V.A./「Hello! Project 2010 WINTER 歌超風月〜シャッフルデート〜」@中野サンプラザ(その2)

生まれ変わったら「みやびちゃんのよだれかけ」になりたいです。

それはさておき。

マルジャンさん

アップフロントとすれば「モーニング娘。Berryz工房℃-ute真野恵里菜スマイレージハロプロエッグが一堂に会するコンサートだから8400円でも安いぐらいだろ」と考えているかもしれません。しかし見る側からすると「推しメンが登場する時間が短い」「昨夏のハロコンで歌った曲をまた」など不満や改善を求める声が上がってもおかしくない状態です。

ハロコン。特に正月のハロコンはとっても高価ですよねえ。新人公演の倍はします。理由は出演者の多さからなんですが、それは主催者都合の論理かもしれない。

現場って、私のような糞DDは少数派であって、推しがきちんと決まっているファンの方が大多数です。その人たちにとっては「色んな子が見られてお得!」より、むしろ「推しの子が○曲しか出てこないからつまらない><」って気持ちのほうが勝っちゃうかなと。だから、ハロコンって以前から、あまり人気がない印象。

一方で人気がないなどと揶揄される真野恵里菜スマイレージのライブ(のFC先行予約)で落選が続出している。理由は安くてたっぷり楽しめるから。

さらに、平日開催で*1、なじみの無い組み合わせや曲が満載では、一度見ればいいや(あるいはDVDでいいや)って気にはなる。そうそう平日開催だと娘。のミュージカル@中野を思い出しますね。あれは1階の半分くらいしか埋まらない日もあったような...でもこれを日本青年館に置き換えると満員に近い。そういう印象の違いもある。というか、2月の青年館シリーズ(笑)にやるべき企画だったかもしれませんね。なぜなら実験的なライブで、満足することが最初から約束されていないのですから。はたして価格は妥当だったのか?ってのは十分に検討してほしいところです。

ただ、こういった時にサクラ(招待客)で埋めて誤魔化すことって、他社で何度も遭遇したことがありますが、それをしなかったことは好感が持てます。この手の客は興味があって来ているわけではないので、費用の割にはリピーターになりえませんから。ここは自力開催の自由度がある証拠ではある。

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ただね。
会場周辺には「チケット譲ってください」って紙を持った人がいます。
近くで当日券を売っているのにです。

満員になると、いわゆる糞席がオークションに流れてきます。これは当落が危うかったり、少しでも前で見たかったりという心理から複数買い(グループ買い)し、それを放出することで起きる現象かな...と推測しています。
その糞席はいわゆる定価割れを起こしますから、それで安価に楽しんでいる層もいます。
学生など主に若い衆です。

今回は評判の悪いチャンプルがベースで、平日で投資力のある社会人が敬遠し、オークションにチケットが出回らず、「見たい」「席が空いている」「でも高くて遠い」の悪循環かなと。

私が経営陣なら、早めに安く放出しちゃったけどねえ。

昔、読売が捌けなかった貸切日の「リボンの騎士」を安く売ったら満員御礼になったよね?
あんな感じになったと思うよ。

ま、そんな感じで。

*1:途中入場のビジネスマンが結構多い。