Happy8期オーディション結果(その4)

コメントレスです。

翼のスタッフさん(コメント)

安定期の5期メンバーについては、キャラとして使いにくかったのでは。それとも、4期メンバーのキャラが、強すぎたからですかね。そういう意味で、いい世代交代というか、バトンの引継ぎできませんでしたね。

難しい問題ですね。多分に娘。の中でも一番難しい問題のひとつかもしれません。
この問題を解く場合、絶対的要因...つまり5期メンバーだけを考えるのか、相対的要因...他期のメンバーと比較してなのか、はたまたメンバーではない『何か』と比較するのか?...のどれかで解釈が異なってきます。ただ3番目の比較はなかなかされないと思います。『何か』とはオーディション自体の違いです。

私的にはデビューまでの情報量の違いがその後の活動に影響してくると感じています。急募だった2期はともかく、1・3・4期はスタジオに客を入れてVTRを流し、その反応込みでじっくり候補者を映していきましたよね。つーか、そもそも番組自体もオーディションバラエティでしたし(笑)。
一方、5期(「LOVEオーディション21」)は2次3次のプロセスを映す機会があまりなく、スペシャル番組に詰め込みすぎちゃった印象が強い。当時のレポート(MUSIX!の方)はブログブームの前という事もあり探すのが容易ではないですが、「はぁとモーニング。」さんに残っています。
私も余り記憶にないですが、確かにそう言われればそうだったかも(笑)。VTRオンリーの味気ない感じだった様な気がします。

ちなみに、そのキャラクター志向は2期メンバーに顕著に表れていました。それはオーディションのプロセスが抜かされたことで自分の個性がアピールできず相当苦労したからなんでしょう。ただそれを視聴者を巻き込んで後輩たちに押し付けちゃったことが、場合によっては悪影響だったのかもしれません。

さらに。
キャラクター論とは少し外れますが、ASAYAN時代は皆で選ぶという意識がありました。実際はそうではないのかもしれないけれど、客の反応がわかるだけでも、雰囲気的には相当違いますよね。
6期は賛否両論ありますが、国民投票の6位9位の子が受かっていますので、ある程度の民意は反映されていたと思います。
ただここ数回はこれが欠落しています。
今回の感想を読むと「今はなんとも言えない。しばらく経ってから答えを出してみたいと思う。」という意見が目立ちました。でもこれって久住小春の時もそうでしたよね。やはり伝えるべき何かが足りないと感じざるを得ないかな。と同時にこれがモーニング娘。の生命線でもあり、それを粗末に扱にあつかっていることが人気凋落のひとつの要因なのかな...とも感じます。大袈裟かもしれませんが、かなりの割合を占めていると思います。

形式的にはASAYAN風の「とりあえず希望者は会場に足を運んでください」スタイルなんですけどね(笑)。この方式には致命的な欠点があるのですが、それはまた次回にします。

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ついでに。

ついでに言っておくと、グランプリよりも、特別賞取った方が、その後良いのだよね。けっこう有名な話ですが。

現在の歌手オーディションではあまりありませんが、タレントオーディションにはありますよね。審査員特別賞が。

歌手はCDデビュー→売上の回収というシビアな流れがありますので、大概の場合欲しいのはその子だけです。

ただ、タレントオーディションの場合、多くの場合デビュー後の仕事がグランプリの副賞として付いています。映画のヒロインとか、CMキャラクターに抜擢だとかです。これは魅力がありますので応募者は多いのですが、副賞に合うイメージ以外の子の受賞は難しいと思います。例えば「オロナミンC」のヒロインが副賞ならば元気ハツラツな女の子が最優先されるでしょう。ただ事務所的にはもうちょっと幅広く取りたいんですよね。なので審査員特別賞っていうのは「今回の主旨とは異なるけれど、貴方と今後ともお付き合いしていきたいとゆいたいです」という意思表示だと考えていいと思います。グランプリ受賞者はその仕事が終わると厄介な存在になるかもしれませんが、審査員特別賞はじっくり育ててくれる筈です。

ただ、全てがそんなハッピーな事務所ばかりではありません。比較的大手であればできる策で、多くは単なるポーズかもしれません。またグランプリ以外はレッスン料を取る事務所もあるようです。オーディション商法ですな。

んで、この発言の真意はわかりませんが、光井愛佳は審査員特別賞的な存在なのかもしれないってことでしょうか?
これはもし...なんですが、もし増田さんが辞退せずに合格し、二人が画面に映し出されたとしたならば、何となくそう映ったかもしれないですね。

ちなみに、アジア戦略は副賞じゃないと思います(笑)。