ルーツオブミュージック系(その18.1)

takajunさん(コメント)。

私的には、「MADAYADE」のイントロを聴いた瞬間に、Mi-Keの「ブルーライトヨコスカ」が真っ先に思い浮かびました。どちらの曲も、「ベンチャーズっぽさで遊んでみた」というイメージがありまして、似た雰囲気を醸し出してるかなぁ〜?と。

そうですね。ルーツはベンチャーズと言っていいでしょう。
当時は他にもエレキギターバンドはおりましたが、日本で特に支持されたのはベンチャーズでした。
系譜(掲示板風)はこんな感じです。

ベンチャーズ

加山雄三 ←今このへん

ワイルドワンズ

まあ、俗に言う「湘南サウンド」です。あ、「湘南サウンド」だとサザンオールスターズを思い出すかもしれませんが、ルーツ的にはこちらです。
Mi-Keもグループサウンズや「湘南サウンド」をベースにしていたと思うので、まあその流れには入っていると思います。ただ今回はワイルドワンズほど潮風をイメージする感じではないので、”エレキの若大将”加山雄三止まりかなと(苦笑)。

ちなみに、UFWだと先日リリースされたtwe'lvの「青春おでん」もそうですね。似たようなサウンドが続いたのは何故だろう???

話をBerryz工房に戻しますが、「ビートは今風のままギターサウンドを和風テイストにしている」のは『有線狙い』なのかもしれません。
というのもBerryz工房は有線で地味ながらヒットを飛ばしています。「ビートは今風でサウンドはレトロで」は「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」もそう。ただ、こちらはあくまでも洋風テイスト(「ドゥ・ワップ」)路線。当時はさほど効果が出なかったのかもしれませんが、和風テイスト路線に変えてから効果が出始めてきた模様です。このあたりはデータ不足なので推論ですが...私がそれを知ったのは「ジンギスカン」以降です。確か希さんのエントリだったかな。

具体的にどのチャンネルでイイ感じ(笑)になっているのかまでは知りませんが、有線を好む層に受け入られていそうなことは確か(アクション的には演歌に似た感じです)。とすると国民的アイドル化のチャンスがあるということです。「IQサプリ」への出演もその一環かもしれませんね。まだまだ駆け出し仕事っぽい感じなので、昔からのファンにとっては扱いが歯がゆい部分もありますが、これを超えていかないとね。