キャナァーリ倶楽部、ハロプロエッグ/愛称について

マーライオンさん

キャナァーリ倶楽部については、私は全くわかりません。こういう公式サイトでもニックネームで書かれると、無機質な記号にしか見えず興味すら出てこないんですね。私がメルマガの番組出演情報やイベント情報などでキャナァーリ倶楽部にまで手を広げないのは、これが理由です。

ああ...実は私もそうなんですよ(苦笑)。無味乾燥なんですよね。愛称って他人からつけられたり、自然につくものなんですが、イメージのわかない愛称をつけられても顔と結びつきにくいし、結局元の名前も覚えないといけないので、それだけで興味が薄れます。
私は将来のことも考えて(キャナァーリ倶楽部の活動は彼女達にとって青春の1ページであることも考えて)名字や名前で彼女達を呼ぶと、知り合いはちゃんと所定の愛称(つんく♂ネーム)で読み替えるという、端から見るとちょっと気持ち悪い現象が発生します。

興味のない部分では、情報捕捉をしようとも思わないですし。

私も情報を流したりすることはありませんが、別の理由があります。それは別項に書ければいいなあ(苦笑)。

ハロプロの新人公演は1回目(渋谷C.C.Lemonホール)と3回目(品川ステラボール)に行ったのですが、特設サイトで事前公開されるセットリストを印刷して持って行くのですが、そこにはメンバーは苗字で書かれているのにMCでの紹介がニックネームだったりするので、ここでもエッグの顔と名前がなかなか一致しないです。人数が多ければ多いほど、まずはちゃんと名前を覚えて貰うのが大事なはずなんですけどね。

これも同感です。
さらに「のっち」「かにょん」といった自身もブログを持ち、元々あった愛称が認知されている子以外は、つんく♂さんが第1回開催時に勝手に付けた愛称を、今でもしつこく使っているのですが、そんな子達にも元々のファンが付けた呼び名があるので、さらに混乱しています。ちなみに私は下の名前呼び捨て派です。「俺の○○」ってやつだな(苦笑)。呼び方は十人十色、だけど実名はひとつだけ。どちらを優先すべきは直ぐに判断できそうなものなんですけどね。

それと...

オーディションや地方公演も行う予定で、つんく♂は「地方の活性化になればうれしい」と話した。
となってるんですけど、どうなっちゃったんでしょうね。

純粋な劇団系のオーディション合格者はGTT倶楽部だけですかね。「眼鏡っ子オーディション」はタイアップ企画ですし...
地方公演は、当初付いていた「タウン」が抜け落ちちゃったので、もはや構想外なんでしょう。どれだけ営業をかけたのかは判断できませんが、もし真面目に取り組んだとしても、地方財政・経済も厳しい状況ですので、なかなか難しいかなとは思います。
ただシアターとは直接関係ないかもしれませんが、昨年は甲子園地方大会テーマソングとか、大晦日に大分でイベントなどもありましたし、今でも地方局へのプロモーション展開をやっておりますので、そのあたりは大切にして欲しい部分ですね。

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ついでに。
何故、愛称オンリーになったのかを考えてみます。

振り返ると地方発のアーティストって、氏名ではなく下の名前を芸名にする傾向があります。古くは沖縄アクターズスクールのMAXとかFolder5とか、札幌発のZONEとか、こちらでもココナッツ娘。カントリー娘。がそうです。ただこの場合はすべて下の名前を英文字にしたり、ひらがな(カタカナ)にするパターンですので、厳密には愛称とは異なります。地域によっては読みにくい(書きにくい)名字だったりしますので、それを解消する役割もあるはずです。

キャナやポッシの場合はそれとは異なるもので、愛称の元ネタは「ローカルアイドル(ロコドル)」だと思われます。その代表格だったSHIP(wikipedia:SHIP)はモロそうですね。Perfumeも広島時代は愛称メインで活動していたと思います。ロコドルはキャンペーンキャラクター的な要素が強いので、こうなってしまうのだろうと思いますが、キャナァーリ倶楽部ポッシボーと比較してもロコドル的な活動がメインだと思いますので、それに倣い実名すら省略したのではないかと思われます。

ただ、逆に考えると愛称オンリーだと、いつまでたってもそこから脱出できません。上に書いたユニットメンバーですら第2のアーティスト人生で相当苦労していますので、なおのことです。再び実名で活動することは、すなわち過去との決別なので、今のファンにとって不幸な未来がやがてやってきます。

あと、知り合いの中には石丸電気のあの雰囲気を「合法的に児童の手を握って話せるお店」と言っていた人がいます。これじゃあ愛称じゃなくって源氏名ですな(苦笑)。

私的には最初から実名で活動させるべきですね。
プロデューサー兼代表取締役さんは「『私はアイドルです』って言うな!」って持論があるはずなんですが、やってることは違うんですよね。なんだかなあ...という気分です。