近況系(2009.12.17)

リアル近況。

美味いんだけど人には紹介できない店ってのがある。
それは別に格好をつけている訳じゃなく、古臭くて、見た目汚くて、先入観であまり入りたくないんだけど、でも、いざ食べたらめっちゃ美味いっていう店。

具体的には商店街から住宅街に変わるあたりに点在する中華屋さんとか蕎麦屋さんって、普段は人が入っているのを見たことないけど、何故か潰れない。そういう店は大抵出前で生計を立てている。
その店もそのタイプ。でも家からはちょっと遠いので出前は出来ないので、恐る恐る入ると、若干トイレみたいなにおいはするし(芳香剤かな)、壊れた傘や出前用のバイクの部品(?)が放り投げているようなワイルドな店なんだけど、食べるとこれがスゲー美味い。恐るべし高円寺(笑)。

聞くところによると、本場長崎の味で、地元の人も懐かしい味らしい。

それが何の番組か知らないんだけど最近テレビで紹介されたらしく、グルメサイトのコメントではなんと行列ができたらしい。

やっぱ、気になってはいたが、勇気のなかった人が沢山いたらしいです(苦笑)。

でも、忙しくなるのはいいですけど、おじさんの体力がちょっと心配。

阿佐ヶ谷でもお気に入りのラーメン屋さんが突然繁盛してしまい(ある番組のラーメン特集で1位になっちゃった)、体を壊して廃業ってのがありましたので...

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追記。

ああ、これかあ

そう言えば番組録画していたような(苦笑)。

やっぱインパクト強い店ですからねえ。選ばれて当然といえば当然かも。
でも混んじゃうと魅力半減になっちゃう。そこはかとない場末感がこの手のグルメの魅力なので。

似たような汚な美味い名店は中野にもあったんだけど(塩ラーメン専門)、確か閉店しちゃったんだよね...そこは王様のブランチでは紹介されたようなんですが、やっぱりレトロ感漂う店内っぽい表現でした。

ちなみに嫁と一緒に行きました。
嫁曰くもともとその筋のネットワークでは有名な店らしい。なのでそういうネットワークをリサーチして作られたコーナーでしょうね。続編が作られれば視聴者からの推薦も増えていくことでしょう。興味本位ではなく、町おこし...まで大袈裟にならないまでも、ちょっとした経済効果が生まれると面白いかもしれませんね。

それと「汚い」ってのは、古くなっちゃった(店主が高齢化しちゃった)のと、お店が出前中心になったりで、内装に手をかけられなくなったということもあります。
後継ぎがいないとそこでおしまい。
なので、変な外食チェーンでくすぶるよりも、こういうところで修行をして味を守っていくことも、ある意味大切なことなのかもね。

音楽も一緒(笑)。