アップフロントエッグ(その2)

コメントレスでやんすの巻。

オーガさん(コメント)。

私の場合はキャラ的に「可愛いいもうとが沢山できたよ、はぁはぁ...」かな。それはさておき(苦笑)。

分ける必要性

前回「収支をクリアにしたい」と書いたのですが、そこをもっと細かく書きます。
研修生は本来金を生まないので、その費用をカバーできる会社が面倒をみることになります。で、今まではUFWが面倒をみていましたが、新人公演以降、コンサートやイベント、それに伴うグッズ売上がエッグの運営を賄えると判断したので、UFIにまとめちゃったのかな...と推測しています。同様に、アニメ関連のエッグは、その売上が立つところで面倒をみなさい...ってことなんでしょうね。演劇の場合も同様かなと。
で、UFI的にはノルマ達成が不安だから、FC部門の収支に組み込んじゃえ...みたいな発想だと思われます。

こんなことをスラスラ書くと、実はUFGサイドの人間...って思われがちですが、実は私も元経理(笑)なので、会社の仕組みが容易に見て取れるんです。入金・支払サイトがCD/DVDとタレントエージェントと興行では異なるので、会社を分けた方が資金繰りが楽ですし、それぞれの業績に応じて次の手が打ちやすい。その手の打ち方が失敗しちゃっているだけだと思います。まあそろそろ修正してくるんじゃないですかね(笑)。

ただ、どこに移しても、それはそれで縄張りが出来る。要は信念のある人がちゃんといれば良いだけなのですが、手と足ばかり多くて、頭脳がちゃんと育っていないのかな?
寺田氏はモロ利害関係者なので無理です。もうそろそろ、そこから脱却しないといけないんでしょうけど...

「合格後にさらなるステップアップの可能性を感じる」

はい。重要です。女の子達はとても現実的です。
「オーディションは出来レース?」「交通費やオーディション費用はいくらかかる?」「レッスン費用は有料・無料?」「有料ならどのくらいかかる?」「オーディション組よりスカウト組の方が優遇されてない?」「枕営業ってあるの?」といったことも含めて語られています。
エッグの場合は出来レース的な子もゼロではないですが、比較的間口が広いってことと、割と実力主義*1ですから、こういった疑問点はあまり発生しないです。あるとしたら「モー娘。は落ち目だから」「気持ち悪いオタクの相手をしないといけない」ですかね。ただそういう流れになると「工作員は消えろ」的なレスが返ってくるか、スルーです。
前にも書きましたが「工作員」って用語は、2chよりも女の子向け芸能掲示板の方で先に見かけました。現にスレ(多くはオーディション毎にスレが立つ)によっては事務所が誘導していそうなところはあります。有名なのはAKBのあるチーム名を逆にした事務所。AKBについては知りませんが、誘導があったとしても2chのような下手糞な感じではないでしょうね。

なんとなく「エッグがゴール」みたい・・・なんて印象を与えかねない

ジャニーズでも個人活動メンバーは「ジュニア」のままですから、それでも構わないのですが...やはり既存ユニットへの昇格が無いってのが痛いんでしょうかね...

そういう意味でもMilkyWayはもっと続けてほしかったですね。

はい。
新規ユニットが、つんく♂のおもちゃで終わっちゃいそうな予感が早くもしている状況では、先は見えちゃうな...ってのが現状です。MilkyWayはそうじゃなかったのでね...

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WINCHANさん(コメント)。

ハロプロを目指すよりもAKBを目指した方がテレビにも出られるし活動も派手なので、といった感じになるのも致し方ないのかなぁと思います。

AKBはテレビタレントとして大手事務所に買われていくことがゴールですから、逆にそれをやらないと存在価値なくなります。
逆にアーティストになりたいとか、声優になりたいといった人はAKBを目指さないと思うんです。
「ウチは独自に育成して女優をやらせるよ」って事務所を目指すひとも、ここはスルーするはず。

バラエティタレントが欲しい大手事務所にとって、メジャー(有名になること)の登竜門が一時期「グラビアアイドル」に偏ってしまい、その市場ではニーズが合わない子であっても、ヤングなんちゃらとか、テレビ局のキャンギャルを目指さざるをえなかったところに、AKBの出現は渡りに船だったと思われます。

ただ、時期に落ち着くと思います。加入より後が狭き門ですから、女の子も(マジヲタも)どんどん辞めちゃうでしょうし、スタッフはそれが恐いから手を替え品を替えなんでしょうけど、もうそろそろスポンサー切れをおこしそうな予感。

それと、素人に毛の生えたレベルでは、世間的にはさほど話題にもならないはず。
同様に、エッグがテレビに出ても、状況よってはマイナス印象かなと思うんです。「ヘキサゴンII」で里田まいとかmisonoさんが重宝されるのは、やっぱり歌って踊れるから。

エッグに話を転じると、活躍の場ですよね。
今の「ハロプロエッグ」だとハロコンか演劇の端役がいいところです。

歌手・女優・声優で話を絞ると、歌手はデビューしていないとまずテレビには出られません。なぜなら肩書きが必要だから。ただバラエティ番組の使い方がカギになります。「ヘキサゴンII」はその意味では理想系です。ただテレビ局まかせ。もっとテレ東の18時台を使わないとダメです。大衆に売り込んでいかないとね。

女優の場合、外見重視ですから、子役時代に人気があっても将来の保障は一切無い。またキャリアが切れちゃう。10代は歌手であっても、女優転身後はそれを捨てざるをえない。能登ちゃんが移る「アップフロントエッグ」に歌手の文言が無いのは、まさにそれです*2
タレントもそれに準じるのかな、AKBからスカウトしようと思っている事務所が歌で勝負させようとは思っていないはず。

システム的には声優が一番理想的かもしれないです。(テレビ露出もOKな)子役声優は慢性的に不足しているでしょうし、歌が上手ければ歌手(アーティスト)としてデビューも可能、というか歌えることが重視される。ってのはゲームでも何でも今は主題歌・挿入歌が物凄く多い状態になっているから。また、(成功すればですが)キャリア的に一番長くアイドルとして活動できます。また、アニメ・ゲーム系は同人・インディーズでも市場がでかいですし、駆け出しの子はゲームの声優から...みたいな道筋が出来上がっているので、実践的にレベルアップできる。
その意味でも、エッグオーデで声優がなくなっちゃってるのが痛い。今や女の子のなりたい職業は「声優>アイドル歌手」。ただ「声優もアイドル性がないといけない」「アップフロントはテレ東と仲良し」ってのはわかっているので、だからエッグオーディションに人気が集まったと思われます。
ただし最大の欠点は、世間(大衆)から隔離されてしまうこと。これですよねえ...

私的にはシステム(枠組み)を作ってから、そこに流し込むんじゃなくて、その子にあったものを考えていくってことかな。
今後、10代はアイドル歌手で20代はアイドル声優っていう子が出てきそうな予感がするので、余計にね*3

*1:人気主義ってことかな。

*2:ただ能登ちゃんは一時的そこにいるだけで、歌手を捨てることではないと思いますが...

*3:つーか、10代はアイドル歌手で20代はアイドルアナウンサー候補もいるので、余計にね。