とりあえず無題

どういう経緯での論戦なのかイマイチ分からないので「とりあえず無題」としときます。
横レスごめんさいでやんすの巻。

アンジェラスさん

私はハロプロの腐れDDでも山崎会長のイヌでもありませんので(苦笑)、

ははは(苦笑)。
でも私は、擬似腐れDDというか偽腐れDDですからね(笑)。なかなかその「親玉」さんの域には到達できないかなと。

それと、私も実は「○○ファン」という言葉あんまし好きじゃないんですよ。何をやったらファンになれるのか未だにわかりません。一時期使わないようにしようと心がけてはいましたが、代わる言葉がなかなか見つかりません。「○○好きなひとたち」「○○ヲタ」の方が良いかもしれない。

それはさておき、タレントの売り方は千差万別ではありますが、大切なのは、波にいかに乗れるかということ。それと、それを自分のキャリアアップに如何につなげていけるか?なんだと思います。

といった感じで、基本同意できるのですが、差分的な意見を以下に記します。

だから、まずは知ってもらう事。
知ってもらう事によって、評価は自然と後から付いてくるものです。

例えば里田まい
今は『おバカタレント』でブレイク中ですが、一般視聴者的には、企画系のCD群を通じ自然と「歌が上手い人」という認識が心の片隅に刷り込まれているはずです。
そして彼女が「歌手」であることに今でもこだわっているのは、おバカだからではなく、信念があるかならんだろうと。

似たタイプを過去に求めると、森口博子さんが近い。森口さんはキングレコード所属でガンダムの主題歌でデビューしたこともあり、アイドル歌手でありながらアニメ歌手的な活動をしていたのですが、当時バラドルとして人気だった松本典子さんと運良く同じ事務所だったこともあり、そのチャネルでお茶の間に浸透していきました。でも、彼女はその間も地道に歌手活動を続け、ガンダムの映画版のテーマソングで歌手としてもブレイクします。
まいちんの場合はそういったバックグラウンドには乏しいですが、何か活かせる部分はないかなと。今の企画路線ではなく、独立した”歌手里田まい”として。幸い歌唱力はあるんです。ただハロプロ好き界隈の中で評価されにくいのは、彼女は声に癖が無いからなのかあと。ただこれを世間に持っていくと歌唱力が引き立つという面白い現象が起きている。まあ周辺は素人然ではあるのですが、それだけではなく、邦楽全般でも高水準に位置しているかなとは思います。ぶっちゃけガンダム主題歌やってみるのも面白いですよね。

既に世間的な知名度が有って現状でもバラエティ番組やドラマ等に出演する機会の有る里田さんや松浦さんや娘。OGメンだけでなく、若手メンバーにも視聴者に顔と名前を覚えてもらう機会がほしい。
せめて新曲をリリースする時くらいは、ゴールデンタイムの歌番組に出演してほしい。。

うん、そうでしょうね。ただ私的には「ゴールデンの歌番組」より、日テレやフジの朝の情報番組の方が効果的かなとは思います。「ゴールデンタイムの歌番組」はその週たまたまビジュアル系ユニットがメインだった場合、ビジュアル系嫌いな人は見てくれないといった、他力本願に左右される部分が大きいのですが、朝の情報番組なら人を選びません。とはいっても「NHKしか見ません」な人はスルーしちゃいますが(苦笑)。でも若い子ならばそこそこ見るでしょうから、そこから話題に繋がるといいかなと。

ただ、そのためにはテレビ局にお金を落とさないといけなさそうな気がします。アレ(「○○さんから新曲プロモーションビデオが届きました!」みたいなヤツ)も実はお金で買っているのかなと。直接スポンサーにはなっていなくても、どこかでスポットCMを出さなきゃいけないとか、目に見えない部分で。

その先行投資は、どこから出てくるのかというと、AKBにおけるDoCoMoみたいに他社にスポンサーになってもらうと面倒なので自社で賄いたい...ってのがアップフロントの近年のやりかたではある。そうすると真野恵理菜の応援企画は何のためにやってるの?...という話ですよね。参加者は彼女に薄く広く投資していることになります。新人公演も似たような感じです。

