V.A./第1回ハロー!プロジェクト新人公演 〜さるの刻〜/〜とりの刻〜 (その2)

続き

今回はセットリスト編...と行きたいところなんですが。サキティーこと小川紗季以外にも中学生の部と高校生以上の部で推され系の子がおりましたので、まずはざっと紹介します。

北原沙弥香について
まずは、中学生組の北原沙弥香
この子も結構推されておりました。
小川紗季のケースと似た感じなのですが、彼女の場合は運悪く成長期に入ってしまい。ここにきてやっとルックスが安定してきた感じですね。このパターンで推されなかった子は湯徳歩美澤田由梨田中杏里かな。森咲樹もそうかもしれない。
この子は今までハロプロにはいなかったモデル顔&体型で、UFAというよりスペースクラフトっぽい顔。なのでモデルとかさせて欲しいですね。ピチレじゃなくてnicolaとかで。飛んでSEVENTEENでもいいかも。
ただまだ彼女のキャラクターが掴めないんですよ。ただ当初予想(期待?)されていたツンデレではなく、普段からとってもドリーミーでチャーミングな子かもしれませんね。
テクニカル面では一番ハイレベルだと思われる橋田三令田中杏里と一緒の組で、ダンスは二人ほどダイナミックではないにせよ、自分の身体のラインを崩さず、ピシッとした体勢を保ち続け、見ていてとても綺麗なパフォーマンスでしたね。
なので、中学生組の中では頭一つ抜けた感じがします。思いのほか良かったので、お駄賃代わりに生写真買っておきました。

田中杏里について
つーか、それって事務所推しじゃなくってお前推しだろ...って言わない(笑)。
ちゃんと事務所から推されてましたってば。
ちなみに、一推し目線での感想は「俺の田中杏里」さん(苦笑)を参照。あちらに書かなかったことをいくつか。
今回、かなりいい曲に選抜されたり、全員曲では中心にいることが多かったりと、小川紗季ほどではないせよ推されていることが判りました。
振り返ると、こういうことは過去にもありました。昨年冬のハロコン(DVD未発売)で大瀬楓能登有沙がやたら目立つところにいるなあ...と思ったら舞台に抜擢されたり、秋山ゆりか澤田由梨青木英里奈も目立つポジションでしたね。今度ハロコンがあったら是非ポジションをチェックしてみてください。
なのでもしかしたら...って気にさせられちゃいます。俺が(笑)。
そういったことで奮起したのか、非常に力のこもったダンスや歌を披露していました。
ただ、終演後に「今までのハロにいなかったタイプだよねえ」的なことを知人等に言われました。うん確かにそうかも(笑)。
まず自己主張がかなり強そうなところ。他の子は(ダンスの上手下手関わらず)MCは初々しくかつ奥ゆかしい感じなんだけど、彼女は妙に場慣れした口調でした。確か子役劇団あたりに入っていたと思われるフシがあるので、その延長線上なのかも。
これは選抜曲や全体曲問わずペアを組んでいた橋田三令もまあ似た雰囲気なのですが、橋田三令に引っ張られたのでなく、対等な感じで相互的に影響しあっている雰囲気でした。
んで、そういったキャラクターって過去のアイドル史にいないかなあ...と、ちょこっと考えたら...いますね(笑)、『帰国子女アイドル』っぽい感じなんです。早見優さんとか西田ひかるさんっぽい雰囲気で、サバサバしていて男女関わらずオープンなイメージ。もしプロフィールに「ロサンゼルス出身」なんて書いていたら、正にそう見えちゃう。ま、実際は違いますけど(笑)。そう考えるとアヤカたんみたいな感じに近いかな。ただ、この手の子って多分にハロヲタ好みじゃないかもしれないなあ...どうなんだろ?
もし、カントリー娘。が2人じゃなくて1人しか辞めていなくて、メンバーの補充が必要だったのなら、彼女とか入れてみたら面白かったんでしょうね。里田まいちん同様、ヲタではなく世間一般受けする子なのかも。
ちなみに俺が推している最大の要因はデコ出しなんですけど、昨年今頃の生写真はこんなにデコ出しセンター分けじゃなかった。今は正に「21世紀の黒木真由美」だな。例えが古過ぎてすまん(苦笑)。

以上。

次にセットリストの感想(全員曲は除く)。
感想はエッグのみで、主に中学の上の子や高校生中心。
ちっちゃい子とかポッシボーは他のブログで充分でしょ?

