ハロモニ@(その3)

続き
ちなみに(その1)は気分が乗らず、冴えない感じだったので、文体をちこょっと変えています。といっても気がつかない程度ですが...

さて... 内容的に救いようのない「ハロモニ@」はとりえず置いといて(笑)、単純に今足りないものは何か?を考えてみます。

そうですね...理想的なプロモーション番組といえば、私的には「Channel a」(参考:Wikipedia)かなあ...

歌手、特にavexのアーティストは出演が(シングルリリース週の)音楽番組に限られてしまいがちなので、この手のレギュラー枠の大切さを知っていると思います。一方、ハロプロはバラエティ番組に比較的出演し易いポジションではありますが、ただモーニング娘。をリタイアしたメンバーを中心に、バラエティ番組を占有してしまっている現状では、娘。もベリキューもそこに入る余地はありません。

ただ、だからといってバラエティ路線をレギュラー番組にインポートする必要があるかと言えば...それがそもそも間違っている気がします...というのもバラエティ番組は企画が肝であるために、それに命運を握られてしまうからです。
(ただ「SMAP×SMAP」の様なスタジオコントは国内外問わず歌手にとって切り離せないものですから、それに対して否定する考えは全くありませんし、むしろ欲しいくらいです。)

私はASAYANみたいな番組で、メンバーが泣いたり怒ったりする様なものであったら、それが一番求心力があると思っています。これはつんく♂さんと高橋がなりさんの対談本でも触れられていたかな。ただ今までの「ハロモニ。」の路線の延長でそれをやってしまうのは今のファンにとって刺激的すぎるかもしれないですね。また時間帯では午後9時以降が相応しいかな。出来れば土曜の10時以降がいい。

そうなると、確かにアイさが」かな。これとその後フジで放送された「ハローランド」も含め、コンセプト的には「Channel a」に近いかもしれないですね。この系統の番組は徐々に軽視されていくのですが、前述のとおりバラエティ番組が期待出来ない状況では、伝えたくても伝えられない現実が重くのしかかっています。

Channel a」の特徴としては、司会者らしい司会者をおかないこと。もし司会を置くのであればそれこそバラエティ慣れしているメンバーでもいいし、アップフロント系列の芸人でもいい。でもナレーター程度でいいかな。
それと、axexというと割とケバい感じではありますが、振り返ればアイドルも多く在籍していて、そういった子を特集する時は、ノリを変えています。ただハロプロはアーティスト集団ですから、演出感は特に必要ないかな。

ただし今の状況ではや効果が少ないのも現実で、プロモーション番組の一番の肝はネットワークなんですよね。こちらと一番差があるのは、これだけのネットワークを誇っていることなんです。
tvk制作なので同時ネットとはいきませんが、しっかりとしたコンセプトであれば独立U局であろうが東京12チャンネルであろうが、意識する必要はないという証拠みたいな番組ですね。

そう言えばアイドル冬の時代にNSTが「アイドル伝説」というアイドル番組をやっていたような...初代ジュンジュン司会で。

閑話休題(笑)。んで、このネットワークが最大の威力を発揮する時期が、なんと言ってもオーディションの時。
avexは夏休みから秋にかけて大々的にオーディションを展開すると思いますが、大きな特徴は都道府県単位のでの予選。その予選が行われる際に、テレビ局のスタジオを借りて行われることも結構あったと記憶していますが、確か「Channel a」の放送局とリンクしていたと思います。
この手法、実は「Happy8期」がモロにパクっているのですが、普段「ハロモニ。」をやっていないところでは惨憺たる状況でした。
この差は本当、大きいですね。