モーニング娘。、℃-ute/「モーニング娘。コンサートツアー2006春 〜レインボーセブン〜」@SSA(その1)

本来はライブ同日(2006.05.07)に記するべきでしょうが、日数も経っておりますので、こちらに書きます。

昼は85%程度の入り。夜はほぼ満員。
スポーツ紙の紙面によっては昼夜で2万人という表現もあったので、MAX12K程度のプランだったのでしょうね...そうすると武道館や横アリと変んないかな。代替場所としては(より交通の便の良い)代々木第一体育館東京体育館なんてことも考えられそうなんでしょうけど、トイレの数が悲惨らしいので、まあここが一番なんでしょう...

プランも多分に夜の入りに合わせたのかもしれませんね。体裁を気にして1日目の入りに会場の大きさを合わせてしまうと、どんどん深みにハマってしまうので、格好は悪いけどファンのことを考えての選択なんでしょう。そういう意味では懐は深いと思います。

関係者席はサブステージ至近の左側のファミリー席(前から3列目あたりまで)。残念ながらオジサマばかりで特筆すべきものはありません。

PAゾーンにはつんく♂師匠の顔も。ただPAゾーンと客席の間が狭いために表情までは捉えきることは出来ませんでした。

        • -

さて。今回は曲に関する印象を書いてみます。
(細かい感想は日を改めて書きます。)

今回は各曲に(あくまでも主観的なイメージですが)色をつけてみます。レインボーなので7色!...と言いたいところですが、とりあえず4色。中には「灰色」なんてのもあります。
各色の意味合いは、下記のとおり。

赤色の:呼び込み系
青色の:おもてなし系
緑色の:アルバム「レインボー7」収録曲
灰色の:微妙系(同行者命名)

それぞれの意味合いとしては、「呼び込み系」は一般のお客さんがこれを聴きにやって来たんだぜ!なタイプの曲。
「おもてなし系」はその来て頂いたお客さんを楽しませつつ、もう一度来てもいいかもと思わせる為の曲。
「微妙系」は私と同行者で「微妙だな」と感じた曲で、要は、これやったら一般客は引くんじゃないかと思わせる曲ちょっと言い過ぎか(笑)、要はこの曲ではお客さんは呼べませんよ的な曲です。

01.HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜
02.THE マンパワー!!!
03.Go Girl〜恋のヴィクトリー

メンバー紹介VTR
これは通常のオープニングVTRと変らないもの。
慣れると違和感は無いが、「メンバー紹介VTR」前に2曲披露した意味は何?
℃-uteオープニングアクトを務めるのなら、ここは思いきって変えてくるべきだった思う。

04.SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜
通常ならば1曲目に披露すべき曲。ここに持ってきたところに今の状況が垣間見えそう。

05.パープルウインド

MC
夜の部、高橋・新垣・藤本は手で涙を拭うシーンも。
亀井絵里は、次の曲に備えて遠くをみつめ、なるべく見ないように、泣かないようにしよう...と頑張っていたのですが、こらえきれずに鼻をすするような仕草も。これは個人的にはポイント高いです。

06.色っぽい じれったい
07.愛あらばIt's ALL RIGHT

08.友達(♀)が気に入っている男からの伝言
(吉澤/高橋/紺野/小川/新垣/藤本/田中/亀井)
曲中の座りこむシーンで亀井絵里小川麻琴の見せパンツが御開帳。亀井のそれはリアルにドキドキものだが、小川のそれはなんだか長年連れ添った奥さんのそれを見ている様な気分。

寸劇
この日は大型スクリーンがONになっておりました、ありがたいことです(笑)。

09.レインボーピンク
ニール・セダカコニー・フランシスのために作ってあげたような曲。あるいは初期のTPDの市井由理穴井夕子をモチーフにしたのか?...どちらにしてもいわゆる50'sのエッセンスのみを用いて作られている楽曲。
ただ、誰に向けての曲なのかがはっきりしていないので、演出過剰になってしまっているのが痛い。
私の座席近くにリアルキッズの姉妹がおりましたが、かなり引き気味でした。何かのタイアップでもついていると楽しめるんだろうけどね。でも子供って基本的に大人が好む曲の方が好きなので、あからさまに目線を下げることは避けるべきかも。実際「SEXY BOY〜」の方がウケけてました。(あくまでも)初期の「ミニモニ。」はむしろ大人にウケたのがヒットの要因ですからね。
それと、道重さゆみはこんな格好より「ウルトラ警備隊」みたいな格好の方がたまんないと思います。

