トークレッスン
先々月の末あたりに道重さゆみ関連の論争?...がありました。
ここ読んでる人たちは、もっと噛み付いて欲しいと思っていたかもしれませんが、実はそれほど興味が無かったんです。
というのも、私的には「女性コーラスユニット」であっても、バンドと同様にポジションがあって、それは今でも代わらないとは思います。これはつんく♂さんの受け売りなんですが、私もそう思います。
ん?...今は「女性コーラスユニット」なんて思っている人は皆無かもしれないですね。ただ当初(「ふるさと」あたりまで)は間違いなくそうでした。今だと「可愛い女の子が歌って踊る集団」か...まあ、それはともかく、私は半分以上は歌が上手い子であって欲しいけど、残りはMC担当だったり、愛嬌がある子であれば十分だと思います。でないとテレビで受けないし、ライブも面白くない。
現状の問題は歌やダンスではなく、むしろ台本どおりのMCに慣れすぎていて、ライブでのトークが下手なこと。秋コンは1公演しか当選しなかったので、たまたまだったのかもしれませんが、早口で、内輪受けっぽくって、独りよがりなトークに萎え萎えでした。
歌番組は20分の出演時間であれば、歌はたったの2分で、残りの18分がトーク。残念ながらその18分に合格点があげられない状況かなと。
エッグのレッスンカリキュラムでは、演技とともに「トークレッスン」がスタートする模様ですが、里田まいで事務所が調子に乗っているとからではないでしょうし、「めちゃイケ」でつんく♂さんのMCの親バカトークが寒すぎると指摘されたからでもなさそう。それは意外と諸先輩方の苦労と繋がっているかもしれません。
ただ、エッグで今一番トークが旬なのは、恥ずかしがり屋さんの和田彩花だったりする。一律にやり過ぎないことも大切かもしれませんね。「スターボー」みたいなユニットを作りたいのなら別ですけど。
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そして、もうひとつ別の動き。
これもエッグオーディションの流れから予想しますが、今後は演技も重要視する。これは「何でも出来るオールマイティーなユニットを作る」という考えなのか「スペシャリストを作っていく」という流れなのか、まだハッキリとは分かりませんが、「それぞれの出口を作る」といったニュアンスの発言がデ☆ビューであったことから、やや後者寄りなのかもしれません。
そうすると、既存ユニットの方向性も多少変わり、もっともっと歌に重心を移していくのかもしれない。とすると、今までどおり愛嬌だけ、トークだけというメンバーはそれでいいのか?...という意見も出てくるかもしれない。私は現状の役割でで良いと思います(理由は前出のとおり)が、そのメンバーがもつ楽曲イメージのポジションが定まっていないと、今後も論争(?)のネタになる不幸が起きるかもしれない。なので私の当時のスタンス(「そもそも道重さゆみに合う曲がハロには殆ど存在しないのでは?」)は、それに基づいています。
今後は、そのあたりを掘り下げたいのですが...多忙なので(今週2件も忘年会があるだよ)、まとまった休みが取れそうな時期に書ければと思います。