話は変わりまして、3万円イベントとディナーショーについてですが、私も中澤さんや藤本さんにディナーショーばかりされるようになってしまっては、そうそう現場に行く事は出来なくなりますので、とても付いて行けません。

ディナーショーが打てるのはそれだけ人気や信頼がある証拠なので、私は非難はしません。ただ私は独身貴族(って今も言うのかは知りませんが)ではないので、そういう高額系は参加できないなあ。そういう話をする度にリアル嫁からは「この甲斐性無しがw」と罵られてますが(苦笑)、現実問題として無理がある。だけどやるな!とは言えない。

しかしながら、若い衆はもっと行けない。ベリキュー現場だと顕著なんですが、5千円/公演以上のライブ現場では20歳代後半から30歳代がメインであっても、CDイベ現場では平均年齢はぐっと下がる。中には若い衆を要員で使ったりする人もいまして、必要悪なんですが、それでも見たいという人との駆け引きで成り立つ部分もあり、まあそれもひとつの現実として認識するしかない。

そういう意味ではYouTubeを中心に、二次加工で楽しんだりするというヲタさんがもっと増えて欲しいと思います。今までテレビがそれを担っていましたが、今後はこの分野でしょうから。
有用な媒体は何もテレビやインターネットに限らず、ラジオもそうですし、少年漫画誌のグラビアでもいい。10代のファンが聞きやすかったり、回し読みできるなら、その方がテレビ以上の効果があるとみなしていい。
もし学校にPSPを持っていく高校生が相当数いるとしたら、Dohhh UP!の動画をPSPにダウンロード可能にするとかね。PVだけでなく、ちょっとしたトークや謎当て番組でも展開すると面白いことが起きそうな予感はある。「答えを知りたければ『よみうりランド』に来てね(は〜と)」とか(苦笑)。こういう仕組みは大手広告代理店経由を通さなくても、既存のフリーなテクノロジーを組み合わせても可能な手段です。リサーチとアイディア勝負で結構なことが出来ますよね。

テレビ番組への出演からユニットを結成→それぞれのメンバーのソロ活動活発化→羞恥心とのコラボで合同ライブ&紅白&歌番組特番への出演多数→タイアップ獲得と、極めて順調に活動してきたPabo
一方で、同じ里田まいさんが参加されているユニットでありながら、個々のメンバーのソロ活動とも連携していないし、ごく限られたファンにしかその存在を知られていない音楽ガッタス
この両者の違いって、一体何なのでしょうか?

ちょっと回り道かもしれませんが、里田まいvs音楽ガッタスといった比較だけではなく、音楽ガッタスに入っていないガッタスメンバーとの違いや、CDリリースをあきらめてしまったハロメンとの違いを先に比較した方がいいかもしれないです。
音楽ガッタスに入っていないガッタスメンバー」は柴田あゆみ藤本美貴。それぞれユニットやソロでの歌手活動を行っています。要は歌手活動を行っているハロメンと行っていないハロメンでは現場数が明らかに異なります。現場がないと、求心力が落ちるというか、観客動員数は明らかに減少します。他の歌手活動で十分それを補えるなら、音楽ガッタスは必要無いんです。

と考えると、本来ならば石川梨華音楽ガッタスに入る必要性は感じませんが、音楽ガッタスが始まった頃から美勇伝の動きが怪しくなったことから、既に道筋はあったのでしょうね。

里田まいの現在の活動はリスクのあるもので、それは番組の企画ユニットでかつ他社との合同ユニットであること。おにゃン子クラブと一緒です。スザンヌさんや木下優樹菜さんがヘキサゴンを踏み台にしているように、里田まいが今の活動を踏み台に出来るかが今後の活動の大きなカギを握ることもまた現実だったりします。本当の意味で彼女に固定ファンが出来、それを上手く音楽ガッタスにフィードバックできれば、それでいいんじゃないですかね。まだまだその域には達していませんが。ただもし達したとしても、彼女の場合、音楽ガッタスは辞める必要もないかなと。

とまあこんな感じで。
なんか、里田まいを熱く語るいぬいぬさんってのも珍しい感があるんですけど(苦笑)。やっぱ擬似じゃなくって真性腐れDDなのかなあ。>俺