「おたく」と「オタク」と「ヲタク」

そろそろまた「おたく」「オタク」「ヲタク」の話で盛り上がりそうな今日この頃なんですが、その内「おたく」については、アップフロントスタイルの社長さんが結構詳しいらしいです。灯台下暗し(笑)。

(というか「オタク」キーワードを書いていたのが現在ハロヲタの二人(私とエレンさん)っつーのもアレなんですけどね(苦笑)。ちなみにWikipediaの方はしらん。)

のもぴ〜プラスティックラジオ blog

さて、もうすぐコミケですね〜。
コミケっていうのは「コミックマーケット」のことで、今や50万人も動員しちゃう世界最大規模の同人誌即売会
そのコミケの存在を初めて知ったのは中学生の頃だからもう25年以上前か。
その時一緒にマンガを描いたりしてた友人に教えてもらったというか一方的に教え込まれたというか(笑)。
余談だけど「おたく」という言葉もその友人から聞いたのが初めて。
いきなり「お前、おたくだろう!」とか言われてナンノコッチャ!? と思ったのを今でも覚えてるほどショッキングな事件だったなぁ(苦笑)。
もちろんその時 意味は全く知らなかったんだけど。
それを考えると、1982〜3年頃には既に「おたく」って言葉はあったんだなぁ、と思う。
(ウィキペディアにはもう少し後になってからみたいに書いてあるけど)

ウィキペディアにはもう少し後になってから」については私も結構謎に思っているところで、「漫画ブリッコ」では結局、オーツカ某さんに破門的な扱いを受けた中森明夫氏with「おたく」ですが、懲りずに何か工作活動っぽいことをしていたのかなあ...って気がしてならないんです。ただそれがどういう媒体を通じたのかは記憶に無い。
ただ、実は私も似たような経験があって、高校三年生の頃(1983年頃)、からかい半分で似たようなことを言われました(笑)。もしかしたら当時の若者が読むような雑誌(POPEYEとかHotdog Pressとか?)に何らかの”差別的な内容の”コラムか小特集が掲載されたのかもしれませんねえ。
当時(1980年代を通じて)は「ネアカ」「ネクラ」とか「マル金」「マルビ」とか、その手の「人物像を型にはめて楽しむ」的な本が結構ブームでしたので、それに飛びついちゃったんでしょうかねえ。
このあたり詳しい方いらっしゃるとありがたいんですけど。

同じく

中学生の時に「おたく」と呼ばれた衝撃(笑)をラジオやブログで話したけど、
家にあるあまたの同人誌を見ながら「東京おとなクラブ」を思い出した(「東京おとなクラブ」でピンと来たアナタはおたくです)。
何の話かっていうと、そもそも「おたく」という言葉の語源って「東京おとなクラブ」から来てるんですよね(それを紹介したのがかの中森明夫氏ですな)。
その「東京おとなクラブ」を創刊したがエンドウユイチ氏(編集長)で、一緒にアメリカ行ったり台湾行ったりと随分お世話になりました。僕の人生に大きな影響を与えた人の一人です。
でね、実は「おたく」という言葉がこの世に生まれた時の話をエンドウさん本人から聞いたことがあるんですが、書いていいかわからないのでここでは書きません(オイ!)。
エンドウさんもいつかゲストに呼びたいなぁ。

「東京おとなクラブ」は当時のミニコミ誌ですね。今で言うサブカル誌っぽい感じかな。もしかしたら当時メールオーダーで入手していたかもしれないけど、あっても実家(新潟)にあり、その手の本は親が勝手に倉庫にしまっちゃっているので、真相は闇の中(苦笑)。
エロ劇画誌→ロリコン漫画誌の「漫画ブリッコ」に突如掲載された中森明夫氏の「おたくの研究」は、その「東京おとなクラブ」が商業誌「漫画ブリッコ」に出張してきましたよ...的な巻末コーナーに組み込まれていたような気がします。
ただ「僕の人生に大きな影響を与えた人の一人」って言っちゃうくらいに繋がっている方だとは知りませんでした(苦笑)。是非ゲストに呼んで頂いて「おたく」の由来を我々にレクチャーして欲しいところです。

次回は「オタク」を飛ばして「ヲタク」について。つーか次回があるのかは不明。

追記風。
検索したら「漫画ブリッコの世界」さんにありますね。Vol.3は「ウルトラQ」特集だし表紙の記憶があるので持っているはずなんだけど...
後期の方は「漫画ブリッコ」と関係の深かった(というか白夜書房の系列ショップの)「まんがの森」でも入手できた記憶があったり、なかったり...