モーニング娘。/CD「(7.5)冬冬モーニング娘。ミニ!」

モーニング娘。『冬をテーマにしたミニアルバムは、温かい楽曲が満載!』(ORICON STYLE)

【亀井】 今回はソロとかユニットとか、℃-uteの○○、○○を迎えたり、バラエティーに富んだ1枚で、かなり楽しめると思います

○○って...
いや、単にインタビュアーが℃-uteメンバーのことを良くわからないので、後で調べようとしてそのままにしちゃったの☆カナと想像できるんだけど(ドジっ娘美貴子たん萌え萌え〜)。それかこれみたいな規制でもあるのかねえ。「※本記事では児童福祉法に則り、リアルロリなメンバー名を○○で表記しております。予めご了承下さい。」みたいな。

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それはそうと、昨日、会社から一番近いCDショップ「石丸電気Soft2」(笑)で予約していたCDをゲットし、とりあえず聴きましたよ。
前々からイイ!って言っていた「キラキラ冬のシャイニーG」はやはりイイね。

【田中】 そうなんですよ!初めてソロ曲を作ってもらったんです。これをもらったときに題名を見て“バラードがきたかも・・・”と思ったんです。私はアップテンポの歌のほうが好きなので、バラードじゃないことを祈りながらデモテープを聴いたら、バラードじゃなくて“ヨッシャ!”と(笑)。かわいらしい曲じゃないですか。他人が聴くと、“こういうキャラだっけ?”って言われるんですよ。でもこういうのを演じるのも好き。

演じている君が好き(笑)。
つーか、本人どう思っているかはともかく、田中れいなのキャラクターで合っていると思います。少なくとも俺とつんく♂さんはそう思っている筈(苦笑)。

最近オーディションの話ばかりしてますので、ここでもついでに。
MUSIX!で第6期の最終候補者3名を最初に見た当時、私的には1980年代末期〜1990年代初期のアイドルのリターンマッチっぽいものが脳裏をよぎりました。うーん、いかにも古参アイドルファン的な発想だけどね。
端的にいうと道重さゆみ地球防衛少女イコちゃんぽくって、亀井絵里は過度に守ってあげたい系アイドルっぽい感じですね。あの頃特に多かったタイプです。ただCBSソニーのそれ(中山忍とか田山真美子とか吉田真里子とか)ではなく、むしろコロムビア(増田未亜とか守谷香とか白田あゆみとか)やワーナーパイオニアのそれ(藤谷美紀とか細川直美とか)に近い。つんく♂さんの嗜好や、UFWのWP→ONE UP→Zetimaっていう流れがそうさせちゃうのかもしれないですけどね。
それに対する田中れいなは「ひとり『Page7』」(後期の方ね)っぽい。というか、宍戸留美(CS→SR)と寺尾友美(VP)と田中陽子(PC)の仲良し3人組を足して3で割った感じですよね。
そう考えるとこの曲は正にジャストフィット。湯浅公一さんのアレンジもあの頃に割と忠実で、歌手を引き立たせる為だけに存在するサウンドはとても好感がもてます。
ただそういうタイプは歌が上手くない子が多かったのですけど、田中れいなは上手いんだよな。つーか俺好みの歌唱センスだね。なんだろう...こなれている感じなんだけど、ひけらかすことなく作法がきちんとしている感じ。昔でいうところの「サンデーズ」っぽい感じですかね。どこかで修行した子がアイドルをやっている感じの声質。そういった歌手が売れなくなるとアニメや漫画のイメージアルバムの仕事をこなすこともあったかと思うんですけど、そういう雰囲気のアレンジ&歌唱が、俺のハートをわしづかみ(苦笑)。つーか、これは誉めているのか(笑)...いや誉め言葉だと思うんだけどなあ。いやあ、ここ数年で一番好きな曲です。

で、今までのアルバムはライブのサプリメント用に作られる傾向が強かったけど、今回は違うコンセプトかもしれないね。そう、このアルバムはある意味キャラクターソング集なんだろうね。
それは「リボンの騎士」や「白蛇伝」などの影響もあるだろうし、当然「きらりん☆レボリューション」の影響も強いのではないかな。
これを機会に毎月リリースとかします? キングレコード方面で。んで、イベントは握手会じゃなくってポスター手渡し会(握手禁止)とかで(爆笑)。

そう考えると、ブロッコリーのイベントとかで流れていそうな感じの曲「わ〜MERRY ピン Xmas!」なんかも正にそうだよな。2.5次元アイドル道重さゆみのキャラクター性がそうさせるのだろうけど、同じく2.5次元化しつつある久住小春も負けてはいない。久住小春は歌唱力アップ...というより認識性が高くなってますね。声優をやってきたことで自然に身についている感じです。でもなんだろう...平野綾っぽくなってきている気がしてならないんだよなあ。

つーか、素材オンリーでキャラクターソング集を作れるって凄いな。