ザ☆FYI(2009.12.10)

杏野はるな、AKB48加入の打診を断っていた!!(ザイゾー)

これはヲタ的にはどうでもいい記事かもしれませんが、これからタレントを目指そうとする素人の女の子たちとっては結構重要な記事。

 ゲーム大好きアイドル、通称"ゲードル"として活躍中の杏野はるな。これまで、数々のブログ炎上事件を起こし、"炎上アイドル"としてもネット上で話題になっていた(参照記事)彼女だが、今度は過去にアイドルグループ「AKB48」への加入を打診され、断っていたことが明らかになった。

 12月6日、日刊サイゾーからlivedoorニュースへ配信された【AKB48版「事業仕分け」敢行!? 8期研究生10人をバッサリ解雇】という記事に、杏野はるなと思しき人物が以下のコメントを投稿。

私も3年前に加入の打診をいただいたのですが、一人でやることの意味を考えてお断りしたのを覚えています。
集団というのはすごく大変だと思いますががんばって欲しいです。応援しています。

 このコメントは本人によるものなのか? その真意は? 本人を直撃した。

杏 このコメントは、私本人の書き込みです。ライブドアさんのニュースには、結構コメントを投稿させていただいています。仕事としてではなく、ニュースに対する感想、意見は個人でしてこそ意味があるのもだと思っているので、個人的に行っているだけです。意図は特にありません。

──コメントにある「加入の打診」とは、AKB48を主催する株式会社AKSから、所属事務所に直接、連絡があったということでしょうか?

杏 もう3年以上前の話ですし、詳しいことは覚えていないのですが、「AKB48というグループを作るという話をもらっているけど、どうしよう?」と、マネジャーから言われました。

──それはオーディションの誘いではなく、正式メンバーとしてのスカウトだったのでしょうか。

杏 すみません、そのあたりはよくわからないのですが......「そういったグループを作るらしいけど、どうする?」というお話だったので、今考えると、オーディションも含めてのお誘いだったのだと思います。
──当時、他の芸能事務所にもAKB48側から同様の誘いはあったのでしょうか?

杏 知り合いのタレントさんも数人、お声をかけていただいたそうです。ただ、そのコたちはすでに芸能界にいないので、お名前はお伝えできません。すみません。

かなり気を使ってますね。
私も具体例で話すとあるメンバーに迷惑がかかるので、一般論のみで話を進めますが、オーディションには公募と業界内オーディションの二種類がある。後者はCMの出演者オーディションなど。で、これが混在になっているパターンもある。例えばヤングマガジンのイメージガールがそう。

今回のケースではそもそもオーディションをやっていたのか?という疑問すらありますが、やっていたと仮定して話を進めると、混在型オーディションは女の子たちの間では「デキレ(出来レ・出来レース)」とみなされやすく人気度は落ちる。もし募集要項に「事務所に所属していない人が対象」と書いてあれば尚のこと。

さらに、純粋な素人メンバーとは差はある。プロの子がそこに加入したからといって元の事務所とのつながりは無くならないでしょうから。なので「事務所決定しました」といったアナウンスも、なんだか白々しく聞こえてくる。

ただ、A社→AKB→B社のパターンもあるようで、合同トライアウト的な要素もあるのかなあ...と思われます。

──最後に、AKB48に関して何か思うところがあれば、一言お願いします。

杏 団体というのは、部活でも軍隊でもすごく大変だと思います。AKB48はすごく可愛らしくて素敵だと思っていますので、心から応援しています。

彼女の言いたいこととは違うかもしれませんが、今のタレント業界って高校生が一番金にならないんじゃないかな?
U-15タレントにはジュニアモデルや子役といったニーズがあるのですが、定年は必ずやってきて、次のカテゴリに進めるエリート以外、それ以降の仕事は期待できない。あえて言えばグラビアとキャンペーンガール的な仕事がメインでしょうけど、その分野に乗り込んできているので、もっと悲惨な状況が生まれている。なので、そういったものに頼らない何らかの一芸や知識があることは、大きな武器にはなりますね。なので、これからタレントを目指す方への大きなヒントを与えていると思います。