Berryz工房に何を歌わせたいか?(その1)

さて、次はいよいよBerryz工房です。
まず声質を大切にしてチョイスしています。
条件的には1980年代後半から1990年年代初期までとしています。
おニャン子クラブ」系は排除しています。安易な方向に行きたく無いので。
ルックスは無視してください(笑)。

順番はYouTubeが消えちゃうかもしれない順で(苦笑)。

徳永千奈美
 1988.04.06/北岡夢子/憧憬(あこがれ)
 作詞:吉元由実/作曲:松宮恭子/編曲:萩田光雄
http://sjl-casing5.sjl.youtube.com/get_video?video_id=3sJ8qOCuy-8(→YouTube)
俺の中で千奈美cは純朴な自然派少女。そういうタイプにはちょっとレトロチックな想いが詰まったこの曲がいいかな。
隠れた名曲としてアイドルマニアの間では有名だと思います。彼女のCDは結構高値で取引されてるんじゃないかな?
(道重さゆみの写真集のタイトルも「憧憬」でしたので、「つんく♂www」みたいな書き込みを何箇所かで読みましたが、単なる偶然でしょう。写真集のタイトルまで考えている暇はないでしょうから。)
歌詞に「17歳」という表現があるけど、作詞家に了解を取って変えるのがいいでしょうね(苦笑)。気にしないで歌っても良いかな。
しかし今聴いても良い曲だなあ(笑)。
千奈美cは器用な子で、実は何でも歌いこなせる反面、中途半端な感じゃダメで、曲でガチな勝負をしないと様にならない、かなり作曲家泣かせな子だと思います。

菅谷梨沙子
 1986.01.21/浅香唯/ヤッパシ…H!
 作詞:森雪之丞/作曲:馬飼野康二/編曲:馬飼野康二
http://lax-v203.lax.youtube.com/get_video?video_id=4QS05BaYFHY(→YouTube)
(※サイズが大きいのか止まってしまいます。一度一時停止しておいて、溜まってきたら再生した方が良さそうです(苦笑)。)
声質はよく合っていると思います。
この曲のレビューは「なつかしのアイドル ラブ&レビュー」さんを参照。
これは「スケバン刑事」以前の売れないアイドル時代の曲なのですが、マニアの間ではとても人気の高い曲です。作家陣が豪華ですがネームバリューだけのやっつけ仕事じゃないところが素晴らしいですね。
彼女自身の才能として、どんな曲でも受け付けるレンジの広さがあると思うんです。歌が上手いとかよりもシンガーとしてはこちらの方が大切です。なので王道的な楽曲や「少女A」みたいなFURACHIな少女が歌う曲(笑)でイメージを固定化するのが一番危険だと思うんです。山崎会長の座右の銘「人生はアメーバだ」じゃないけど、アメーバの様な才能の持ち主である松浦亜弥の二代目なのかもしれませんね。
なので、こういう底抜けに明るいパンチの効いたタイプの曲は梨沙子cじゃないと歌いこなせないんです。
あ、別にHな歌を歌わせたいという訳ではありません(苦笑)。
しかし凄まじく1980年代的なセットだな。マシュー南の番組でもここまでのクオリティは再現出来ないと思う。ある種のスペーシーさを感じさせる空間だよね。

夏焼雅
 1988.02.03/姫乃樹リカ/硝子(ガラス)のキッス
 作詞:松本隆/作曲:和泉常寛/編曲:萩田光雄
http://lax-v31.lax.youtube.com/get_video?video_id=rk8Cv5Uu_4s(→YouTube)
(予備(笑))
本当は「もっとHurry Up!」をチョイスしたかったんだけどね。アップするちょっと前に消えちゃいました。
ただiTSにはあるんだよね。
硝子(ガラス)のキッス
もっとHurry Up!
菅谷梨沙子の項でも書きましたが、この時期のアイドルは意味深な感じか、あるいは大人しめな感じのタイプの両極端なので、実力派タイプのシンガーは肩身が狭かったと思います。ただ本来ならばJ-POPシフトな感じの子でもアイドルポップスを歌わせられた時代でもあるので、そういう系統から拾えなくはない。その中でも声質的に雅cにあうのは姫乃樹リカかなあ。
もうちょっと古い、例えば1980年前半だと早見優あたりになりそうですね。
本当、変な曲を歌わせると繊細な雅ちゃんが壊れちゃいます><(苦笑)。

続きは後ほど。