/写真集ランキング系(2006.07.10付)(その2)

続き

すいません。
まとめてレスします。

まず、書店に置いていない理由について。

一般のショップならば自分のポリシーに沿った商品を自己責任で市場や問屋から仕入れるのですが、書店の場合はタイトル数が半端ではなく販売予測を逐一考えるのは不可能ですから、トーハンや日販などの『取次』と呼ばれる卸が事実上代行しています。

なので事実上、出荷数は取次が握っています。
以前、その販売交渉の現場に立ち会ったことがありますが、中は銀行やお役所のようで、順番がくるまでひたすら待たされました(大手は別)。で、いざ交渉となると、カウンター越しに座っている担当者(オペレーター?)がパソコンに映る販売実績とにらめっこしながら次号の入荷数を弾き出しています。
例えば、販売数がジリ貧の雑誌で新たな企画を立ち上げたとします。次号予告の反響も良好で「これで売上倍増だあ!」っていくら叫んでも、取次ぎが「前回までの売上が芳しくないので、今回もこの程度しか受け入れません」と言われればどうしようもありません。

全国的にこれだけ売れているのに関西では販売数に乏しいとなると、売れない→入荷しない→さらに売れない...の負のスパイラルが相当に進行しているのかもしれません。
交渉は出版社と取次が行うものですから、事務所は介入していないと思いますが、これを放っておくとそうなるでしょうね。

こちらからおこせるアクションとしては、店頭に無かったら即注文し、次回作に期待するという地道な行動が一番なのですが、今のご時世、それだったらamazonとかの通販の方が早く入手できますから、この選択は難しいですよねえ。

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次にテレビ局関係。

関西の方ならば「その昔TBS系の番組をABCがネットしていて、NET(現テレ朝)と東京12チャンネル(現テレ東)の番組をMBSが放送していた」という話を親から聞いたことがあるかもしれません。これを「ネットワークの腸捻転」あるいは「ネットチェンジ」と呼んでいます。

話すと長くなるので、wikipediaの「ネットチェンジ」の「毎日放送から見た歴史」を読んでみて下さい(笑)。

なので「ちゅーねん」をTBSが流す気が無いならテレ東でネットすりゃあ話が早いんですけどねえ。無理か(苦笑)。
(ちなみに、1970〜1975年には「奥さん!2時です」という番組を共同制作していたとのこと。)

また関東ではテレ東、フジ、日テレと関係が深い一方、TBSとテレ朝では淡白な関係が続いています。
なのでそれをMBSとABCで補って欲しいですよね。「プリキュア」もABCでしたし。

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次にラジオ局。

ラジオ関西には期待したいです。なぜなら周波数が極端に低いから(笑)。
低い周波数なりの特性もあるでしょうが、国内および近隣諸国に妨害する局がないので、20kwながら、かなりの広範囲で聴ける局のひとつですよね。
独立局ですが、ラジオ日本のつながりもありますから、カントリー娘。の番組からでもいいでしょうね。文化放送のつながりもありそうなのでBerryz工房の番組も可能かもしれません。

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最後に、関西・九州受けするメンバーについて。

そもそも関西や九州で受ける女性のタイプは何?...ってことが個人的にはプライオリティーの高い疑問のひとつになっています。

ハロプロは男性向けアイドルとアニメキャラの中間のような、性表現を抑えたタイプの子が多く、これが安定した人気の一つの要因になっていると考えられますが、その一方で、地域によってはそういったタイプの女の子よりも、より野性的に女性を意識させるタイプの方がベターなのかもしれません。
ただ、そういうメンバーが加入したとして、現在のファンが受け入れられるかという問題もあります。

私は前回、シンプルに加入させることを前提に書きました。減ったら増やすという今までのパターンを考えると割とやりそうなことなので。ただ、今のこの大切な時間にそんなことを考えるのは無神経なのかもしれません。
ただ、やがて加入話はやってくるでしょう。その際、第二の紺野あさ美を加入させてそれでファンは満足するか?と問われれば、多くのファンはNOと言うでしょうね。
(いや、それでも好きになっちゃうのがヲタの悲しい性ではありますが...)
なので、もし加入させるとすれば新たなニーズを持った子を抜擢していただけるといいかな...という気持ちはあります。

それと、もう二つの選択肢があります。「9月以降のメンバー8名で誰か相応しいか?」という新装開店的な発想。あるいは「娘。は今のまま素直に売り出すことを考え、それ以外のメンバーで強化できないか?」です。