音楽ガッタス/「音楽ガッタス ファーストコンサートツアー2008 春〜魅ザル 祝ザル GOODSAL!〜」@日本青年館(その3)

続き
今回は細かい印象等。
他所ではあまり見かけない視点で。

セットリスト
前回リンクし忘れました。
ASA板を参照。
でもセットリスト系の話はしません(苦笑)。

Wink誕生20周年記念隊?
衣装は前半がフリフリ系。後半がストリート系でまとめています。
フリフリ系の衣装はTシャツの色に合わせたものですが、Winkっぽいというか、それをさらに派手にした感じです。んで「心の谷間」(能登有沙真野恵里菜)のデュオでそれっぽさが爆発します。曲調はユーロビートではないですし、オルゴール人形のような緻密な振り付けもありませんし、二人の声もアニメ声優チックなエフェクトがかかっているので、厳密にはWink路線では無いのですが、ビジュアル的に鈴木早智子能登有沙相田翔子真野恵里菜といった感じには映りました。
自宅に戻り、気になったのでちょっと調べたところ、ポリスターではWinkの20周年記念盤をリリースされているようですねえ。
うーむ、これってそう感じただけなのかなあ?...めっちゃ気になるところです。

エルダ系スタンダードの模索?
一方、後半のストリート系の衣装は厳密には仙石・澤田がズバリで、武藤がそれシフト、他はカジュアルかつ軽快な感じです。仙石はパーカー風ですが、凝り過ぎちゃったか当初フードを被っており、表情が判り難い感じだったのか、11日はフードは外されましたね。 真野はピンクのスカジャン+ホットパンツという素晴らしい格好です。後ろにウサギさんとかは描かれていませんので、多分に市販のものかもしれません。
紺野あさ美は黒っぽい衣装にドクロマークが入っています。でも全体的には可愛らしい格好。 ちゃまさんのところに眼帯姿の紺野あさ美の画像がありますが、こんな感じの普通の眼帯姿でした。早く直って欲しいっつー純粋気持ちと、フェティシズム系マニア心をくすぐる何かが半々で、私的には大変悩ましいところです。
この衣装は「BE ALL RIGHT!」がメインで、ウエストサイドストーリー的なミュージカル要素も取り入れています。 他の曲でもそうですが吉澤ひとみの立ち振る舞いが宝塚的でめっちゃいい。ダンス云々というより「立ち振る舞い」が。それもあって、全般的にショータイムっぽい雰囲気もある。
ただその中でも「お先にすんずれい」は異色。おニャン子パロディーソング風味ですね。ダンスはハロプロ流ですが。ただこの曲とカバー以外は基本ワンダではなくエルダーの延長線上にあるダンスですね。

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以降はエッグメンの印象と私が感じたスペックを紹介。
tatsuさんのパクリ風ですが、順番は人気順で*1

能登有沙
Tシャツの数から言えば能登と真野は伯仲している印象ですが、やや能登がリードしている感じではある。
能登有沙ファンによると、どうやら腐女子らしい。断言は出来ませんが、ブログやラジオの断片的なものを繋ぎ合わせると、そうなるらしい。確かに男心のツカミは上手いよね。なのでとっととカミングアウトして、その手の子が好きなお兄ちゃん(含む俺)のハートをゲットするのもアリかもしれない。これはハロメンではやっていないアプローチではあるので。
んで、そういったバリバリの文化系仕様の子なので、終盤のホカホカテカテカぶりは群を抜いている。汗マニア(含む俺)にはたまらんちん。
声もアニメ声に近い。幼い系。

真野恵里菜
一般的にこういった可愛いタイプの子は、逆に自分を傷つける方向に行ってしまいがちだが、彼女は大丈夫だろう。何故なら真野はDVDパンフレットを見たところ松浦亜弥を崇拝しているから。
よって心技体のバランスがいい。
顔に目が行きがちだが、お尻の小ぶり感がいい。
声質は能登よりもやや低め。話し方はちょこっとだけ幼さが残る感じ。
懸案事項は音痴を直すこと。ただこれが完璧だったら今頃彼女はモーニング娘。だったかもしれないし、ソロプロジェクトに組み込まれていたかもしれない。
ダンスは下半身がやや弱い。パカパカが上手くない。ただ「ダンス」より「振り付け」感のあるほうが彼女向きではある。これも松浦イズムだね。
慣れてきたのか周りを見る余裕が出てきましたね。目線が合うと秒殺必至かなと(笑)。

武藤水華
急激にファン数を伸ばしているのが彼女。
武藤はこの世界に憧れてはいるものの、自分はスポーツ一筋で無縁だと思っていたはず。なので「お前可愛いな」に対する免疫が多分に無さそう。なので「可愛いな」と言ってふにゃふにゃにさせたい気分になるよね。
それと確か高橋ヲタだったよね?...だからかダンスに対して真摯な姿勢はある。でも自分は「可愛い」より「かっこいい系」の方が向いていると勝手に思いこんでいるのか、コレオグラファーの指導のもとなのか、それとも体型的(骨格的)なものなのか、吉澤先輩のダンスに結構似ている感じです。足さばきは一番上手い。
チャームポイントでもありウィークポイントでもあるのは話し方。一番似ているのは岡井姉さん...というよりクレヨンしんちゃんっぽい。恥ずかしいのかMCも早口なるので、少し落ち着いた方がいいかな。それでも(指摘されたのか)11日夜は大分進歩しました。
DVDパンフレットによると料理好きらしい。ただ男の子に好かれるためとかそういう媚びた感じが全く無いのがいい。スペック的には申し分ない。

