水樹奈々@横浜アリーナ

興味ない人も多いでしょうから、たたみます。

アニメ好きの友人と一緒に観覧。
ブログのポジション的にはアウェイですし、私自身アニメを見なくなって相当に久しいのですが、友人にアニオタが多いこと、自身も萌え好きっていうのもあって、そちらの世界にはなんとかついていっています(苦笑)。

会場は横浜アリーナなので東横線を利用する為、渋谷のハロショ前で待ち合わせ。ただ友人は生粋の二次元の世界の住人なので、中には入れない模様(苦笑)。
なので移動途中「もしハロプロの子がそっちの世界に行ったらどうする?」という話などで盛り上がる。そっちの世界とは「きらレボ」の様な子供向けではなく、もうちょっとヲタ向け方面。エッグあたりだとテレ東深夜アニメや土曜日の午前中の萌え萌え成分を多量に含んだ子供向けアニメに進出...なんてことが現実にありそうな予感もしますので、結構マジ聞きだったりもします。んで、彼曰く「単体なら抵抗無いのでは?」とのこと、ただ「実力次第」とのこと。実力無かったら相手にされないってのは、演劇でも声優でも一緒ですね。そこで「まずは歌で進出したら」ていうことで話は終了。
さらに「その子(ハロプロの子)が気になったらイベントとか行く?」には、苦笑しながら「(その子)単独なら行くけど、(ハロプロ)合同みたいなのはちょっと...」なんだとか、理由は聞きませんでしたが、アイドルノリがあんまり好きじゃないみたいですね...といっても水樹奈々も先生の好きな佐藤ひろ美も応援スタイルはアイドルノリなんですけど(笑)。なので「羽交い絞めしても連れて行くからな」ということで終了。ハロヲタってやっぱり恐いな(苦笑)。
まあ、その後はお互いの推しついてなど、彼の現一推しは茅原実里なんだとか。大人っぽい顔立ちだね。俺は「Impress Watch萌えバージョン」の金曜日の子(村井真里)が気になってしようがない。いやあこの違いは一体なんなんだろうか(苦笑)?

会場は横浜アリーナ。入場列が凄いことになっていました。ハロプロの場合はだらだらとそこら辺でまったりしつつ、開演近くになるとゾロゾロ入場するので、会場直後に長蛇の列ができることはありませんが、J-POPや声優などはひたすら並びますよね。同じ人数なのに不思議だよなあ。
で、このライブ、制作がUFP+オデッセーなので、当然ながらスタンド席最前は着席となりましたが、1/28とは異なり張り紙ベタベタではなく、メガホンでのアナウンスとが中心だった様です。また会場前アナウンスも「身を乗り出さないでください」といったソフトなアピールに留めていました。ただ最終アナウンスを水樹奈々本人が生で行ったことが効果となったのでしょうか、立っている人はほぼ皆無に見えました。このアイディアは素晴らしいですね。
ステージはAタイプの縦長。ほぼ満員なので12,000人くらいかな。

多分に一部ハロヲタが気にしているのはヲタ芸の浸透度だと思うのですが、確かにちらほらとはありました。ただハロプロからの直行ではなくアキバ系ライブからのインポートかも。
声優系の応援スタイルの特徴は「Oi」(声優ライブでは「Hi」にも聴こえる)でジャンプしまくることですが、周辺ではあまり目立ちませんでした。またケチャ(ロミオ)は下から上になのですが、それも少なめ。彼女の曲がロック志向なことと、とにかくファンが若いので、そういう伝統(?)的な部分も多少変ってきているようにも感じました。
またサイリウムの色を終始統一させるのも声優ライブの特徴で、ただ彼女のライブの場合は大規模すぎてなかなか上手く行かなかったようですが、今回は曲に合わせて色を変えるなど応援企画がしっかりしていたのか、統一性は一時期より増したようです。
その他、BメロのPPPHでは「Fu〜Oi(ジャンプ)」、Bメロでも激しい曲だと「Oi」+ジャンプ、サビで合いの手的に「....FuFu!(ジャンプ)」+「....FuFu!(ジャンプ)」+「.....FuwaFuwaFuwaFuwa(手を頭上で回しながら反時計周りに一回転)」といった感じで、ハロプロより曲毎のお決まりが多く、統一感を重視する応援は健在でした。

内容について。
彼女自身前回のライブで最長ライブを宣言してしまったこともあり、16時開演で相当気合入っているなと感じましたが、かれこれ4時間弱も楽しませていただきました。
ステージングについては非の打ち所がない素晴らしい出来です。UFPとしても松浦亜弥などで本当はこのくらいのことがしたいんじゃないかなあ?
バックステージ+周回型花道はハロプロと同じですが、ハロプロは前1列を潰して、さらに(ファミリー席により)着席スタイルで防御バッチリでしたが、奈々cの場合はそれがなかったので、手を伸ばし放題。ただ彼女に触るということろまでは至りませんでした。信頼されているんでしょうね。
それと、女性客が多く周辺でも2割程度がそうでしたので、ファミリー席的なものも喜ばれるんじゃないかなあとは思います。

セットリストに関しては、7周年記念ライブ&ベスト盤のお披露目ということもあり今回はシングル中心だったので、私的にはやや消化不良気味かな。私的にはバラエティに富んでいた昔の曲の方が好きなので、そのあたりの曲もやって欲しかったといったらワガママなのかなあ?

それと、なんといってもサプライズが素晴らしかった、それはお母様からのメッセージ。それを聞いた彼女のコメントの要旨は「Desire for wealth」さんを参照していただきたいのですが、確かにいつも(ちなみに私は2ndライブから拝見しています)気丈に振舞っている彼女にちょっとした薄いカーテンのようなものを感じていたのですが、その向こう側を垣間見れた感じがします。
やっぱり器用に見えて不器用な子ってたまんないよね。1から10までプロみたいなものが欲しければキラキラしたJ-POPライブとかを見れば良いわけで、やっぱりこれがアイドルライブの最大の醍醐味なんだと感じた次第です。