事務所の再教育について

続き
再教育についての部分のみ、タイトル変更します。

再教育についてはちょっと軽視していたので、もう一度考えてみたいと思います。

 喫煙謹慎中に再び喫煙していたことが発覚した元「モーニング娘。」の加護亜依(19)を解雇処分にした芸能プロダクション「アップフロントエージェンシー」が、所属タレントへの再教育を実施することになった。具体的な内容は「企業秘密」と明かさなかったが、人気アイドルの不祥事が世間に与える影響の大きさを重視。今後、同様の不祥事が起きないよう、タレント教育を強化していく。

教育に関してはこの機会にではなく、ある程度準備されていたものなのかもしれないです。
まず、村上ちゃんの一件。聞く話によると他にもターゲットがいるようです。

それともうひとつ。ハロプロエッグのシステムを思い浮かべると何となく見えてくるかもしれません。
エッグの定義を聞かれたら「ハロプロ研修生」と答えるしかないのですが、実態は非常に長いスパンの最終選考者と思っていい。これは他の事務所も広く行っていることですが、他社にみられる「多めとってふるいにかける」といったコンセプトではハロプロファンには馴染まず、落とすという行為は事実上出来なかったと思われます。
しかし、UFMSからエッグに迎い入れることもあり、これからはそうは言っていられないはず。
(TNXがいつ泣きついてくるかも判りませんし(苦笑)。)
それを踏まえての前回の発言...

要は「君の代わりはここには沢山いるからwww ちょっとでも悪いことしたらすぐに辞めさせますよwww」ってことです。

...なんです。
「タレント教育を強化」すると方針(方向性)によってはこうなります。

「企業秘密」にするのは、普段のレッスン等に組み込まれていくなど、ある程度パッケージ化された切り離せないノウハウだということもあるでしょうが、それ以前にガラス張りにしちゃうと、パパラッチ&STK対策にはならないのでは...と推測されます。

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それでは予想される事態を、仮定を元にシミュレーションしてみます。
ワクチン注射的な意味合いも込めて、出来るだけ悪いパターンを考えてみます。
まあこれほど酷くなかったら「いぬいぬさん考え過ぎ」でよろしいかと(笑)。

まず、問題を起こした際の対処方法はどうか?...間違いなく厳重注意→契約解除なんでしょうが、私的には更生させることを大前提とした上で双方が努力しないと、結果的に魅力の無いブランドになってしまうと感じます。
まあただここで理想を語ってもアレですので、「厳重注意→契約解除」と仮定します。

下記で「順応」という言葉が出てきますが、これは今回の再教育と、アーティストとしてのテクニカルなものの両方を含んでいます。というのも、脱退を公表した際に、どちらの理由かは事務所は告げないと思われるからです。
但し、学業優先の卒業・脱退は数に入れないものとします。なぜならジャニーズはそれを考慮していることから、ハロプロでは経営サイドの過失ととらえても良いでしょう。

さて、順応できる子が70%程度とし、元々順応できない子が5%程度と仮定します。何故5%程度としたかは過去の卒業脱退などを考慮して、大体このくらいなのかなあ...とみています。20名中1名だからまあ妥当な線かな。
で残り25%がグレーゾーンです。

キッズ・エッグ・娘。の中学生以下組などを合わせると受講対象者は約50名程度いるかもしれません。本当はもうちょっと少ないと思いますが、まあキリが良いということで(苦笑)。
そこで上の比率を当てはめてみると、元々順応できない子が2.5名、グレーゾーンが12.5名で、両者合わせると15名。キッズや娘。は正規軍なので、その殆どはエッグと考えていい。もともと順応できない子は早期に辞めてしまうでしょうが、グレーゾーンの子は場の空気を感じ徐々に辞めていくかもしれません。15名も辞めていくなんて耐えられないよ〜(T_T)かもしれませんが、他社では8〜9割以上が辞めていきますので、本来ならばもっともっと減らしたいんじゃないでしょうか?
私はエッグ合格発表当初は5〜6人程度生き残れば成功と予想していましたので、現状は嬉しい誤算でありますが、その誤算をあるべき姿と捉えるのは非常に危険なことです。

こうなっちゃうとファミリーもへったくれもない!...かもしれませんが、「エッグは生まれる前の卵なんだから、ファミリーにカウントしなくていいんじゃないwww」って考えを持つべきです。まあでも「持つべき」っと言われてもねえ...お前もそれに耐えられるか?...って問われると俺も自信ないんだけどさあ(苦笑)。まあそういうことが嫌な人は、最初から彼女達を無視する方法もありますよ...くらいしか言えませんなあ。

以上。
これは「ふるいにかける」ことを想定したシナリオですが、実際はそれほど酷くないと信じたいです。

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とまあ、教育プログラムには反対ではないのですが、大半の子は今回の会社側の態度にショックを受けていると思いますし、まずはそれで充分な抑止効果があると思います。
ただ、「私もいつ辞めさせられるか判らない」といった過剰な恐怖心も芽生えているでしょうから、教育以前に今やるべきことは、きちんとした経緯と説明、特に会社側がアーティストをどう守っていくのかを明確に提示してあげる必要がありますよね。その上での教育でないと。

それと、昨日も書きましたが意識には個人差があります。「酒は飲むなタバコは吸うな無免許運転はするな恋愛は禁止」を念仏の様に唱えるだけで素直にそれを守ってくれる子と、何故そうなのかを立ち止まって考えなければ先に進めない子と、素直に聞いているように見えてもいざという時誘惑に負けてしまう子がいます。また憧れの先輩はそれぞれ異なり、石川梨華cを目標としている嗣永桃子c・中島早貴cの両巨頭はストイックにアイドル道を追及しているりかっちの「生き様」に哲学を見出していそうだから放っておいても良いかもしれないけど(笑)、他の子は何ともいえません。なのでどのレベルに合わせて教育するのかが気になります。
前回も書きましたが、グループディスカッションを併用するのが理想的ですね。キッズ:エッグで1:2の割合だから上手く調整することで、意識の差は埋まりやすくなるし、お互いで約束しあえば守ってくれるのではないかと思います。

女の子同士の約束のシーンは見てみたいなあ。DVD化希望(苦笑)。