キッズ系ユニットの持って行き方

過去のキッズ系から、何故ユニットととして維持できなかったか?...を軽く検証します。

Folder5
(→YouTube)
この子たちがavexじゃなくUFA所属だったら、少なくともビジュアルはそのままで長持ちはしたとは思います。音楽性はともかくとして(笑)「我が軍」だったら推せる顔でしょ?...まだ燃え尽きちゃってはいない感じが凄くしたので、実に勿体ないです。

SweetS
(→YouTube)
Folder5はまだ矯正が利きそうな感じだけど、この世代になるとスクールがシステマチッックになるのかダンス志向が極端に強くなるので、生徒さんも分化しちゃうから、ルックスが可愛いとかはもう関係なくなっちゃう...本人達はそれで幸せならば仕方ないけど。

avexの場合はごく簡単に説明すると、子供と大人でアーティストイメージが分断されちゃうんです。声変わりしたらユニットから外すとか、高校生になったら上手く行かず解散とか...最初から賞味期限ありでユニットを作っちゃうところが凄い。何のために上京させてまでユニットを作ったんだろう?...悲しくなっちゃうので事務所を変えます。

Pti-Pti/夢中にさせて
http://220.194.46.181/video/v011/2007-08/05/140/515/76523713.flv(→元サイト)
1999年頃の作品。やっぱ名曲ですねえ...
ついでにもう1曲。

Pti-Pti/恋のLucky Check
http://220.194.46.181/video/v015/2007-08/12/174/846/08582110.flv(→元サイト)
ほんと底なしのドリーミーさがあるね。
エッグ新ユニットがこんな感じになると、もうたまらんちんだな。

PRECOCIも、NHK発のユニット(というか集団の)「てれび戦士」も、「キッズユニットはキッズカテゴリから卒業したらおしまい」ってのには変わりないですが、それよりも「好きになってくれそうな方が知り得るチャンスに乏しい」ことに尽きます。彼らの活躍の場は子供向け番組などに限られる傾向がありますので...「可憐Girl's」だってアニオタさんでも無い限り...というか、ウチで紹介しなくても知り得ましたか?

両パターンも、本当にシンプルな理由です。

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じゃ、ハロプロどうなの?...と考えた場合、知名度云々は当然ですが、加えて賞味期限感が薄いのが特徴です。
ただ今までの娘。の様に「ユニットの賞味期限を持たせるために無理矢理年長組を切り捨てていく」のではなく、ベリキューのように「ユニットの賞味期限を特に考えない」に方向転換している途中かもしれません。
というのも、ちっちゃい子が成長したからといって「俺はU-15専門だから16歳になった時点でファンを辞めて新しいちっちゃい子を応援します!苦笑」じゃないことがハッキリしたのが、その流れを後押ししていそうですね。でも、それが分かるまで4〜5年かかってしまった。しかしながら貴重な5年ですね。
もしかしたら娘。もベリキューのようにするのかもしれない。そのあたりも今後の注目点かな。というかその部分をハッキリさせてないから、プロモーション展開が出来ない気もしますが...

もう一例紹介します。

Springs /Identified
PVはこちら。決してOPVでもMADでもありません。
再生ボタンしても変な窓が出てくる場合があるので、嫌なら画像検索エンジン経由か、あるいはこれ(笑)を使ってください。巨大映像(笑)だけど、Firefoxならばウインドウの大きさに合わせられるかも(ははは)。
名曲ですよね。アニオタさん流に言うと神曲か(笑)。歌える三人だったなあ。
ああ、このときNGP!があったらなあ...と思えるのは、この子達も賞味期限を意識していない雰囲気だったからです。その意味ではスペクラNGP!参加は必然的なものだったのでしょうね。