CDTV「恋人にしたいアーティスト」(その3)
MWAVEさん(コメント)
私の知り合いでいきものがかりのファンに「PVが可愛かったな」というと
「きよえがかわいいわけないだろ!」と変な怒り方をされました。大ファンなはずなのですが...
うーん...なんだろう?
世間に知られるようになって、そんなことをちょくちょく言われるようになったから、嫌気がさしているのかも。可愛いってのは見た目じゃないですか。それだけで判断して欲しくないってことなのかもしれないですね。
あるいは...可愛いって要素は運に左右される。だけど音楽の世界は運だけではない...ってことが言いたいのかもしれない。
(MWAVEさんの得意分野の)女優さんは、見た目(第一印象)も凄く大切ですから、「可愛い」は誉め言葉になりますよね。でもアーティストの場合はなかなかそう受け取ってもらいにくい。ただ現実問題として、メジャーになる要素としてはやはり印象も重要なファクターです。いわゆる「キャッチー」という言葉は音楽の世界では多用され、その多くはメロディーラインなどを指す誉め言葉ですが、ビジュアルに対しても使っていい言葉です。
なので「PVでの彼女の表情はサウンドイメージにとても合っていて、すごくキャッチーだったね」っていうのが正しい活用法かもしれないです(笑)。ただ、普段使い慣れていないと結局は同じ結果を招いてしまうことになりかねないですな(苦笑)。
-
-
-
- -
-
-
過去を紐解くと、昔は歌手を目指している若年層は、内心はロックや演歌をやりたいのに、まずアイドルから...という流れがありました。1970年代は「青春歌謡」や「ニューミュージック」などまだ幅が広かったのでその問題は少なかった。具体的には西川峰子さんとか高田みづえさんとか太田裕美さんとか...でも1980年代は酷かった...戦犯は書きませんが。
そして、今の邦楽界は1990年代のフォーマットの延長線上にありますが、その呪縛から無理に解き放そうとしたこともあって、1980年代のアイドルフォーマットの全否定から始まるのですが、未だにそれを引きずっている感がありますね。確かに1980年代のアイドル一辺倒路線は私も好きではないのですが、その否定さ加減があまりにも徹底しすぎているので、逆に息が詰まりそうで大変だなあ(笑)...と思っています。アーティストという名の管理社会ですよね。音楽性重視のプロフィールをオフィシャルサイトに書き連ねながら、実態はビジュアル第一で選んでいるなんてことは往々にしてあることですから。様は外見を変えただけで、やってることは1980年代のまま。その意味で1990年以降のJ-POP(と呼ばれる音楽)は好きになれない。
好きなのは1970年代と1990年前後以降のアイドルポップスですね。特に後者はマイノリティになったことも好きになる要因です。こういう意見は洋楽ファンならではものかもしれないですけどね(苦笑)。
あ、彼女を否定するものじゃないですよ。そういうインチキアーティストが凄く多いってことです。友人はその中で彼女を選んだわけですから、その誇りがその発言を生んだのかな...なんて思っています。
でも「可愛い」と言ってもなんら問題ないと思いますよん。俺も可愛いと思いますから。この年齢で外見が可愛いってことは、内面も可愛いってことですから。