レポートについて(その2)

続き。
コメントレス系。

ホンダ。さん(コメント)
「危険」ってのは暴力的なものではなく、馴れ合い過ぎちゃってボーダーラインが曖昧になっているって意味ですかね？

それとこの問題提起と一緒で、このままじゃあ(いや既に)客数が頭打ちになるかも．．．なのかな？

アイドルってのはある意味『理想の彼女』なのかもしれない。ハロプロメンも基本そうですよね。
あるいは「愛理は俺が育てた」みたいなヤツだね(含む俺)。
(エッグヲタで非ポッシの人ってこの傾向が強いかも。)

この傾向は1980年代のアイドル歌手もそうだったのですが、ただ、アイドル歌手が一度衰退してしまう1990年代以降、「プレアイドル→地下アイドル」の流れの中で『理想の彼女』から「隙あらばリアル彼女にしたい」層ってのが台頭してきていると思うんです。
その人たちにとっては、ファンが増えるとライバルも増える。だから満足なレポも書けないのではないかな？
一方、アーティストサイドとしては、口コミで広めて欲しいのに、それをしてくれないことで、自滅してしまう。
これが非ハロプロ現場の実情なのかもしれません。

ただ、それを上手く利用している業界もあります。
それはグラビアアイドル。
非ハロプロアイドル歌手ヲタと、秋葉原などに通うアクティブなグラドルヲタは、それぞれせいぜい千人いるかいないかだと思います。で、現場は同様に馴れ合いオンリーだと思いますが、そういうファンシーンで人気のある子(あるいは評判のいい子)を事務所がピックアップして、テレビタレントとして売り込んでいく．．．という流れになると思います。これにより、単に可愛いとかではなく、愛想が良くて好かれやすいタイプの子が生き残ることになります。
売れっ子となった彼女達はその後石丸電気を卒業していきますが、次から次とニューカマーが湧いてきて、グラドルファンをまた楽しませる．．．といったある種の循環システムみたいなものが出来上がっています。

J.P.ROOMでは時東ぁみから石丸電気を活用し始めましたが、彼女は前出のグラドルの出世パターンである「石丸電気イベントで人気→人気テレビタレント」という流れに逆らってはダメだと思うので、これでOKなんだと思います。

問題はTHE ポッシボーとキャナァーリ倶楽部。
本当にそれでいいの？．．．ってことですよね。

良い訳無いと思います(笑)。

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じゃあどうすればいいの？．．．ですけど。

何度か書いていますが、キャナの先輩ユニット、BON-BON BLANCOを参考にすればいい。
彼女達も最初は馴れ合い系イベント中心でしたが、他のアイドルユニットとここが違いました。

握手会は長めでも、プレゼント禁止などの線引きがしっかりしていたこと
デビュー時に丁度ブログ(日本ではtdiary)ブームがあったこと
当時レポートをきっちり書いていた数少ないヲタさん達が徐々に支持しはじめたこと

他にもあるかもしれませんが、シンプルに3つ取り上げてみました。
一番目はスタッフサイドの責任ですからスルーするとして、下二つはネットによる口コミですよね。
これが上手く行き始めたら徐々にですが、ノンタイアップなのにデイリーで15位くらいまで上がるようになり、ライブでも千人級のところでやれるようになり、アニメタイアップのチャンスもありウィークリーでTOP10圏内に入ったりするようになりました。

＜余談＞
AKB48も似たケースで、当初は「卒業→タレント事務所に売る」ことを目的にしたプロジェクトだったと思います。そのためにはある程度限定されたマニア層に観てもらって(以下、グラビアアイドルと同様)．．．だと思うんです。劇場で採算取れなくともやっていけると見込んだのでしょうね。
私は最初期の2〜30名に含まれていますが、その人たち(俺含む)がネットや口コミで「意外にイイよ」とやっちゃったもんだから、一気に客が増えちゃいました(苦笑)。
で、その際、中途半端に(というかクライアント対策なのかなあ)CDリリースしちゃったもんだから、そこで方向性ががらっと変わっちゃいましたね。
＜／余談＞

まずSNSでは幾ら素敵なレポ書いたところで無意味です。ブログに書いた方がいい。

また、一人の力じゃどうしようも無いですが、書いてくれる人を増やせばいい。
TNXも手の内を明かしたのだからこちらもやり方を説明しちゃうけど(笑)、初期のイベントのせいぜい20〜50名程度しか集まらなかった頃．．．ある人が音頭を取って、仲間内で各メンバーを受け持ってブログで広めていこう作戦を執ろうとしたんです。確か俺は楓か愛奈担当だったかな。後藤夕貴は誰か判りますよね(笑)？
その直後のAiaiが(CDリリースもあり)満員御礼になったので、ほぼ未遂に終わりましたが。

まあ誰かが音頭をとる必要も無く、ここ読んでいるポッシ・キャナファンが個々に変っていければ良いですよね。

その際大切なのはDD層を狙おうとするのではなく、各メンバーに的を絞った書き方をした方がいい。DDは浮気性だから直ぐいなくなる(笑)。
ポッシ＋キャナだから、最低15人は必要だね(苦笑)。

イベントは握手しない限り無料ですから、ヒット数の多そうな知り合いにとりあえず来てもらって、感想をネットにアップしてもらうなんてのもありかもしれませんね。

さらに、(アンテナでもリングでもいいけど)ネットワーク的なものを作って、意見交換を頻繁にやれる雰囲気にできれば最高ですね。

．．．とまあ、ここに書いちゃうとNGP!の企画書同様しらけちゃうんだけど(笑)、こんな感じで人を増やすことが出来ます。
人増えちゃえば距離感が出ますので、そこがチャンスですね。