THE ポッシボー/「初単独ライブ2008春〜横浜☆恋のキャッチボー〜」(その2)

トラバレス。

マーライオンさん

FCはアップフロントインターナショナルですから、馴れていないってことはないと思うんですけどね。

同じグループ内の閉じた世界ですので、どこに原因があるかは判断しにくいですが、上のエントリーでの私の意見を応用すると、販売スタッフ(UFI?)は指示された時刻での販売業務を受け持っているだけでしょうから、混乱を招いた責任は販売スタッフではなく、むしろ指示した側かなと。

公演中に、アーティスト「次回の公演が決まりました!」客「わーい!」はどこでもありがちな光景ですが、TNX系アーティストは終演後にそのチケットを売ることが多々あります。ただその場で販売するチケがFC(その当時は時東ぁみFC)のチケットより悪い順番だったり、会場にいる人全員が購入できる数があったり、そもそもその現場の人数自体が少ないので、混乱はさほど起きなかったと記憶しています。

今回はそのノリでレアチケットを売っちゃったのがマズい。特に感動の頂点にいる瞬間です。

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ついでなので、違うケースを考えてみます。
もし仮にモーニング娘。卒業コンサートのMCで、本人から「私の卒業記念のサイン色紙付き生写真セットを、終演後、限定100枚発売します」とアナウンスされたら、さあどうしましょう?
卒業式を見ずに並らぼうとする人がいたり、会場推しの知人に携帯で依頼する人もいるかもしれません。そういう人たちで列は既に出来あがり、本当に彼女が好きな方の多くは確実に購入できないでしょう。

この場合、誰がこの企画を持ってきたかが外からは見えません。UFIは会場内でのグッズ販売以外にも、グッズの企画制作も受け持っていますので、UFIのアイディアかもしれません。あるいはコンサートのシナリオを書いているJ.P.ROOMかもしれません。ただそれに対して最終的な判断を持つ人がいるはずなんですね。その人が責任ある判断をするべきかなと思います。

とまあ、こんなことは誰でも「ダメだろw」と思うので、今のところはあり得ませんが、UFGはスタッフも、場合によっては幹部も入れ替わる会社ですので、今後はわかりません。
というのも、以前にも書いたことがあるのですが、TNXはある意味「グループ内ベンチャー」であって、未来の経営者の育成も兼ねているのかなと想像しています。なので、これがこの段階で起きたことは、当事者の皆さんには悪いですが不幸中の幸いなのかもしれません。

歌手は現場が命でしょうから、現場が何をやったら好かれて、何をやったら嫌われるかを把握する努力をして欲しいところです。