後藤夕貴、小川真奈(おがまな)/アニメ「ヒャッコ」レギュラー出演の模様

おめでとう!!!

と、素直にゆいたいですが...

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ウチでも何度か「TNX秋葉原進出しているのに、メディアミックス戦略がアレなのは、もともとアキバ系に興味が無いからでは?」と指摘してきましたが、それを裏付ける発言がちらほらと。

おがまなは過去にも声優実績があるし、
ごとぅの声もすごくチャーミングなので、
声優に向いていると思う。

オーダーが来るのもなんか意味がわかる気がします。

やっぱ、プロはそういうのを見ているですね。

うーむ、他人事ですな。
それより問題はこれ...

彼女たちは歌手なので、銀の斧も金の斧も必要なく、
自分の使いなれた斧(歌声)だけを大事にしていれば
それでいいんだけど、
声優であったり、役者であったり、
時にはバラエティであったり、グラビアしかり、
すべては歌手としての経験値を上げるためのもので、
それを専門にやっている人にはかなわないのだから、
勘違いしないようにしないといけないよね。

...の...

それを専門にやっている人にはかなわないのだから、
勘違いしないようにしないといけないよね。

...については、多分に「wikipedia:声優」の↓のあたりの意味と同義のことを言いたいのだと思う。

声優と芸能界

アニメファン・声優ファンは、歌手やタレントのことを声優と区別して「芸能人」と呼ぶことが多い。声優も芸能人に含まれるのだが、声優は 演劇から派生した職業であり、アニメ・映画の吹き替え中心で独自の発展を遂げたことが区別される理由だと考えられる。

歌手やタレントは知名度を期待されてアニメや吹き替えで重要な役の声優に起用されることがある(大抵はテレビ局や所属事務所の一方的な話 題作りや宣伝行為で起用することが多い)が、演技がかみ合わないことが多いため、実際に声の出演の訓練を受けキャリアを積んだ俳優・声優 が軽視されていると批判する意見が多い。特にスタジオジブリ制作のアニメ作品は日本映画トップクラスの観客動員数を誇るだけに、歌手やタ レントの声優起用が毎回批判の的になることが多い。

最近はあまり聞かなくなったのですが*1、「歌手のドラマ出演」と「歌手のアニメ出演」を比較すると、後者の方が明らかにマニアの批判の目にさらされることになる。まあ前者は元々そのアーティストの支持層と重なる部分も強いからソフトな論調になるだけなんですけどね。という意味では月島きらりは特殊ではあります。
なので、単純に「無理すんなよ」「今はそこそこにね」っていうことなのかもしれないし、アニメ事務所を抱え、さらにスペクラとも接近している昨今の状況に対してチクリとやっているのかもしれない。というのもこの日のブログには声優活動云々の話は書いていなかったことから、ニュアンス的には後者にも読めなくもないです。

とはいえ、wikipediaを読んでいると「当初はネームバリューであっても演技力がしっかりしているのならば認めます」的な姿勢も感じますし、それ以前に今回のケースは世間的なネームバリューはない。
なので、当の本人たちも読んでるであろうブログに書くべきことなのかはちょっと疑問。というのもスペクラには本当の意味での人気声優さんが所属しているし、南青山少女歌劇団の曲をやっている(≒ルーツにしている)のであれば、そこは大切にしてほしい部分ではあるんです。当の本人たちは決して遊びじゃないと思うんですね。

ただ...

歌手が声優やるからおもろいし、歌手が役者するからおもろいし、
歌手が格闘の試合に出るからおもろかったり、
いろいろは経験値やと思います。
でも、たしかにそんな中で自分の本質に気づき、
そのまま本当の格闘家になったり、役者になったりするのも良し。
ただし、そうなったら、きっとその人は1日24時間のほとんどを
格闘技のことであったり役者のことを考えていると思う。
それが人生なんだよね。

もちは餅屋ということです。

も、わからなくはないです。というかUFGの哲学ですよね。歌手なら歌手やれ、役者なら役者事務所へ行け、バラエティタレントなら和田薫...

ただ大手事務所によっては、売れっ子は歌手兼役者兼CMモデル兼...というポリシーもある。ジャニーズのように何でもやらせるところもある。そういった事務所との比較論は今回は考えていませんが、スペクラはどちらかというと「事務所的には幅広くやっているが、タレントの長所を活かすために仕事は絞る」という意味で、UFGと割と近い存在ではあります。さらに、UFGは「演歌・フォーク&ロック・女性アイドル歌手・バラエティタレント・芸人」だとすると、スペクラは「モデル・劇団・俳優・声優・歌手(アニメ歌手含む)」というところで、あまり重複しない。ただその中でのスペシャリストは目指しているのは変わらないでしょうから、「歌手が声優やる」ことの「妙」を追求するのではなく、あくまでも小川真奈はプロの声優であるということですね。

と、同時にその比較対象に後藤夕貴がいるということも忘れちゃいけない。とはいえ勝ち負けは好きじゃないので(苦笑)、お互いがんばって欲しいところです。

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ザ☆余談。

ちなみに、NGP!は何のプロ集団なんでしょうね?

ハロプロとの物理的な違いはいくつかあるでしょうが、あまり指摘されない部分として「演劇DVDは一般発売するが、ライブDVDは消極的」というものがあります。

これは何を意味するんでしょうね?

*1:私の周辺だけかもしれないけどね。