは本来ゆゆたんが言うべき発言なのにねえ...でも、それがたまらなく心地良かったです。でもこれって「まだつんく♂さんが合同ライブを企画するんじゃね?」みたいな発言も含め、自分が「空気読めないキャラクター」と思われていることを逆利用したアナーキーな発言でもある。

以下はおまけ。

安倍なつみもsaraでしたっけか、シャンプーのCMの頃からソロ展開を十二分にイメージしていながら実際には卒業まで時間がかかりました。デビューしたときからのフロントメンバーですから長かったですよね。

確か「LOVE論」だったかな。つんく♂さんは「彼女は苦手なタイプ」だと言っておりました。それを読んだ時点では色々と噂がある*1ので大変だなあ(苦笑)...と思ってましたが、デビューが遅くなったことから、つんく♂さん的にはイメージが湧かなかったのかなあ...
純粋に、ソロはつんく♂さん以外の作家でやれば良かったんですけど、あの時は、つんく♂さん以外の作家が絡むことがご法度みたいな雰囲気でしたのでねえ。
その意味では、今の二重構造というか、アニソン用ユニットに用いられている『仮想マシン』的な手法が、もうちょっと前に存在していたらなあ...

ある種の諦観はありますが、後藤真希加護亜依(当時の辻希美もでしょうね)という才能を早期にリリースしたことでHello!Projectが受けたダメージは計り知れないものがありました。

はい。
あの当時の”早期”卒業〜ソロコンサート展開といった流れはどうだったんだろうなあ...今の状況をみると失敗と言われても仕方が無い気はします。
人気があるはずなのに蓋を開けたら「アレ?」ってのの正体は、彼女たちのメインの支持層は野郎ではなく、当時小中校生の女の子たちであり、年2回のSSA・横アリはともかく、高価なコンサートにはなかなか足を運べなかったからです。それが単純な理由。ただ、その層は消滅していない。辻希美のブログが人気なのがその証拠。単純に現場系野郎ヲタの数だけでは判断できない難しさがあります。

*1:秋元氏や小室氏のようにアイドルを食っちゃう系の噂ですよ。