セブンアンドワイ売り上げランキング(2007.10.08付)

セブンアンドワイ売り上げランキング(2007年10月8日調べ)です。

2007夏〜ウェルカムBerryz宮殿〜
全体(指定なし)で15位。
(コミック系を除くと8位となります。)
以下はコミック系(ティーンズ向け小説含む)を除いたランキングです。
購入者男女別では、男性2位、女性圏外。
購入者世代別では、20歳未満7位、20代6位、30代7位、40代圏外、50歳以上圏外。
購入者地域別では、首都圏5位、北海道・東北10位、中部8位、近畿13位、中国・四国圏外、九州・沖縄10位。
アイドル写真集カテゴリ別では2位、同男性2位、女性1位。

全国縦断!2007夏℃-uteの旅日記
全体(指定なし)で圏外。
(コミック系を除くと???位となります。)
以下はコミック系(ティーンズ向け小説含む)を除いたランキングです。
購入者男女別では、男性4位、女性圏外。
購入者世代別では、20歳未満20位、20代11位、30代11位、40代圏外、50歳以上圏外。
購入者地域別では、首都圏17位、北海道・東北圏外、中部11位、近畿圏外、中国・四国圏外、九州・沖縄19位。
アイドル写真集カテゴリ別では3位、同男性3位、女性5位。

参考:HEAVEN リア・ディゾン写真集
全体(指定なし)で10位。
(コミック系を除くと6位となります。)
以下はコミック系(ティーンズ向け小説含む)を除いたランキングです。
購入者男女別では、男性1位、女性圏外。
購入者世代別では、20歳未満圏外、20代8位、30代6位、40代9位、50歳以上圏外。
購入者地域別では、首都圏4位、北海道・東北6位、中部6位、近畿12位、中国・四国圏外、九州・沖縄15位。
アイドル写真集カテゴリ別では1位、同男性1位、女性2位。

参考:田村ゆかり写真集 そらいろ。
全体(指定なし)で圏外。
(コミック系を除くと???位となります。)
以下はコミック系(ティーンズ向け小説含む)を除いたランキングです。
購入者男女別では、男性5位、女性圏外。
購入者世代別では、20歳未満12位、20代13位、30代圏外、40代圏外、50歳以上圏外。
購入者地域別では、首都圏15位、北海道・東北圏外、中部圏外、近畿圏外、中国・四国圏外、九州・沖縄圏外。
アイドル写真集カテゴリ別では4位、同男性4位、女性4位。

以上。

今回は本業のリア・ディゾンと、アイドル声優では水樹奈々の次に売れていると思われる*1田村ゆかりをサンプルとして取り上げます。

Berryz工房℃-uteに差が付いています。

まず年代別で「20代」と「30代」の差が若干あります。こちらは単純には活動期間の違いかなと思います。
しかし「20歳未満」と「アイドル写真集カテゴリの女性」の差が気になります。
比較的価格の安いライブ写真集は「若年層>中年」という傾向が出るようです。Berryz工房は割と早くからリアルキッズ層向けのイベントを行ったりしており、20歳未満での順位はモーニング娘。と同程度まできています。
そういった層に対して、お金に余裕があれば℃-uteも...なんでしょうが、両ユニットを同じ目で見ているか...と言われると、多少疑問があります。

現場に行くと、空気感として「Berryz工房=若年層+女の子向け」「℃-ute=中年男性向け」という印象があるのですが、℃-uteは既存ハロプロファンのへのプロモーションが主体のため、どうしてもそうなってしまいます。今夏の全国サーキットもオープンイベントでしたが、結局はその延長線上だったのかも。闇雲に面を広げても、ついて来るのは遠征ヲタだけでは意味がありません。売りたい年齢層に種を蒔き、芽が出たところで弱い地域を補っていく方が効率的ですね。℃-uteは残念ながらその段階に至っていません。

一方Berryz工房は、その当時「失敗だろw」と思われていた施策の積み重ねで蕾の段階まできています。課題は地域差のバラツキですので。雑誌メディアに露出を多くすることで、地方の若年層にまでくまなく浸透することが効率的かなとは思います。

その他の参考写真集について。
リア・ディゾンは意外にハロプロと似たような動きをしています。
話題性もそろそろ頭打ちでしょうから、地方格差が出始めていますね。

田村ゆかりは話題性では平野綾より地味だったのか、全般的な伸びはありませんが、「〜20代>中年」と、購買層がはっきりしています。これはメイン活動であるマニア向けアニメの支持層や、ラジオ聴取層あたりの年齢別とかなり一致するんじゃないですかね?...と同時に、失礼かもしれませんがアイドルって年齢じゃないんですよね。これは大いに学ぶべきことじゃないかな?

*1:ライブ動員数などから推測。