℃-uteに何を歌わせたいか?(その3)

レス系。

かけもちさん(コメント)

こんにちは(笑)。

ハロプロサウンドイメージに近いのはワーナーパイオニアポリスターハミングバードポニーキャニオンを中心とした乙女塾系、それと酒井法子...だいたい1980年代末期から1990年代前半あたりですが、特に西野妙子の1stアルバムにはそれを感じます。今で言う昭和歌謡テイストがちりばめられた1stアルバムは名盤ですね。1990年代では一番好きかな。

西野妙子は「純愛狂時代」と2ndアルバムまでが私にとっては華で、もともと上手かった子なのに、この後ボイストレーニングの影響で個性(ハスキーでおきゃんな部分)が消えちゃったので萎え萎えです。ベスト盤は「新録」だったりするのでダメダメですね。

ハロプロは「ボイストレーニングの影響で声が変わって萎えた」ってのは無いので、それが私が支持する一番の理由ですね。ボイストレーニングはのどを潰さないようにするためのもので、「歌姫」製造マシンみたいな方向に行くのは感心しない。

ああ、ちょっと話が外れましたね(苦笑)。

で、先代の(ううむ、そうなるんですか(苦笑)ジュンジュンですが、『輝きの描写(スケッチ)』も好きなんですが、ロック調の楽曲に違和感を感じつつも後期の方を良く聴いてました。『シ・ン・ユ・ウ』は私にとって名曲でしたので。

うん、私も伊秩さんの「シ・ン・ユ・ウ」
(→YouTube)
は大好きですよ。

ロックビートというか『ロック化計画』はバンドブームに安易に乗っかりたいってのもあったのでしょうけど、TV番組がビッグバンドを止めたことと、ライブがロックバンド編成に変わった影響も多々あるでしょうね。もともとロックなハミングバード浅香唯で成功しましたけど、カテゴリが完全に分かれちゃっているCBSソニーは実を結びませんでした。先代ジュンジュンは個人的には良い感じでしたけど、1991〜2年に起きたCBSソニーのアイドル歌手大量リストラに巻き込まれちゃうんですよね...

それと。
サウンドでアーティストの「個性を増幅させる」のか、それとも「無いものを補う」のかってのは、とても重要なことですよね。
要は河田純子は持ち前の可愛さを「増幅させる」のではなく、ロックによってボーイッシュさを「補う」ことで魅力さを増した...ってことかな。

タイトルどおり(笑)℃-uteの話に移りますが、一見すると岡井ちゃん向けですけど、岡井ちゃんが既にボーイッシュなので、普通過ぎちゃう。むしろ素材的に乙女チックな子の方が向く感じですね。なので鈴木愛理向けかなと。その意味では乙女チックラインな嗣永桃子夏焼雅鈴木愛理のBouno!は良い意味での『ロック化計画』なんだと。
ロビケロッツはその逆で、昔なら安易にロック化計画されそうな新垣里沙岡井千聖中島早貴を、趣味性の極めて高い幼女風衣装&サウンドで飾り立てた。まあ、緻密な計算なんて無いと思いますが、さすがはアーティスト事務所なんだなあ...って思います(苦笑)。