是永美記
DVDパンフレットによると性格は涙もろい。うん、確かにそういうシーンは見かけたことがある。
それとMCでも必ず本来の活動と対比したトークをする真面目さがいいね。
その真面目さはダンスにも表れている。ハロ好きで意外に可愛いところもあるんだけど、自分がダンスで足を引っ張らないようにと頑張った結果だと思う。踊りはオーソドックスなので、振りコピしたい人は、(座席位置もありますが)彼女にナビゲートしてもらうと、結構すんなり入れると思います。
ステージ上ではエッグと同等でしたが、次回作があれば、吉澤ひとみ2号的なこともやらせても良いかもしれませんね。あるいはコテコテのフリフリでもいい。
声質は聞き取りやすいハキハキした声ですね。歌でもそう。将来スポーツナビゲーター的な仕事をする機会があれば武器になるね。

仙石みなみ
この順位なのは、MCでのアドバンテージが弱いため。なので純粋にビジュアル+性格で推している感じかも。
仙石は強度のぷにぷに系ですが、意外にも中学時代は陸上の中距離選手。この体型で走る姿は想像できないんだけど...ただ、後半のストリート系衣装で彼女はパーカー+パンツといった通気性の悪そうな衣装に身をまといつつも、一番汗かいてない。他の子は前髪で額の汗の量がわかるが、彼女はそれがない。
体型的におっとりまったりタイプなんだろうな...とは思いますが、芯の部分で気が強い子なのか、ふにゃふにゃタイプなのかがイマイチつかめません。これが判るとグッと伸びるかなとは思います。
ボーカルの安定度は多分にガッタスエッグの中では一番かもしれないです。
それと彼女はエッグ唯一の上京組なので、STKに狙われやすそう。偶然なのか、BARKSの中の人はじめ業界人人気が強い印象もある。ちょっと注意して欲しいところですね。
DVDパンフレットによると武藤水華とオーディション最中から既に仲良かったそうなので、もしかしたら応募当初は彼女もスポーツ枠なのかな?なんて思ったりもして(あの時はフットボールに限定しておりませんでしたので)。ちなみに彼女の初お披露目はスポフェスのキックベースのSBO役だった模様*2

澤田由梨
俺一推しだからこそ言えることですが、この中では一番人気のない子です。何処を見てもツカミどころがないのか話題にならない。なので現状の由梨ヲタはビジュアル推しか「干され推し」のどちらか。
理由は単純で、MC系では個性を殺されているから。他の子は自分をアピールするタイミングがあるのですが、彼女は亀戸イベでも青年館でも告知役だったり「2階の人は元気ですかあ?」的な役回り。これじゃ上級ヲタ(笑)でもスペックがつかめないです。なのでここはボリュームアップで書きます。
古参ヲタ的なアプローチですが、彼女の経歴を振り返ってみます。ポッシ結成以前のハロコンのバックダンサーは全員で踊る曲の他に、少人数で踊る「選抜隊」的な曲が用意されていました*3。「選抜隊」は概ね6名で、これがハロコンの度に若干入れ替わり、時東ぁみライブ@中野サンプラザのバックダンサーに抜擢され、最終的はこれがTHE ポッシボーになります。で、一貫して採用されたのは諸塚・澤田・秋山の3名。当然、時東@中野までは彼女はステージ上にいましたが、結局ポッシボーにはならなかった。理由は不明。学業優先なのか、眼鏡強要が嫌だったのか(苦笑)。
それでもGyaOの「エコ研」に抜擢されたり、(音楽)ガッタスに入ったり、ソロパートも目立つところに起用されているのは、上層部には好かれている(期待されている)証拠ではある。
ただ、ことライブのMCでは、悪く言えば干され状態。ライブのシナリオは(DVDパンフレントを見ると)J.P.ROOM方面の人(つんく♂さんのブレーン的な方)が書いているので、マジヲタ的には「J.P.ROOMとなんかあったのか?」と疑う気にもなっちゃいますが(苦笑)、実のところはあまりアドリブが得意じゃない子の様ですね。それがすなわち紹介時の「天然な子」なんだと思われます。定型MCは変な発言をして客がドン引きしないようにするための優しさなのかもしれませんが、私的にはどんどん変な発言をして舞台をかき回して欲しいところです。

以上です。
tatsuさんはここで強引に三令ちゃんの話に突入するけど、私は割愛(笑)。理由は俺の俺だけの杏里だから(苦笑)。

さて、これはエッグ全般に言えることですが、(音楽抜きの)ガッタスの活躍の場はスポーツ振興イベントが中心となりますので、「ヲタ客を連れてくる子」よりも「(テレビ的知名度により)その場の一般客を満足させる子」の方がよい場合があります。ベリキューが前者だとすると、里田まいは後者の代表。イベントで歌披露があった場合、前者オンリーだと『ある種の宗教集団』以上の印象は持たず、二度と呼んで戴けなくなる可能性は高い。でもそこに里田がいると「へえ〜里田が歌っているの初めて見たよw」と注目してもらえるし、「けっこう可愛い子いるじゃん」と思ってもらえる*4
なので、単にヲタ狙いだけではなく、そういうアプローチを展開して欲しいところです。まあ全員ではなくてもいいので、一部の子でもそうなって欲しいね。

ちなみに「りかよし」は両面持っている凄いヤツらだね。女性ファンも多いので、めっちゃ武器になる。

*1:11日昼2階で見た印象に基づく。

*2:エッグオフにメンバー別DVDを持ち込んで検証した頃が懐かしい(笑)。

*3:今は「ちっちゃい子」と「そうじゃない子」別ですね。

*4:俺がたまに発狂したときに言う「娘。に土岐田麗子入れろ!」っつーのも似たような理由。まあ無理だけどね(苦笑)。