ハロ10検証

1997年の秋頃、ASAYANで急に5人集められた時くらいから、彼女たち(後のモーニング娘。)を意識して見るようになりました。ボーカルオーディション最中はザッピングレベルだったし、予選段階で「この子良いかも?」と思っていた子が落とされたりして、ぶっちゃけ斜め見だったんです。

ただ、本腰入れて見るかな?...と思った際、どう彼女達を覚えていくかと考えましたが、意外とあっさり覚えることが出来ました。個々があまりにもユニークだったこともありますが、もう既にこの時点でつんく♂さんがアイドルマニアであることは知っていたので、過去のアイドルっぽい子を選抜したんだろうな?...それは誰?...っていうことに意識が行っちゃってましたね(笑)。

その時の結論は「安倍なつみ増田未亜」「飯田圭織小川範子」「福田明日香木原さとみ」「石黒彩千堂あきほ」「中澤裕子久保恵子」でした。
石黒彩だけは1980年末期頃の「はじめからロック化されてデビューしたアイドル」の集合体みたいなイメージでしたが、あとの4名は今でもそうかも...とは思っています。

検証してみます。
あくまでも当時と比較してね。

小川範子/無実の罪
(→YouTube)

小川範子さんは子役(兼ロリータモデル)出身でもありので、その曲毎に独自の世界観があるので、全てが似ているとは限りませんが、この時期ですね。「女優さん=暗めの曲」ってのは山口百恵で確立しましたが、それをよりブーストしたのが小川範子です。
それでも結果的に地中海レーベル小川範子高岡早紀になっちゃった感はありますね。めでたしめでたし(苦笑)。

その他の歌い方は同じ小川姓である小川真奈に近い気がします。
俺が小川真奈に対して淡白なのは、このあたりが原因かも(笑)。

小川範子/涙をたばねて
(→YouTube)

デビュー曲。
この頃のルックスはいろりん中島早貴の中間っぽいかな。デビュー曲は℃-uteがカバーしてもいい感じ。歌い方に幼さが残っているから曲が活きるという好例です。ただそれが歌唱力向上と引き換えに変わってしまう。ハロメンにはそれがないからストレスが溜まりにくいですね。

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増田未亜/夏の瞳 DOKI・DOKI
(→YouTube)

このあたりかなあ...みあみあとなっちの間に石原夏織をかませると良い感じになるかな(笑)。
曲調は田村ゆかりっぽいですね。田村さんの曲って増田未亜三浦理恵子かななんて思ってます。
話をみあみあに戻しますが、これがちょっと曲を重ねると...

増田未亜/アブナイCANDY
(→YouTube)

そう、これだと、初期の道重さゆみマターになっちゃいますね。
実は「エア発注」の道重さゆみ編に彼女のある曲が登場します*1。曲名が予想できたら褒めてあげます(笑)。つーか、良曲多いです。もっと再評価されても良いんですけどね。

*1:その前に石原夏織編に登場するかもしれないが。