THE ポッシボーの問題点について(その7)

まだまだ続くよ(笑)。
タイトルも変えました。「距離感」総論レベルの話は、暇な時にまとめ直します。

ホンダ。さん

ハロプロエッグから“選抜”された6人組

そう、ポッシはエリート集団なんです。境遇的には℃-uteよりBerryz工房に似ていますね。
Berryz工房のヒストリーDVDや、℃-uteのインタビューを繋ぎ合わせると、どうやら(ダンス)レッスンを通じた成績優秀者(というか覚えの早い子)が今のBerryz工房になった経緯がありそうですね。ポッシもハロコンでのエッグ選抜チーム(概ね6人編成)のメンバーが基礎になっており、何度か入れ替えて今の形が出来ている様ですので、ベリ同様、選抜チームではあるんです。ハロコンでは公演中に微妙なレイアウト配置の修正などがありますが、それに対応していたのが現在のポッシメンだったりしますので。

Berryz工房は2004年、中野サンプラザにて大々的に発表し、3ヶ月連続リリースで華々しくデビュー!...でしたが、その当時を振り返る人は殆どいません。何故なら当時は惨憺たる有様でしたので。デビューしてまもなくスタートしたラジオ番組の公開録音イベントは300人程度。その頃avexから運悪くSweetSがデビューし*1、POPJAM(当時)のブレイクレーダーで直接対決がありましたが、圧倒的に支持されたのはSweetSでした。まあこれは一般人のライトな目ではありますが、同時に残酷でもある。
当時のキッズヲタさんの総数は千人に遠く及ばない感じでしたし、その中にいた私も子供の遊びレベルにしか思えなかった。原宿のフラッグの盗難がワイドショーで報道されたのも印象が良くなく、ロリコン的なレッテルが貼られたりもしました。

これって、多分、誰かさん*2の妄想の中では、「スタートダッシュで大ブレイク!!!」だったのでしょう...ただ現実はそうは甘くは無かった。でもここで「失敗→ご破算」としなかったことが良かったですし、後の℃-uteのプロモーションに大きく役立ったと思います。

ポッシはその℃-ute流の「インディーズデビュー→メジャーデビュー→賞レース参加」をトレースしているようですが、前回書いたように、境遇的な立ち位置がBerryz工房同様「勝者」なので、感情移入する余地が少ないんです。当初はMCが下手糞でそれが話題でしたが、飲み込みが早い子達なのでどんどんクリアしていくんですね。その成長具合をきちんと露出してあげれば良かったのですが、肝心なところで絞り込んだことによって、その機会を逸しました。もの凄く勿体無いことをしましたね。

ちなみに、Berryz工房オリコン上位に顔を出すようになった要因は、曲の良さもありますし、2004年の文化祭でのイベントで人が集まったこともありますし、ダブルユーとの合同コンもありますし、応援スタイルが一緒に踊れる(オドリスト系)ってのもありますが、ラジオ番組の続行が大きいです。それと(結成当初の)少女漫画誌イベント。これで若いファンが結構ついた感じですね。
ポッシもラジオ番組がスタートしましたが何故かポッシからは1名だけ...これってどうなんでしょうかねえ?

文句ばかり言ってると粘着馬鹿だと思われますので、次回では軽い提言もしてみますね。

*1:このユニットもASAYANの後番組の企画から作られたユニットなので、親戚みたいなもんですけどね(苦笑)。

*2:プロデューサーはあくまでもサウンドプロデューサーでしょうから、誰が本当の仕掛け人なのかは残念ながらわかりません。