ザ☆FYI(2009.03.30)

ハピスタ勢絡みで関連のありそうなのをいくつか。

角川グループ ゲーム事業の戦略子会社角川ゲームス設立(アニメ!アニメ!)

 大手エンタテインメントグループの角川グループホールディングス角川GHD)は、今年4月1日にゲーム関連事業の新会社 株式会社角川ゲームスを設立することを明らかにした。角川ゲームスは、角川GHDが100%の株式を保有する持株会社の直轄会社となる。
 角川GHDでは、これまで角川書店アスキー・メディアワークスエンターブレインといったグループ企業が個別にゲームソフト事業を行なってきた。しかし。今回は新たにゲーム事業に特化した新会社を立ち上げることで、この分野を強化する。角川ゲームスは、ゲーム事業における戦略会社との位置づけである。

もしかしたら関係あるかもしれない話かもしれない気もしないでもない今日この頃。

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テレビ東京 4月からのアニメ局 局部長人事など発表(アニメ!アニメ!)

なるほど。こういう細かい話も記事になるんですね。
こっちだと、かつてあった「ゲバゲバUFG」マターだよなあ(苦笑)。

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米国のアニメ月刊誌「Anime Insider」廃刊へ(アニメ!アニメ!)

 米国の雑誌は日本以上に広告からの収入が、全体の収入に占める割合が高い。アニメ雑誌の広告主は、アニメDVDやマンガ、玩具などが中心になる。しかし、過去数年でアニメDVDでは、大手を含んだ数多くの企業が、実質的に活動を停止している。残った企業も大規模なリストラを進めており、広告費の削減に動いているとみられる。
 2007年まで好調だったマンガについても、昨年から経営不振に陥る会社が現れ始めている。また、2008年にマンガの売上が減少に転じたことから大手出版もアニメDVDと同様にコスト削減に動いている。こうした環境が、アニメ雑誌の経営にも大きな影響を与えた可能性が大きい。
 今回の「Anime Insider」の廃刊により、米国では日本アニメをテーマにした月刊雑誌は全てなくなる。アニメ雑誌では、よりコアなマニア向けの雑誌「Protoculture Addicts」が、隔月刊(もしくは不定期)として発売されているのみである。
 アニメだけでなく、マンガやJ-POP、映画など幅広い日本のポップカルチャーだけをテーマにした「OTAKU USA」だけが月刊雑誌として残るかたちだ。こうした状況は、日本アニメの米国市場やカルチャーシーンでの存在感の後退を印象づける。

なるほど。元々米国って日本ほどの雑誌文化ってなさそうなので、これで米国の「日本ポップフェノメノン」が減速するかどうかは微妙な気もしますが、商業ベースでは厳しいってことなんでしょうね。

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初音ミクの卒業ソング「桜ノ雨」が映画に 学生の自主制作で(ITmedia)

 初音ミク曲が映画に――卒業ソングとして人気を集めている、アコースティックバンドabsorbの楽曲「桜ノ雨」が、映画になる。高校生・大学生を主体として活動する学生映像制作団体・テトラフィルムスタジオが制作する自主制作映画だ。

 桜ノ雨は、absorbのボーカル・森晴義さんが「初音ミクが現代を生きていたら」と想定して作った曲。昨年2月に「ニコニコ動画」に投稿され、これまでに100万回近く再生されている。楽曲を収録したCDはabsorbのメジャーデビュー作品となり、ジャケットにはabsorbのメンバーとともに初音ミクの姿が描かれている。

 ネット上では、桜ノ雨を卒業式で歌おうと呼び掛ける「桜ノ雨プロジェクト」も展開。これまでに100校以上の卒業式で採用。「新しい卒業ソング」としてテレビのニュース番組などにも取り上げられた。

 映画はこの楽曲をモチーフにしたもので、舞台は3〜4月の高校。「高校3年間をともに過ごした“オタク”の6人が、卒業を間近に控えたある日、同級生やあこがれの人に認めてもらいたい一心で『格好良くなろう』と決断するが、方向性が定まらず四苦八苦する」というストーリーだ。

 制作には「映画甲子園スカラーシップ基金」を活用。キャストはWebサイトで募集していたが、すでに募集を締め切っている。

初音ミクの中の人2号(笑)さんが出演すると嬉しいかな...と、淡い期待。
公式サイトは近日公開予定らしい。