ハロプロエッグ/「2008ハロー!プロジェクト新人公演9月〜芝公園STEP!〜」(その3)

つんく♂

それと、大阪の特徴は
同じキーワードを二度繰り返すことです。

俺は大阪人かいな(苦笑)?

そんなことよりこっちの話。

同じく

でも、何がすごいって自分で言うのもなんやけど、
本来新人たちというのは誰も何もしらない中で
行うのが順当なのかもしれませんが、

これは「ストリートライブ」ではなく、POPJAMのブレイクレーダーみたいなものをイメージしていると想像できますが、何度やってもBerryz工房のケースと一緒かもしれません。
そのPOPJAMを含め、メインアクトの目当て客の中で、どう新人に興味を持ってもらえるか?...ですが、目当て客の求めているものに重なる何かがあればキャッチーですよね。その点では、初期の℃-uteや今の真野恵里菜のようなオープニングアクトは正統派です。ただ、そこに信頼関係ないといけない。近々では、NGP!が夏にハロプロエッグ選抜を通じてハロプロヲタ大量投入を試みましたが、結果、空振りでした。これはあからさま過ぎたのかもしれません。

ついでに(参考までに)。8/30のSSAのアニソンライブに「可憐Girl's」が出演したのは、アニソンというつながりがあるから。仮にそこにTHE ポッシボーを出演させてもあまり効果は無いはず。アニソン番組のOPを歌っているとは言え、実質アニソンではないのですから。でも、平野綾の妹分として小川真奈をフィーチャーしたら効果はあったかもしれない。その意味では、HAPPY! STYLEも出来たら小品でもいいのでオリジナルの主題歌をリリースして、それを足がかりにして展開しないと、結局『アニソンを歌うアイドル集団』というレッテルを貼られそうで、そこが恐いところです。

彼女たちにはハロー!プロジェクトの歴史があるので、
ヒット曲という強みがあるのです。

なので、お客さんの体に染み付いた曲への愛情ごと、
ライブが盛り上がるんですよ。

うーん...確かに「盛り上がれば誰でも良い」という意見も少数派ではないとは思いますが、ハロの場合にはオールスタンディングより座席指定の方が人気がある。今回のレポでは特に「成長ぶり」を語る人が多かった気がするのは、「それは曲の良かったからで、気のせいだよ」的な着地点を求めるのはちょっと不自然かもしれません。

そうやって鍛えられ、彼女たちはスターになっていくのかもしれませんね。

また一歩ジャニーズ的にはなってきていますね。この積み重ねでファンを増やすのは王道的手段であって、私も嫌いではないのですが、ジャニーズの場合は全国区でそれをやっている。だけどハロプロは東高西低。さらに、北海道東北も弱くなりつつある。そこを無視しないで欲しいです。
ただ、それは「新人公演で全国ツアーを!」といった無茶なものではなく、テレビや雑誌など全国規模の媒体を使った地道なプロモーションと両輪でお願いしたいところです。さらに『下部組織』であることを伝えながらです。じゃないとAKBの様に当初『下部組織』的コンセプトだったはずが...となってしまいますので。目標とそのプロセス感が共有出来てこそのエッグですから。