能登有沙、石原夏織、小倉唯/「ShibuyaMusicFestaVol.2〜ROBO太 5th.AnniversaryLIVE REVOLUTION〜」@渋谷O-EAST

行って来ました。

これはどんなライブイベントかというと、代々木にロボットアニメをモチーフとした居酒屋「ROBO太」があり、その店長さんが始めたロボットアニメ専門のアニソンライブシリーズなんだそうです。
何故ここに”のっち”が出演したかというと、冬コミで同人誌を販売したブース「Team-OZ」に「ROBO太」の店長さんもいらっしゃったんだとか。今回のライブにも「Team-OZ」さんは重要な役割で参加しているようですので、まあそのつながりってことなんでしょうね。

お客さんの入りは7割くらいかな。1000人いたかいないかといったところ。平日なので遅れて入ったひとが結構いましたね。構成は男子がほとんど。MCの中村繪里子さんをはじめ「THE IDOLM@STER」の声優さんも何人か出演していることから、「THE IDOLM@STER」Tシャツ(ライブなどもやっているようですね)を着ているヲタさんが目立ちました。んで、それを含めた出演者のファンと、ロボットアニメソング好き風の人で大多数を占めてました。その中で能登有沙目当ても100人くらいは来ていたかもしれません。よく見る人も結構います。

構成は各コーナーでテーマを決め(「勇者もの」とか「ガンダム」とか)、それに沿った歌を各シンガーがワンコーラスずつノンストップで歌っていくというもの。セットリストは適当に探してみてください(笑)。つーか19:00から始まって終わったのが22:20頃で、約60〜70曲くらい歌っています。その内能登ちゃんは7曲程度(ソロ・ユニット・全員曲含む)だったと思います。内容はハピスタの「SR」+「G」でもやった曲が結構占めていました。

シンガーはインディーズ活動をしている方や声優さんといったところでしょうか。そこに能登ちゃんも混ざっています。シンガーの男女比は同じくらいですが、男性のレベルに合わせているのか、女性ボーカルは総じて聴き取りにくかったですね。
ただゲストで登場したオリジナルシンガーの皆さんはさすがに上手かったです。MIO(現:MIQ)さんの「ダンバイン」と「エルガイム」はリアルで見ていた人なので、感動モノでしたよ。

ロボットアニメはパワーが必要だってことを痛感しました。私も以前ハピスタのレポで「須磨ちゃんはOP、岩嶋ちゃんはED担当」なんて表現していましたが、須磨ちゃんマターなイベントでしたね。いや、岩嶋ちゃんの持ち歌(?)も登場してましたので、次回あったらSI☆NAも殴りこんだら良いんじゃないですかね。「なんだこいつらw」ってことになると思いますよ(笑)。

そうそうサプライズ的に石原ちゃんと小倉ちゃんが、能登ちゃんの2曲目(玉置成実さん方面)にバックダンサーとして登場してました。ただこれ1曲のみです。というのも21:00の段階で能登ちゃんは2曲しか歌ってなかったから。んで、さすがにダンスは上手かったです。ただ見にきてる人は曲を聴きたい人達だから、ダンスがアピールできたかは微妙ですね。これなら「シャア!」とか叫んだ方がウケたかもしれません。
でも、この分野では歌って”踊れる”アーティストの希少性は増しますので、この路線は貫いて欲しい。

能登ちゃんもダンス付きで頑張ってました。能登ヲタさん曰く「可愛めの曲よりこういった曲の方が彼女が活きる」ってのは私も今日見てそう思いました。ただ全員曲やユニット曲を見ると弾力性(ノリのよさ)が異常に見えます。やっぱちっちゃい子と一緒にやってるとそうなるな。ここはもうちょっと落ち着いてもいいくらい。
それと...

わたくし、初の生バンド体験ということで、今からドキドキですが、他の出演者の方に負けないくらい、フレッシュに元気よく、パフォーマンスしますっ!
そして、ハロー!の現場では学べないたくさんのことを学んでこようと思います☆

ですよね。特に問題なかったですよ。おにいちゃん的には正直もっとハラハラさせて欲しかったです(苦笑)。

それと、物販では能登ちゃんオリジナルのおっきなピンナップが売ってました。これは通販あるかもしれませんとのことです。

        • -

もうひとつ大切なことが。
それは俗に言う「異文化交流」(笑)。

能登ヲタさんは一部最前付近にいたようですが、他は総じて傍観気味でした。しかし終盤になると一体化しておりました。というか、やっぱりハピスタやっといて良かったですね。ライブにもすんなり入っていけますし、能登ちゃんも恥ずかしい感じにはなりませんしね。

それとノリについては基本ハロヲタと変わんない雰囲気ですね。もうさすがに「せーの!」「○○ちゃーん!」の文化はなくなったのかもしれません。ただ、私も「これ何?」って言われたのはサイリウムのこと。これは観客全員が統一していたわけではありませんでしたが、あるメンバーが登場するとサイリウムの色が赤になったり緑になったりします。

声優系アーティストのライブの場合、「好きな色」とか「芸名からイメージする色」でサイリウムを統一する傾向があります。さらに推しメン以外のサイリウムも用意して切り替える傾向があった気がします。なので複数本用意しているファンも結構います。(ハピスタ005で取り上げた)「Aice5」さんで(ハロで不評だった)サイリウムホルダーを販売したら売れたなんてこともありました(参考)。

なので「かくかくしかじかで」と答えておきましたが、自宅に戻り調べたところ、これはもしかしたら声優さん本人より「wikipedia:THE_IDOLM@STER」にある「初期ステータス」の色かもしれない。今回は天海春香の中の人と秋月律子の中の人が出ていましたので。赤と緑の正体はそれかもしれません。

メンバーやユニットで色を統一させる動きは、実は近年のハロ現場でも起こっていることですね。メロン記念日は黄緑色で統一しているのは皆さんご存知でしょうが、ワンダ系ユニットも若いファンを中心にメンバーTシャツの色とサイリウムを合わせる傾向が出てきている。例えば鈴木愛理=黄緑色とか。能登ヲタさんはエルダ系のファンがメインだから、まだその傾向がなかったかもしれないです。

なので、能登ヲタさんたちもサイリウムの色は決めておかないといけませんよ(苦笑)。

紫(音ガタTシャツの色)でも良いのですが、今後ソロ活動が増えますので「好きな色」の方が良いかもしれません。とかくこの世界は長丁場ですからね。
能登ちゃんが声優さんの誰かとユニット(番組主題歌ユニット)を組む...なんて話になった場合、向こうのヲタさんから「何色ですか?」と聞いてくると思います。「最近かったるいからサイリウム使わなくなったよw」って人も多いですけど、声優系は今でも割と必需品なので。

それと「ウルトラオレンジ」もハロヲタと声ヲタさんで使い方が異なる。「ウルトラオレンジ」がメジャーなのはアニソンや声優系アーティスト界隈の方ですが、どちらも「キタコレ」を表現する手法として使用されています。
んで、声優系ファンは「曲のキタコレ」に対してアピールする。ただハロヲタは「人のキタコレ」に対して行う*1。だから能登ちゃん登場で「ウルトラオレンジ」を点灯させたのはハロヲタさんですな。ちょっとこれは違和感あったかもしれないです。
でもこれは、能登ちゃんの「色」が決まっていくと、能登ヲタさんたちも徐々にそちらに移行していくでしょうね。

*1:「記憶の迷路」の「前田ちゃんのスローパート」で点灯させる行為も「曲」ではなく「人」志向ですね。