「NICE GIRL プロジェクト!」(その3)

つんく♂が語る、モーニング娘。との10年(ORICON STYLE)

決定的なのは、アイドルを作ろうなんて思わないこと。アイドルというのは、世間の評価であって、自分で「今度アイドルでデビューする○○です!」なんて言うのはもってのほか、ありえないですね。そういう意味で、我がハロー! プロジェクトやその類のユニットたちを作るときに「アイドル」を作ろう!って始めたのはいないし、自分で「アイドルです!」って言わせてないし、社会現象になって初めてアイドルなんだと思わないといけないわけです。

永らく彼のインタビューを読んでいると、このセリフは常套句気味にはなっているけど、まあ一番伝えるべき部分ではある。

...ただ、それって、ポッシやキャナにも言えるのかな?
アイドルを作ろうとしてやってませんか?

楽曲などで反論することは出来るかもしれないけど、活動範囲がそうなってしまっています。
秋葉原がメインステージであること、アイドル専門CSチャンネル*1での発信、ロコドル的活動などなど...

ただ、同じチャネルでやっても個性がないので「現状の多くのアイドルたちと同じ道を、あえて歩ませています」という感じで狙っているののなら理解できなくもないのですが...

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おまけ。

とんねるずの)貴さんに「バカじゃねぇの!?」って言われたら正解だと思っていたんです。そしたら、(ナインティナインの)矢部が「つんく♂さん、頭おかしくなってますね!」って。その瞬間、「やった〜!」と思いました。案の定、テレビを観ている人にも伝わっていって・・・・・

この手法はキャッチーなので私は好きなのですが、ただ、前にも書きましたが、これは美勇伝にもやってほしかった手法。
志村けんのバカ殿」や「テレ東の18:30〜」の様な子供たちが見たがる番組なら、もっと効果的だったのにねえ...

*1:当初は民放テレビ局の無い茨城県の情報を中心にお届けするチャンネルの筈だったのですが、そんな情報有料で誰も見る訳も無く、ほどなくお色気チャンネルとなりました。アイドルはその延長線上のコンテンツ。