エルダークラブメンバー、ハロー!プロジェクトから卒業(その2)

マーライオンさん

個人的には上にも書いたように「Hello! Project」というのはファンクラブのことだとしか思っていないので、事務所移籍や芸能界引退を伴わないのであればこのようなオープンな発表とかも必要なくファンクラブ会員への書面送付だけでよかったんじゃないかなと感じていますが。

同感です。
私は狭義と書きましたが、確かに「本来の意味」ときちんと書くべきでしたね。ただ一般には広義的というか通例的に使われている「ファンクラブ→ファン感謝祭名→一般的な総称」となってしまっていることが、話をややこしくしています。逆転の発想...ってほどでもないですが、ハロメンだけを1つの別会社にまとめたら楽なんでしょうけどね。そうしたらこんな混乱はない。事業部変わったね(苦笑)レベルで終わる話です。

それと、アップフロント(およびそのルーツのヤングジャパン)という会社は、もともとがフォーク・ニューミュージックのアーティストたちのための事務所ですので、バラエティ路線に走ると必ず音楽志向の強い『見えない何か』に軸を戻されます。過去にはその過程で有名アーティストが辞めてしまったりなんとこともあったようです。今回もその延長線上にあると思えば、まあ納得が出来ます。
何故バラエティに走りやすいかというと、もともとテレビに抵抗感の無いアーティストが多かったことも大きいのかなと。アリスも海援隊もそうですね。

もどって。

この持田氏がアップフロントインターナショナルの社長になってから、それまで10年間同じ体制でやっていたファンクラブの体制が変わりました。そして、アップフロントエージェンシーに移ってこういうことになりました。人事異動がいつあったのかはちょっと確認出来ないのですが、この人が長期的にやってきたものを壊すような傾向を持っているとしたら、人事異動後に一気に動き出したのではないのかなという勘ぐりも出来ます。

ああ、なんとなく話が見えてきました(笑)。
データ主義的なキャラ設定の人なのかもしれませんね。分かりやすく説明するために、ちょっと冷酷なキャラの肉付けをしてみましょうか?

長くなるのでかいつまんで話すと、UFIはファンクラブ運営とグッズ販売がメインですから、顧客と販売の傾向がつかめる。今回も実態はFC改革の一環でしょうから、ライブ(というよりグッズ販売)に都合のいいメンバーに絞る戦略なんでしょうね。有名タレントであっても「金を落とす客を呼べる人気者」でなければ、グッズ販売責任者からみたら価値がない人間と判断されるわけです...うわあ、冷酷だなあ(笑)。そんな人じゃないととは思いますけどね。やさしいおじさまかも(笑)。名誉回復的に書くと、後藤真希の昨年のバースデイライブ@パシフィコ横浜もデータ分析の賜物かなあ...とみています。

データ主義的の根拠は、先に(=新たなシステムの稼動時期から逆算して)システムを止めてから動いたからです。つんく♂さんや山崎会長の思い付きならば、そうはならないはずなんですね。かなりバタバタするはずです。

ただ、果たして、今回の決断は、分析どおりにいくかどうか...

それよりも、娘。卒業を第二のデビューと考え、セカンドステージのサウンドイメージを確立できなかったことが問題ではなかったのか?...これを先送りしちゃうようだと、(ベリキューメンが20代に差しかかる)数年後にまた同じことが起こりそうです。

今回はライブ主体で頑張っていきたい(というかライブ戦略をやらざるを得ない)若いユニットを残し、自分がコントロールできないテレビタレントは除外したとも言えます。確かに、それぞれに合わせたマネジメントの方がが上手くいくでしょうから、そこは暖かく見守るしかありませんが、「OG」とか年齢でバッサリではなく、歌やミュージカル主体でやっていきたいと考えているメンバーは残すプランもあっても良かったのかなと。ジャニーズの少年隊のように。
先日の安倍なつみライブでは、矢島舞美とのデュエット曲のC/Wを披露した際、かなり癒し系な(人によっては萌えっぽい)アレンジで披露し、「今後もこういう曲を歌っていきたい」と発言したことが、頭の中にずっと引っかかっています。安倍ちゃんはヒガシなんですよね。

それと、その持田さんという方が先陣を切ったであろう、ファンクラブ革命は私は効果が不透明だと思っています。ジュニア会員でしたっけ?...何か独自のイベントやってますか?...今回のきらレボライブとかは実際どうなんでしょう?...さらに、その子達が中学生になった時にどうなると思いますか?...現行の制度は「どうせ中学生になったら飽きるんだから中高生用のプランなんてどうでも良いよwww」と言っているようなもの。でもそれって6ポケットのマジックが消え、一時的に金欠になっただけかもしれない。なので、その時々の楽しみ方がなければ終了かなと。彼らの情報の伝達力(流行の発信力)はすさまじいものがありますしね。
そのあたりが明確になって、ティーンズに「も」重きを置くようになれば、それはそれで歓迎します。じゃないとこれをやる意味が無いような...

以上です。

あ、思いっきり主観です(苦笑)。ネタとしても面白く書いていますが、でも、意見としても十分読めるスタイルにはしているつもりです。

まあ誰かは読んでくれるでしょう。
でも、意見に目を通したからといって方針を変えるとは思えない。持田氏のキャラ設定には合わないですから(笑)。

ただ、卒業メンバーに「こんなことをやったらどう?」というのは、多分期待している部分かな...なんて思っています。逆に距離が近くなるかもしれないですしね。そこは手紙でもバンバン送ったらいい感じになるかも。

ワンダについては、実は相当なマンネリ状態ですから、それを打破するために色々仕掛けてくる...なんてことは期待してません。そんなことしたら売上ダウンもありえますから。来年もシナリオ通りでがんじがらめになるでしょう。