アメリカのアイドル発掘番組について

上のアメリカンアイドル歌謡で思い出しましたが、ちょっと前に知人から「FOXチャンネルで『アメリカンアイドル』という番組をやっているので見てみたら?」という話を聞いたので、昨日見てみました。
(なかなか見るタイミングが合わなくって、やっと昨日見ました。すいません(苦笑)。)

この番組はWikipediaによると、本国では2002年から始まっている夢のオーディションバラエティ(笑)で、日本では2006年から放送されているとのこと。現在は第5シリーズがリアルタイムにほぼ近い形で放送されているのだとか。
初見でしたが、途中から見てもついて行けると思います。
(タイムテーブルはこちら)

ここで言うところのアイドルの定義は、「アイドル」キーワードで言うところの「1」(本来の意味のアイドル)と同じ*1。よって年齢性別は問わないため、日本でよくある男性専科な「アイドル発掘番組」だと思って見ると面食らってしまいます。
また、アメリカは多様な人種によって構成されるため、可愛いとか美人とかという主観的な判断は避ける傾向が強く、その結果、判断基準は歌唱力や表現力に限定されてしまう*2ため、ファイナリスト12名を拝見してもいっこうに萌えません(苦笑)。

ただ、ASAYANもそういう姿勢の番組であり、視聴者層を選ばなかった中で、純粋にモーニング娘。鈴木あみといった国民的アイドルが誕生したのだと考えると、この路線はむしろ正しいでしょう。

よって、純粋に「最近ASAYANみたいなオーディション番組に飢えてて死にそうだ」という方向けにはお薦めです。

注目点は生バンドによる演奏をバックに歌うことです(ステージ横にちらっと見えます)。これは「スター誕生」っぽいですね。ただ「あっち向いてホイ」みたいなコーナーはありませんし、審査員はヘッドホン片手にしかめっ面...ではなくノリノリ。特にノリのいい曲では手を挙げてハンドクラッピングしているので後の観客の邪魔になっています(苦笑)。
ただし、審査員による判定ではなく、あくまでも人気投票によって運命が決まるようです。審査員らしき方々は絵に描いたようなアメリカンなお世辞に溢れているので、これを鵜呑みにせず、あくまでも視聴者の判断を大切にするということなんでしょう(苦笑)。

それとそのビジュアル版的な番組「ARE YOU HOT?」も今月8日から放送開始なんだとか。
予告では水着審査もありそうですが、自由と平等の国ですので男性も同時参加(笑)。これはそういうのが好きな方で無いと楽しめないかな(苦笑)。

*1:同じといっても「1」は日本のアイドルについて書いたものなので、ちょっと修正しないといけないですね。修正しました。

*2:1990年代以降この傾向は強まっていきます。洋楽が売れなくなったのはこのせいでは?