10.銀色の永遠
(藤本)
この落差だと躁鬱感があるね。

11.NATURE IS GOOD!
(吉澤/高橋/紺野/小川/新垣/亀井/田中)
個人的には、つまりこれを聴きに来たのですけど、それはあくまでマニア的視点。でもそういう曲も1〜2曲あった方がいいね。
吉澤・田中は一瞬私服かと勘違いしました。

12.無色透明なままで
(吉澤/高橋/紺野/小川/藤本)
これは高橋・藤本の為の曲ですね。ベーシック感が心地よい。

13.大阪 恋の歌
(高橋)
これは本来はなんだと思いますが、ソロにしてしまった為無色となります。
普段優等生ぶっている高橋愛の服を一枚一枚剥ぎ取っていくストリップショー的な効果を狙ったんだと思いますが、やっぱりソツなくこなしたので、効果は...うーん...どーでしょう、長嶋です(苦笑)。

14.レモン色とミルクティ
(新垣/亀井/田中/道重/久住)
多分アイドルマニア的には「萌え」系楽曲として片付けられそうな感じですが、バブルガムポップスのエッセンスが満載の名曲ですね。なのでこれも個人的にはをあげたいです。
オールラウンダーの新垣里沙田中れいなが萌えモードにスパっと切替え、萌えのスペシャリスト(亀井・道重・久住)を逆に引っ張る展開。
この不思議な状況が今後のカギを握ると思います。

15.青空がいつまでも続くような未来であれ!
アトラクション性が高く、今回の楽曲群のテーマ性としての中心的役割を担っている曲。
この曲以降アルバム曲はやらずヒットパレードに突入するのならば、このポジションでいいのですが、この構成ならばラスト直前(あるいは2曲前)にやった方が良かったですね。

16.ザ☆ピ〜ス!
ファミリー席から歌詞用のスクリーンが半分程度しか見えません。多分ところによっては全く見えなかったと思われます。ちゃんと考えたんですかねえ?>スタッフ
この曲は、文句なしのですが、一般客はVTRでは満足しません。

17.INDIGO BLUE LOVE
(新垣/亀井/田中)
ザ☆ピ〜ス!」でせっかく盛り上がったのに「INDIGO BLUE LOVE」でまたクールダウンするのは流れとしては痛いのですが、ただ「次は何?」という段階でこの曲を持ってきたということは、それを犠牲にしてまでオーディエンスに見せたいサブリミナル効果的な意味あいがあったのだと思います。
これは、将来のセンター候補達に純粋に演技力を試していると思いましたが、同時に普段使わせてもらえない声を出させていることも注目すべき点ですね。これも今後のカギを握る部分かと。

18.恋は発想 Do The Hustle!
(吉澤/高橋/紺野/小川/藤本/道重/久住)
19.直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜

MC
ここまでやってもMCではケロケロしているよね。ここがキッズカテゴリーとの大きな違いだと思います。

20.女子かしまし物語3
21.浪漫〜MY DEAR BOY〜
22.なんにも言わずにI LOVE YOU
アンコール

23.ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。
「THE マンパワー!!!」のC/Wですが、私の想像ではどちらをタイアップ曲に持ってくるか迷ったんじゃないかという気がしてなりません。もしこちらが採用されていたら間違いなくでした。それはポジティブな効果があり、活躍時のスポーツニュースのBGMとして使えそうだからです。
必然的にライブでは立場が逆転しつつありますね。

24.さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!

エンディングVTR
このVTRだけは構成変えてきましたね(苦笑)。

以上。

異常なほどが少ないのが今回の特徴です。

メンバーベースでの感想や総評、どうしたら客は戻ってくるのか?、未来像は?などは明日以降まとめます。