コピーワンス系記事

「コピーワンス」見直しは、コピー9回+1回へ(AV Watch)

うーん...「3歩進んで2歩下がる」ってのは正にこのことだな。

 村井主査は、「9回」の根拠について、「1つの視聴者が1つのデバイスに記録する番組は一個。しかし、ポータブルデバイスの登場により、コンテンツを楽しむ状況が多様化している。携帯電話やプレーヤーなどでの扱いを考えると、1人あたり3つ。さらに、一世帯における視聴者の数は平均3人ということなので、3×3で9個。10個目をDVDなどにダビングするとムーブになる」と説明した。

なんだか61分3本勝負みたいな理論だな(苦笑)。

現状機器はどうするのだろう?
おい、筋肉、アップデータ−は出るのかい?出ないのかい?

画面上に(放送局の)ロゴを出すとか、録画した後にロゴやウォーターマークを入れるなど、“私的な利用の範囲内”を守るためのデジタルならではの仕組みも必要」と述べた。

そんな機能いりません。

 社団法人 日本音楽事業者協会からは、「“知財立国”といっているのに、緩和で進んでいくのは残念。法律によるエンフォースメントもない。海賊版は“海賊版業者”が作るものというのは過去の話。デジタル機器に詳しい若年層も増え、一部の不届き者の愚行でなく、だれしもができうるものだ。10回は到底納得できないが、聞き置くことにする。暫定案と認めながらも、3+1という従来の方針をいずれは理解いただけるよう、訴えていきたい」とした。

規制をかけるとそれを破ろうとすることをすっかり忘れてしまっている。あるいは黒い組織と繋がっている事務所もありそうなので、表で制限かけて裏で稼ぐってことかもしれない(苦笑)。

それと、あの当時avexが率先してCCCDを採用したのは、彼等はレコード会社の立場ではなく、芸能界(音事協)に近い立場だったからなんだろう...ってのを再認識させられた。
ちなみにアップフロント軍団は音事協ではなく音制連音事協とは一応足並みは揃えているのかもしれないし、そうではないかもしれない。いや、このあたり今は語りたくないってこともあるかもしれない。
そのあたりは「Dohhh UP!」がヒントになりそうだ。

 放送局からの意見は、「回数を取り出してみると、ハード的な不良のバッファを含めても、“私的利用”の範疇からすると多すぎるのではないのか。それが率直な思いです。

バラエティやニュース番組で、昔のアイドルの(売れなかった)楽曲のイントロや間奏・エンディング部分を勝手に編集してBGMとして垂れ流している人たちが、よくそんなことを言えるねえ。