エルダークラブメンバー、ハロー!プロジェクトから卒業

発表された当日(昨日)は、安倍なつみ@横浜、Berryz工房@新宿、℃-ute@池袋、娘。@新木場(CDイベント)といった感じで、首都圏一帯では様々なライブ・演劇・イベントが行われておりました。
私は安倍なつみのライブに出かけましたが、入口で配布されたチラシにはワンダ関連(例えばBerryz工房ゲキハロ)は一切入ってなく、とても寂しい気持ちになりました。見渡すと、ワンダファンとは違う空気が流れていて、さながら別世界ではある。でも昔懐かしい空気感。ライブ自体はとても楽しいもので、お気に入りの曲もやってくれたのですが、疲れからか体調が優れないため帰宅後パソコンを立ち上げずに早めに就寝。が、その反動で早めに起きて初めてこの情報を知りました...こういう時ってなんだかしれないけど、嫌なことが起きます...

その時の感想ですが、Hello! Projectの狭義の意味はファンクラブ名称なので、そこの管轄下から外される行為を「卒業」と言われて祭られても、俺の趣味には合わない。タイトルも下品極まりない。なので、最後のライブは見たくないという気持ちの方が強かった。卒業を迎えるメンバーは本当に納得しているのだろうか?

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ただ、ここまでの経緯に時間をかけてきたと思われる形跡はある。当事者達は秘密裏だったのでしょうから、それを想像出来るエピソードは(例のヒント大会以前は)見つかりませんが、その周辺では、春先から「?」な状況は発生していました。本来だったらこうなる...というセオリーが、必ずしもそうならなかったものが。

まず、音楽ガッタス是永美記ハロプロメンバーになったのが今年の冬の音楽ガッタス単独ライブあたり。ここまでは多分にいつも通りだったのでしょうが、他の3名はいつまでたってもエッグメンバーのまま。つまり昇格させない何かが働いたのだと。また、是永ちゃんだけが昇格できた理由も後々判ってくるのだと思います。さらに、辞めてしまったエッグメンバーも気になるところです。
(また、ガッタス本隊の実習生達の処遇もあいまいなまま。その中でも最近、深谷愛の動きが活発化しているのも、方針転換の一つの流れかもしれません。)

次ぎに、真野恵里菜のサポート体制。セオリー的に松浦亜弥をはじめとする先輩諸氏から「この子をよろしく!」という儀礼的なものがあると効果的で、ジャニーズはそういう感じですよね。でもそれが非常に希薄。だから先日の真野イベントで吉澤&是永のシークレットゲストはとても嬉しかったし、暖かかった。メロンのライブイベントは平日なので行けませんでしたが。どうでしたでしょうか?
ちなみに、真野ちゃんファンは、ワンダよりエルダの空気感に近い印象。日の浅いファンの多いワンダでアピールしても、サポートメンバーのファンが騒いでおしまいのような気がしてならない。見ていてとても歯痒い。

また、エッグの新加入者が(常設型に変更後)小学生に限られていること。現状では中学生以上の合格者は総て「HAPPY STYLE!」のルーキー扱いではある。元バリ3メンバーは明らかにその世界を目指しているであろう子たちなんですが、最初からはぴすた狙いとも思えない感じの子もいそうで...この件に関してはURLを提示したいのはヤマヤマなんですけどね...

これプラス法人整理の動きです。

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オフィシャルの発表では、それぞれの道で活躍するための再スタート的な言葉が踊っていますが、こういう読み方も出来ます。

真野恵里菜は不透明ですが、他の3ユニットはつんく♂さんの息がかかっているユニットばかり、これじゃあ「つんく♂派」と「反つんく♂派」の確執が生んだ悲劇ととられる危険性もある。ここでNGP!と合流なんかされた日には...

あるいは...

テレ東社長の「処女性」発言に代表されるように、クライアントの要望で低年齢化に拍車がかかり過ぎている。

前者の意見は、ゴシップ的ではありますが...ただ、せっかくつんく♂さん以外のコンポーザーの作品が(アニメタイアップで)増えてきているのに、また元に戻りそうで萎える...という意見は目にしています。でも、今回の首謀者はつんく♂さんではない気はします。ただ、社長が良くわからない人になっていますね。なっちをかばった瀬戸さんは、こういう決断をしたかなあ...
後者は割と目にする気がします。

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個人的な心配事は...

合同FCの理念を考えると、やはり首を傾げたくなります。
NGP!もそうなんですが、別FCにすると、情報が半ばシャットアウトされることで、気になるから観に行こうというケースが少なくなり、結果、もうワンステップ上の会場でのライブが不可能になってしまいます。なので個別FCを作ったとしてもまともに運営出来るかどうか...

二十歳過ぎたらアイドルではない的な風潮に拍車がかかりそうだということ。

ここまでやって、誰も売れななかったらどうするの?...という責任の所在が何一つない。残された者に対する真剣勝負さが今回のリニューアル施策からは伝わってきません。

この状況で、台湾のメンバーを入れる余地はあるのか?
空気を読まないと(台湾メンバーにせいで押し出されたというイメージが先走ると)、歓迎ムードにはならない可能性が強い。そうでなくとも抵抗感(というより無関心さ)は根強いでしょうし...

昨年導入した三井住友カードとの提携の関係の悪化。たった一年でこのような事態に陥ると信頼が失われそうな気がします。FCを辞めてしまえばカードの契約も解約するでしょうから。
(まあ向こうからモーションをかけてきていたのなら話は別でしょうが...でも加入した会員のことも少しは考えてください。)

その意味では、来年3月末日までってのは、カード会社の対応絡みなんでしょうか?
それとも、各メンバーの契約上の問題でしょうか?
はたまた、新会社設立のため?

どちらにしても中高生には酷な会費設定を何とかして欲しい。

あと気になるのはファンの温度差。 ハロプロファンは日の浅いファン程「ハロプロ命」ではなく「○○ちゃん命」ですから、今回の件はスルーしているひとも結構いらっしゃる気がします。確かに今は痛手とならないかもしれません。ただ、その○○ちゃんがワンダユニットを卒業したあと(今後はハロプロを同時に卒業する可能性が高い)、そのファンは○○ちゃんの前から消えてしまうかもしれません...

それと、ファン有志が運営しているニュースサイトですね。
主催者がエルダファンだったら、辞めないかが心配です。
汚らしい言葉で申し訳ないですが、貴方達の●●を握っているのはファンなんですよ。

期待するところは、今のところひとつだけ、モーニング娘。メンバーの自覚の変化です。今はこれ以外の期待はありません。どうしても、名古屋会場での神妙な表情とリンクしてしまうんだよな。