今回の件での事務所の対応について(その5)

またまたトラックバックレス。

ハッチマンさん。

正直「企業秘密」という回答に呆れてモノも言えない

受講内容をビデオに撮って売る気満々なのかもしれません。それまでナイショっつーことで(苦笑)。

双方あるいは「アーティスト性」を有したタレントだけがあの事務所の構成メンバーではないように思います。歌えるレベルにあるのは一握りであり、アイドルとして「ブランド性」を大切にしなければならない子あるいは「個」のイメージに少なからず危険に晒す可能性はあるはずです。

そうですね。最初(キッズ世代)はみんな可愛いわけですし、そこに「アーティスト性」を求めないファンの方が今は多数派かもしれないですね。

肩を持ちたくも無いんですが、集団を束ねる事務所としては彼女の問題として断罪しなければ規律を保つことが難しいのではないかと思います。

それも痛いほど理解出来ます。ただその方向性で育てていこうとすると、落伍者が今の比じゃない程出てくる副作用もありえます。それに耐えられますか?
ジャニーズがあれだけ大勢のジュニアをキープしているのは、やはり辞めちゃう子が多いからです。ありがちな「他に興味が出来たから」だけではなく、厳しい、息苦しい...という理由もあると思います。
(ちなみにジャニーズは学業優先なので、在籍しながら慶応大学に進学するメンバーもいます。この点はまだまだこちらが劣っているところですね。)

少なくとも半年以上、1年近い期間実家に帰っていたと思われる事実から考えた場合、カウンセリングなりなんなりをする義務は親御さんにあると考えるのが自然な考え方です。よく、学校の先生が喫煙なりなんなりを指導しないと憤る不可思議な親御さんもおりますが、本来躾と考えるべき問題であり、恐らく一度目の発覚後に親御さんとの話し合いを絶対に持ったはずだと僕は思います。

確かにそれは正論ですが、私はその流れにはむしろ悲観的になってます。
ちょっと前の「はねるのトびら」でニートvs母親のコントをやっておりまして、ご覧になったこともある方もいらっしゃると思いますが、いつもテレビゲームばかりしているニートを何とかしようとする母親をプロレス実況風に伝えるというコントで、その最終話で母親がカウンセラーを連れてくるんです。で上手く行きかけた時にそのカウンセラーがニートにちょっとした侮辱的な言葉をかけるのですが、それに対して母親が逆上して「マー君(だったかな)はそんな子じゃない!」とカウンセラーを追い返しちゃうんです。
まあコントなのでデフォルメがかっていますが、割と社会風刺的な内容で面白かったですね。
なのでむしろ...

金の卵を産む鶏の親御さんとしてはあるいは腫れ物に触るようにしたのかどうだか知りませんが、

...かなあと。
要は親が甘やかせていたのなら、いざこの子を何とかしなくちゃ!と思っていても、どこかで必ず甘えてしまうと思うんです。
事務所もその点に気がついたのか、社会勉強のために再上京させた際、親から離れさせることで自立心と社会性を持った女性になって欲しいと考えたのでしょう。
が、両親に離婚歴があり、育ての父親も外に出る機会が多いため、元々ファザコンの気がある寂しがりやの彼女ですから、ああなってしまったと...

ただ、願わくば…再びステージに立つ、あるいは歌う機会があればと願わずにはいられません。一つの可能性としてですが、アップフロントエージェンシーは契約の解除に踏み切りましたが、その事務所と極めて関係が深い事務所が然るべき時期に手を差し伸べる可能性にすがりたいと僕は思っています。

本当、同感です。
とりあえず東京から奈良までマラソンさせますかねえ?
私的にはあそこよりもっとベターなところがあるとも感じますが、それは書かないでおきます。書いちゃうと叶わないかもしれないので。

ちなみに。
私も冷静に書いている様で、実はとても気が重いんです。ただ奥さんとこの件について話をしたので、随分と気は楽にはなりました。
奥さん曰く「喫煙云々よりもおっさんにノコノコついていく方がヤバい。この部分をカウンセリングしないとマズいよ。」とのこと。擬似的に父親をオーバーラップさせ、催眠術にかかった様に何でも聞いてしまうんだろうなあ...そんな状況は確かにマズいですね。