そろそろ冬の訪れです

昨日、書店でオーディション雑誌を手に取ったんだけど、「アイドル」という名を冠ぶせたオーディションが目立つことに気づいた...いや、以前から気付いてますけどね(笑)。で、その以前よりももっとブーストがかかった感じで「今またアイドルブーム」みたいなことを書いてあったりもする。

でも、私的にはむしろ逆かな?...と思う今日この頃。
振り返れば1990年あたり(いわゆる「アイドル冬の時代」)を境に、「アイドル」が若手歌手からタレント養成プロジェクト的な意味合いに変わっていった流れがありましたよね。それと同じ空気感はある。

青田買いで可愛い子を確保したのはいものの、仕事がないので、とりあえずアイドルでもさせるか...みたいな。
金集めはアイドルファンをターゲットにすればいい...みたいな。

そんな感じですかね。

ただ、あの頃はタイアップCDなど音楽業界には資金があった。でも今はない。その違いをどう見るか。

「不況に強いのはアニソンとアイドル」みたいな風潮ですが、アニソンはアニメファンという相当数(多分に数百万以上の規模)のファン層が支えている(その内の数パーセントが購入してもあれだけのセールスになる)のに対し、アイドルは少ないファンが大量購入して支えている。なので産業構造はかなり異なる。が、無理に張り合っている気がしないでもない。

そう考えると、こういった風潮に無理に乗っかるか?...ピンチはチャンスなんだよと別の方向性を見出すか?...ってところで、こちら方面は今までの継続性も重視しつつも、後者的な動きがいくつか見えてくる感じですかね。で、私はその後者的な動きに注目している...と。

ってのが、私のブログの最近の傾向です。こういうのってヨイショ型のアイドルウォッチャーさんとかは書かないですよね?