ハロプロエッグ/「2007 ハロープロジェクト 新人公演11月 〜品川で会いましょう」@品川プリンスステラボール

行ってきました。
長文なので袋とじムフフ企画で。

現地に着いたのは開場1時間前。まずはグッズ売場へ。ステラボールのグッズ売場はロビー内に入って購入することになるので、開場30分前に一度終了するが、そのちょっと前に購入を済ます。さほど並んではいなかったね。というかもっと早く買っているんだろうな。>みんな

客の入りは800〜1000人。まあ入った方だと思う。キャパ約1800なのでガラガラに感じるかもしれないが、ステラボールは横長で奥行きがない。なのでステージ分の幅のみで考えるとせいぜい1200人程度のライブハウスと同等だろうと思う。
よってステージ横のエリアはかなり空いていたのだが、そこは車椅子の方以外はシャットアウトしていたようだ。

私は昼夜ともセンターポールの後方でまったりしながら、ステージ全体を観察。とはいえ20名を超えるメンバーを総て観察するのは不可能に近いので、昼は上手側、夜は下手側を集中的に観察。
昼公演の開演前に例の「○○食べたい」「おがわっしょい」といった、相変わらず芸の無いコールをする人達が近くにいたが、空気を読んだのか後方へ移動したようだ。

セットリストは下記参照(苦笑)。
セットリスト | 2007 ハロープロジェクト 新人公演11月 〜品川で会いましょう〜
消えた場合はこちらをどうぞ。

応援スタイルは、前回までのポッシファンがいない(少ない)分、従来通りのハロプロノリ。
曲によってはMIXも後方で若干聞こえたが、かき消された感じ。

ステージはかなり広い(大ホール並)なんだけど、段差や傾斜がない。背の高い人がいたりするので、ちょっと見にくかった。次回もここでやるとしたらステージはもう一段底上げして戴けると助かります。正直ちっちゃいメンバーは(背の高い人がないくても)ギリギリです。
椅子のあるホールじゃないので、足もとが見られないのが残念。またレッスンがいいのかみんな水準以上のダンスをするようになりダンスで優劣がつけられない状況。というかこれ以上上手くしようとすると個性が消えちゃう。
なので今回は声を中心にチェックしました。

とその前に。前回指摘したマイクの使い方は全般的にアップしていますね。みんな声が通るようになったね。
ウチのブログ読んでるのかな(苦笑)?

まずはM03の音楽ガッタス
それとM15もそうだね。
歌えるのが能登有沙澤田由梨仙石みなみの3名。能登はまあ合格点。澤田は能登よりも音程にやや不安定さがあるが声量にパンチ力がある。仙石は音感はあるがほんわかまったり系。
是永美記武藤水華はソロっぽいのがないので評価できない。
問題は真野恵里菜。M03やM15以外の楽曲でもソロパートをもらって頑張ってはいるが、なるほど...ソロデビューできない理由が判った。音痴なんだね。
ただ「ボエ〜」ではなく、デビュー当時の柴田あゆみに似た印象。無味乾燥でぶっきらぼうといった感じ。これは調教が必要だな。誰がやる?...俺がブログ調教しようかな(笑)。
そういえば音楽ガッタスのライブタイトルが発表されていたな。「魅ザル 祝ザル GOODSAL!」だったね。ただ現場レベルがそれしか無い現状ですので、しばらくは新人公演に出続けると嬉しいね。

個別ユニットものでは前半の曲(M04〜M06)では曲の個性というかネームバリューが勝ってしまっていて、正直、この子いいなあ...という部分が判りませんでした。意義を感じたのはM08以降ですね。
特にM05「大きな愛でもてなして」は曲自体が個性的過ぎ、さらに子供過ぎるほど子供声な前田憂佳に他のメンバーが引っ張られてしまった。キーも合っていない感じだね。これは失敗だったと思う。

M08. チュッ!夏パーティ
和田彩花の成長ぶりが光りました。今までは正直ファンの子がステージに上がっているだけ...という印象があった(彼女だけじゃないけどね)。ただゲキハロでプロの現場を肌で体験したのかな。もともと現代的な美少女属性がある子(ダンス映えのするビジュアル)があるので、この自信が次に繋がると良いね。
新井愛瞳前田彩里は評価保留かな。のびのびやるのが一番だね。そういう意味では合格点あげるよ。