03.GET UP!ラッパー/青木、森、福田、ジュンジュン、リンリン
青木英里奈森咲樹、そしてリンリンは今冬のハロコンでは美勇伝での選抜メンバーつながりで、その延長戦上でのコンビネーションなんでしょうね。
青木英里奈森咲樹もセクシーなダンスを受け入れる土壌があるところが武器。なのでこういった曲はもってこい。つーか、森咲樹のダンスは物凄い派手ですなあ。
それと歌ですが、ボーカルトレーニングを受けている青木英里奈は音域がかなり広い印象を受けました。森咲樹はやや低めの音域にパワーがあるね。
というわけで『優秀者選抜その1』風なのですが、アイドルポップスとしての歌唱と踊りが完成しつつある二人に、福田花音とジュンジュンとリンリンといった将来活躍してもらわないと困る3名が何処まで対抗できるか?...あるいはその逆で青木英里奈森咲樹がこの3人とビジュアル的に遜色ないか?...というテストなのかなあ...まあ色々と妄想は膨らみますね。
それと、青木も森も福田も萌え萌えコスプレが似合いそう。これは重要な共通事項だ(笑)。

04.Yeah!めっちゃホリディ/有原、光井、武藤、岡井、古峰
(夜の部は、有原、光井、是永、西念、真野)
ここはいわゆる発表会ノリでした。有原栞菜光井愛佳がいなかったら正直ヤバかったかもしれません。この曲はダンスレベルではなく振り付けレベルなので難易度は低いのかもしれませんが、いわゆる度胸がないとステージでは踊れない曲でもある。そいいう意味ではクリアしていたと思います。
昼の部の武藤水華はかなり顔が引きつっていました。緊張していたのかな。

05.ちょこっとLOVE/歌:能登、澤田、佐保、吉川/ダンス:湯徳、古川、和田、仙石
(夜の部は、歌:湯徳、古川、和田、仙石/ダンス: 能登、澤田、佐保、吉川)
この曲も似た雰囲気。ただこちらはエッグだけで何とかしようというプログラムなんだろうなあ...踊りの出来る子(能登有沙澤田由梨湯徳歩美古川小夏)が、ちっちゃい子やなかなか練習機会に恵まれない子に優しく教えてあげてる風景が思い浮かぶよ。はぁはぁ(苦笑)。
ただそれに疲れちゃったのか、子供たちのダンスに合わせすぎちゃったのか、能登有沙澤田由梨は全員曲ではあまり目立ちませんでしたねえ...初期から選抜曲メンバー*1に選ばれている二人なので、もっと自分らしさを出して欲しかった。次回に期待したいところですね。
それと、吉川友の表情がよかったですね。終始ニコニコしてたね。

06.絶対解ける問題 X=(ハート)/北原、橋田、田中、前田(憂佳)、小川
こちらもエッグのみですが、レベルがエラい上がります。
田中杏里橋田三令に肉迫しているのにも驚きましたが、北原沙弥香がこのレベルに達していたのにはびっくりですね。
また、橋田も田中も声が太いね。北原もやや低音系。憂佳と小川がキンキンするのと本当に対照的。なのか2階だとお姉さん組の声が聴き取り辛かったです。
いわゆる『優秀者選抜その2』風。前田憂佳小川紗季はとりあえず他の子供メンバーから一歩抜け出した感じはあるのですが、ハイレベルなお姉さんたちと比較するとまだまだ。
それと、北原・橋田・田中が他のレギュラーメンバー4名(光井・有原・ジュンジュン・リンリン)と比較されないってことは、別の売り方を考えているのかなあ...03のメンバーほど、萌え萌えコスプレは似合いそうも無いし(苦笑)。

