大人が見て楽しめるアニメ

能登ちゃん

10年くらい前のでも今のでもいいよ、大人が見て楽しめる、アニメ。

「大人が見て楽しめる」ってのは「大人だけが見て楽しめる」とか「大人向けだけど子供も楽しめる」ではなく、「子供向けだけど大人も楽しめる」ってことかな?
話の流れ的に。

先に関係無さそうな方の話。
「大人だけが見て楽しめる」ってのは成人向けなので割愛しますが(笑)、「大人向けだけど子供も楽しめる」ってのは結構簡単。「漫画アクション」とか「ビッグコミック」といった青年誌系の作品がそう。「ルパン三世」とか「美味しんぼ」とか。
さらに、少年誌でもターゲット層を高めに設定している作品。「キャッツアイ」とか「こちら葛飾区亀有公園前派出所」とか。これらのルーツは「佐武と市捕物控」とか「サスケ」「カムイ外伝」といった初期の時代劇アニメかな。

で、本題。
実は「子供向けだけど大人も楽しめる」ってとても難しい。ってのは、その昔、アニメの放送されている時間は主にゴールデンタイムなので、一家団欒の中に割り込むことになる。なので、幼児向けを謳った作品でもないかぎりは、ある程度大人がシラケないような作りにはなっていたはず。そういう作品を見て育った人達が、高校・大学と進んでいく過程で忘れられずにいて、やがてサークルが出来てその研究対象になっていく...そういうのがアニメブームの礎になっていったんだと思います。当時は「海のトリトン」とか「科学忍者隊ガッチャマン」とか「宇宙戦艦ヤマト」でしたね。

ちなみに私自身「子供向けだけど大人が見ても楽しめる」をかなり意識しているな(笑)と感じはじめた作品は「未来少年コナン」です。NHK初のセルアニメーションシリーズということでかなり気を使った作品に仕上がっており、今日の宮崎作品のルーツ的な作品ではある。

個人的に気になるのは、「一応、子供向けと謳っているように見えて実はアニメファン向けでは?」や「あからさまにアニメファン向けでは?」と思しき作品とごっちゃになっちゃうことですね。「マクロス」シリーズはこの範疇かなあ...とは思っています。こういうのはいくら薦めても「俺アニメオタクじゃないから」って理由で見てくれないだろうから。エヴァンゲリオンもそうかも。「ガンダム」シリーズも実は怪しいような...

たかみさんのは「ミュンヘンへの道」が入っていないことから、メカニカル的な視点で男子小学生がハマりそうな作品なんだけど、大人も楽しめるよってことかな?...これは正しいと思います。J9シリーズや「ザブングル」などもそうかも!?

昭和を代表するアニメ

やはり「鉄腕アトム」かな。

この手の話って、主観(個人的な思い入れ)と客観(視聴率や人気投票)で、かなり異なる意見になりそうですね。

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同じく

落書きは清水佐紀ちゃんに似てますね。
ある特殊仕様をつけたフィギュアを作ったら売れるかも(笑)。

私の仮説では20〜50代(を大人として調査する予定)はSF好きだと思うんです。

つまりSFが舞台のアニメは大人に人気があると思う。

うーん...
もし、SFが大人に人気があるのなら「ビッグコミック」や「モーニング」はSF作品で溢れ返っているはずなので。でも実際はそうじゃない。

スタートレック』とか『2001』とかの昔(←何年公開とかまだ調べてない)
SF映画が影響してるんぢゃないかなぁ〜と踏んでるのだ

うーん...
未知なるものへの探求がテーマであった「宇宙大作戦」は純粋にSFとして楽しめるけど、TNG以降はタクティクス志向で米国主義を感じさせるような作品に仕上がっているから、それをよく思っていない人たちからの評判は芳しくないようですよ。SF(SFX)はあくまでも手段であって、根底に流れているテーマは何?ってのを考えないと難しいジャンルではありますね。

じゃ何が言いたいの?ってのを書くとあんまりなので、このあたりにしますが、多分にある真理に到達するでしょうね。楽しみです(苦笑)。

でも、こういうことを知っておくと、新たな作品に出演する際「この作品はこういったポジションなんだ」ってのが理解できてくるはず。ただ、それは声優さんマターよりも、スタッフマターの話かもしれないですけどね。でも、能登ちゃんはじめハピスタメンバーや、キッズ・エッグ世代にはセルフプロデュース能力が備わっている子がとても多いので、そういうのは是非磨いていってほしいところです。