M09. Thanks!
青木英里奈は夜公演では声が出ていませんでしたね。風邪なのかな。全体的に消極的な声だったです。音程はしっかりしているんだけど、ちょっと細い。前回はもっとセクシーで艶があったんだけどなあ。
その一方で、西念未彩は荒削りながらハキハキした感じで、体当たりでゴツゴツする声を出す。「意外に西念やるじゃん」「西念はオプションでありだなw」って思った人も結構いたはず(笑)。

M10. 王子様と雪の夜
この曲からM12までは、カテゴリ分けができますね。
ダンサブルでは無い分、歌唱チェックして下さいって言わんばかりのナンバー。
福田花音が本来の歌唱力を披露してくれました。この子の声は大人っぽくなっただけではなく、音程に繊細な雰囲気をつけることが出来るんだね。これ出来るのってプロでもなかなかいない。びっくり(笑)。歴代エッグでは有原と秋山の次くらいに上手い。ただM05ではエッグNo.1個性派の前田憂佳に振り回された感もある。他人に合わせられるテクニックもある反面。他人に付き合っちゃうんだね。
その意味では小川紗季は音感も良いし、個性派(子供声)でもあるのでバランス感覚が良い。
森咲樹は結構竹を割ったような性格なんだと思うが、歌にもそれが出ている。上手いけど直球勝負な印象。
んで、ここに関根梓を入れた意味だよね...彼女上手いよ。まだ荒削りだけど潜在能力があるね。将来性を感じさせる。

M11. 赤いフリージア
ここはM10よりも「ダンスも見て下さい」という感じにはなっている。
真野・仙石はガッタスと印象が同じなので割愛。
前田憂佳はこの曲はキーが合っているね。下手じゃないんだよね。音程もしっかりしている。ただ曲を選んじゃうな。前田以外もみんな個性派で歌に関しては他人に合わせるとかそういうことをしないチーム。憂佳に合わせないメンバーだから全体的なバランスがとれている。
湯徳歩美はこんなに声低かったっけ?...でもすごい好きな声だな。この子も荒削りだけど伸びしろがある声だ。

M12. 愛の園〜Touch My Heart!〜
さらにここは歌良し・ダンス良しといったクラス。
まあ、他の子は劇団なり学業なりでってのもあったのかもしれないが、小川紗季古川小夏北原沙弥香は総合力では今回ベスト3だったね。

以上...なんだけど、今まで出てこなかったのは、佐保明梨岡井明日菜古峰桃香田中杏里だね。
田中杏里は評価保留です。M13ではソロパートもありましたし、歌もダンスも上手い子なんだけど、学業優先なので、これだけで判断して欲しくないです。
とはいえベールに包まれている分、俺の、俺だけの杏里ちゃんっつーのは保持出来るわけだ(笑)。ハロプロファン的には「それじゃイカン」と思いがちだけど、他社のタレント予備軍は高卒から上京なんて子はざらにいるので、焦んなくていいよ。
佐保明梨岡井明日菜古峰桃香は声の印象が残っていません。ただ全般的にダメという事じゃないんですよね。ダンスも奇麗でしたよ。3名ともビジュアルは愛くるしいんだから、次回は歌で目立てるように頑張ろうね。

最後に人気度...といっても声援の多さ・大きさで判断しただけですけどね。
能登・福田・前田憂佳の3名は比較的初期から名前が露出していたこともあり、人気はあるのですが、それに肉迫しつつあるのが、真野と湯徳と北原と小川ですね。
真野は最初の新人公演ではさほどでしたが*1、人気に火がついたのはガッタスからかな。
湯徳は隠れファンが多い感じでしたが(意外と活躍が地味だったしね)、ゲキハロで花開いた感じですね。
北原と小川は純粋に新人公演で存在を知った系かな。

*1:「可愛い」という声は多かったが、それは新人公演@渋公を見た後だよね。