MC
この前に全員曲がありますが、このMCは06のメンバー。

08.主食=GOHANの唄/THEポッシボーwith武藤、岡井、古峰、是永、西念、真野
感想は04と同じ。
つーか、武藤水華が最高にエロかった。前にも武藤水華ってセクシー担当?って書いたかもしれないけど、一段とエロくなっている。もしこの子が巨乳だったらイエローキャブみたいなところに入って、オートバックス東雲店みたいなところで歌っているんじゃないかと(苦笑)。でも、そんなことに全く気がついていなさそうなところがたまらんちん。

09.ミニ。ストロベリ〜パイ/歌:湯徳、古川、和田、仙石/ダンス:能登、澤田、佐保、吉川、前田(彩里)、新井、関根、小倉
(夜の部は、歌:能登、澤田、佐保、吉川/ダンス:湯徳、古川、和田、仙石、前田(彩里)、新井、関根、小倉)
感想は05と同じ。さらに教える子が多くなってお姉さんたち大変だったんだろうなあ。はぁはぁ(苦笑)。
湯徳歩美仙石みなみ澤田由梨の表情が良かったです。本当ここはスマイル集団だねえ。

10.ぴったりしたいX'mas!/有原、光井、小川
今回の目玉曲。
サキティー対等にやりあってるよ。スゲーな。

MC
壇上には北原沙弥香前田憂佳岡田ロビン翔子秋山ゆりか
ここからみても北原沙弥香推しは明らかだと思われます。

11.大阪 恋の歌/THEポッシボー&北原、橋田、田中、前田(憂佳)、小川
06ポッシボーメンバーが加わる。結構一体化していましたね
08はポッシの自前曲でしたが、こちらは娘。の曲なので、ほぼ対等な条件なんですよね。これは一体何を意味するんだろう...? これがもし良くある「発表会≒公開オーディション」だとすると。これってある意味、娘。オーデなの☆カナ? それともポッシオーデ(笑)?
tatsuさんの三令ちゃんはどちらがお好みなんだろう(苦笑)?
この曲での小川紗季は高音だけではなく低音も披露していました。なのでこの曲では一番印象に残りました。次が北原沙弥香かな。しっとり感があるね。

12.ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。/THEポッシボー&青木、森、福田、ジュンジュン、リンリン
03ポッシボーメンバーが加わる。ただセクシー路線ではなくハロプロスタンダードなダンスだったので、森咲樹はやや薄味になっちゃったかな。一方、青木英里奈はレンジが広くて安定感はある。
これもある意味、娘。オーデなの☆カナ

以上。

気がつき始めていると思いますが、基本はペアかトリオなんでしょうね。例えば能登・澤田だったり、北原・橋田・田中だったり...そうすればレッスンの効率性が高まるってことなんでしょうな。
ただそう考えるとワイルドカード的な役割を担っていた小川紗季が、いかに凄い子かっていうのが理解出来るんじゃないかと。仮に彼女が歌一本に絞り込むようなことがあれば、各ユニットのファンの間でサキティー争奪戦が起こっちゃうかもしれないよなあ(大苦笑)。

それと...なんだろう...みんないい顔して会場を後にしてましたねえ。 > オーディエンスのみなさん
隅から隅までノリのいい曲が多かったので、「○○ちゃんが可愛かった、また来よう」よりも「こんなにノレるライブも久しぶり、また来よう」なのかも。まあでも最初はそれでいいのかもかもしれないね(笑)。

*1:ハロコンで4〜6人程度の少人数で踊る曲のメンバーを私が勝手にそう名付けています(笑)。