ワンダフルハーツとエルダークラブ

この項は自分が感じた疑問に自答するコーナー(笑)。
その前に「こんな自問自答しているヤツっているのかなあ?」と自問自答(苦笑)。

ワンダフルハーツエルダークラブの組み分けの意味は?
ハロコンの企画構成は色んな方面の話を統合するとJ.P.ROOM(現在はそれに加えてTNX?)の模様ですが*1、ただ、この組分けについてはJ.P.ROOM(≒つんく♂氏)の主導なのか?はたまたUFGなのか?までは判断できません。
(紅組・白組レベルならばJ.P.ROOMの可能性が高そうだと思いますが...)
なので、これは私が勝手にそう思っている事ですが...

ワンダフルハーツ
CDやDVDの販売やライブ活動を通じて、若手女性歌手(アイドル歌手)としての新たな顧客開拓を要求されている集団。
エルダークラブ
ワンダフルハーツとは異なる戦略によって新たな顧客開拓が要求される集団。またワンダフルハーツメンバーのお手本や目標になるべき集団。

エルダーの「異なる戦略」とはいわゆる昨年の今頃に募集された『アップフロントエッグ』っぽいというか、ある意味ワンダフルハーツとは切り離せる部分があるのではないかなと思っていましたが、現状ではバラエティ番組がメインだったり、舞台がメインだったりに留まっています。そして「お手本」については、一人一人の個性がより重視視されるということ。ワンダフルハーツがユニットの世界の中の個性だということに対し、エルダーのそれはもっと広い意味合いを持つということ。
来年もこの分類だとすると、留学中(?)の小川麻琴や卒業を迎える吉澤ひとみはエルダーに入ると予想されます。
また辻希美は活動内容からしてエルダーの域に達していますが、ワンダフルハーツにいる以上は加護亜依の復帰があると信じたいところです...よね?

中野のワンダフルハーツライブで感じる違和感(盛り上がりの欠如)は何?
これから大阪・名古屋に行くにつれて盛り上がっていくのだろうと思いますが、少なくとも中野では盛り上がりに欠けた印象でした。これはファン個々のパワーは感じる反面、一体感に欠けるという意味で。
以前も書きましたが、中野の箱(2200名)だと、どうしても必死系の祭典になり、DDやハロプロ愛系オーディエンスの入る余地が無くなるのかもしれません。その状況証拠として(私が入った2回とも)ワンダのファミリー席に女性客やカップル・親子連れが殆どいませんでした(エルダーは結構いました)。金額が高い事もありますが、狭き門がそうさせているのでしょうか。
また、モーニング娘。Berryz工房℃-uteファンは排他的に見えます。シングルではそこそこ反応するけど、C/Wやアルバム曲には興味がなさそう。悪い言い方をすると推しユニット(推しメン)さえ目立てばそれで満足かもしれない。ただ、これは極めて正常だと思います。昔ならばシェキドルだとか三佳千夏はこんな扱いでした。本来のハロコン(正確にはそのネタであるシャッフルユニット)は対バンライブの若手女性歌手版みたいなものを目指していたはずなので、このピリピリした空気感も今だからこそ必要なのかもしれません。
ファン総数では今はまだ開きはありますが、来年の今頃の℃-uteBerryz工房に肉迫すると思いますので、みんな仲良し的な世界は潜めてしまうかもしれません。他社にライバルがいない以上、ジャニーズの様に内部でライバル関係を構築しないとお互い生き残れないでしょう。ただ、狭い世界でやってるとプロレスみたいに袋小路にハマってしまうので、世間を巻き込む事が必要不可欠ですね。そうすればこの会場はもうちょっと暖かい雰囲気に包まれるかもしれません...いや(笑)次のギラギラした連中がやってこないとダメですね。次って誰?...知ってるくせに(苦笑)。

ワンダコンファンはダメダメなのか?
これじゃあライブ見ていない方に誤解されそうですね(笑)。そんな事は無いと思います。
まず、辻希美に対してはとても暖かい声援が送られています。
単なるアイドルだと本体(顔・身体・性格)が作品だと思いますが、ハロプロは色んな角度の作品があるんです。本人も作品だし、曲も作品、ユニットも作品、そして個々の発言も作品。エルダーメンバーはそのあたりがシンプルだけどワンダはより複雑。なのでハロヲタですら他のユニットには手が出しにくい状況ではある。相互的に売り出すためには各々が持つキャッチーな武器をより引き出す必要がありそうですね。

じゃあどうすれば良いの?
すげー安直に考えると、美勇伝メロン記念日をコンバートすればいい。
まず、「盛上げ方」を知っているメロン記念日はワンダコンでもかき回して欲しい。そうすればワンダ系ユニットの子達も物凄く参考になると思う。またメロン記念日の歌世界って結構尽くす系のソフトな女性像だから、キッズ系が歌っても背伸び感が出てきて様になる。
一方、ワンダコンで美勇伝が浮いてしまいがちな理由は、あのセクシー過ぎる衣装じゃあなくって、それを突っ込んでくれる役柄の不在にあると思います。ワンダでは梨華ちゃん大先輩だから、よっすとミキティ以外は恐れ多くて何も言えない状況が萎え萎えなんです。これがエルダーコンならば姉さんとかに「それって今イケてるの?」って突っ込まれて「この衣装で頑張ります!」って健気に答える石川梨華に萌えるのだな。
美勇伝もメロンが抜けてつまらなくなったって言われたくないから頑張ると思うんだよね。
ただ、とは言うものの、美勇伝をワンダコンに出した成果はゼロかというと、あるとゆいたいです。○○ちゃんがいくら大好きでもコンセプト的に気に入らなければ「NO!」って意思表示をするのがハロヲタ属性だと思うんです。それが判っただけでも次に繋がるような気がしてならない今日この頃です。

自問自答は終了(笑)。明日は鈴木愛理をネタに色々書く予定。

*1:今回のDVD Magazineのスタッフロールでもつんく♂氏と並んで真っ先に紹介されている方々がそうだと思われます。