時東ぁみ/CD「(2)好きです・・・。」(その2)

続き

時東ぁみ(つんく♂オフィシャルウェブサイト)

なるほど...「SWEET&TOUGHNESS」「恋するニワトリ」は頂きものなんですか(苦笑)。CoCoのは時期的に1stライブビデオですかねえ...
でもそういう雑多ところから佳曲を選別する能力は、さすがとしか言い様が無いです。まあ嫌いなところからは選ばないとは思いますが(笑)。

Aメロからすぐサビにくるんです。

名曲って大抵そうかも。「Aメロ→Bメロ→サビ」のフォーマットにこだわらない野心的な曲が多い。
また評論家と現場での「名曲」の基準の違いが面白かったりもしますね。
例えば、ribbonは評論家・現場ともに評価の高いユニットでしたが、ミュージックマガジン誌が「それは言わない約束」を邦楽部門の年間ベスト10に選出する一方、その現場では「Deep Breath」や「サイレントサマー」の方がウケていたりね。現場では騒げる曲の方が人気が高いからねえ...まあいずれにしても1991年の後半あたりからJ-POPの音が格段に良くなっていくので、これ以降の曲はいい曲が多いのですが...

その頃、よくおごってもらってた某FテレビのKプロデューサー(当時AP!?)が超CoCoファンで、下北沢で飲みながら「いかにCoCoの音楽が凄いか」というのを酒のあてに聞かされました。

ん?...あ、これって辻ちゃんヲタの某氏なのかな(笑)!?
CoCoはライブに最適化されたユニットで、シングルのC/Wのアレンジはペナペナだったりするのですがライブになると迫力が全然違う。まるでローリングストーンズみたいなユニットでしたね。ライブの楽しさや明るさはハロプロに一番近い存在だと思います。

音は確かにβの方が良かったし、もちろん映像も良かったですが、 ビクターが出していたVHS(→HR−D 725)298,000円のデッキはステレオハイファイトラックとは別にステレオトラックがもう2ch録れてFMでのロングライブや何かのエアーチェックには最適な機種でして。それを高校二年生の夏休みのアルバイト代を全部はたいて購入。

あ、これは俺もやってた。何かの雑誌の記事で見つけたと思う。でVHSでマイベスト(笑)を録音して聴いていた時期がある。ただ音質はカセットよりもややいい程度で、取り扱いに不便で、あまり効果は無かったけどね。

当時、TDKのカセットテープの最高種のメタルカセットに一回だけ針を落とすレコードからRECしたのを覚えてます。
バイアス調整から、針圧調整、新しいMCのダイアモンド針とか、やたらめったらこだわってRECしたなぁ。。。

音にこだわる方がアイドル好きってある意味正しいことかもしれません。学生時代、AVに凝っていた友人はSONYのCDプレイヤーにサンスイのアンプにダイヤトーンのスピーカーと、モロ定番品オンリーのコンポーネントで固めていましたが、そこで流れていたものは、もっぱら太田貴子とか斉藤由貴とか南野陽子とか工藤静香とかアニソン(およびサントラBGM)だったり。さらに違う友人は1本30万円もする英国製の小型スピーカーが自慢でしたが、そこから聞こえてくる音楽はセイントフォーとかレモンエンジェルとかでしたので、極めていい方向性だったと思います。
今のファンっていい音でアイドルを聴いているのかなあ...まあ、最近の私も人のこと言えませんけどねえ...

石丸もオーディオ専門店を持っていることですし、ハロー!プロジェクトを海外高級機器で聴く怪しいイベントとかあったら面白いでしょうね。
10万円ご購入毎に限定生写真1枚プレゼントとか(笑)。470万円相当のCDトランスポート・DAコンバーター・プリアンプ・メインアンプ・スピーカーの『お買い得セット』で47枚コンプリートだとかね(苦笑)。
いや、マジで死人が出そうなので、そんな企画は結構ですから、そこそこの低価格*1で女性ボーカル向けのオーディオシステムの提案が出来ると、結構ウケが良いかもしれません。某掲示板のオーディオ系のスレッドで「女性ボーカル向けお薦めスピーカーを教えてください」などと尋ねると「お前、声優ヲタだろうw」と言われるらしいので(苦笑)。

*1:CD・アンプ・小型スピーカーでFC海外ツアー以下の価格が妥当な線でしょうね。あるいはピュアオーディオではなく、AV関係に絞ってしまうとか。あるいはPCのWAVE/AIFFデータを高音質で鳴らすシステムの提案だとかね。