SI☆NA他/「HAPPY! STYLE Communication Circuit 003」@表参道FAB(その2)

遅くなって申し訳ない。
感想です。

セットリストはこちら参照。
自力8割+知人の力によるものです。ありがとうございました。

まず、客の入りは001と002の中間といった感じでしょうか。400人MAXの会場で約250〜300人の間です。

今回は本多芸能のTシャツを着た方が数名いた模様で、事前アナウンスもあったのですが、そこそこのモッシュはあったようですね。ただ001の時の様に対流というか、(事前に状況がつかめずその場所で見てしまい)慌ててモッシュを避けて移動してくる方はほとんどいませんでした。まあやってる人たちは1割りもいない感じですし、次回はここよりは横長になると思うので、局地化、あるいは分散しそうな気はします。

音響の不備でカラオケがストップしたり、タイトルVTRが手間取ったり(何故か「アンコール」と叫びはじめ場をつなぐ人々)、マイクを落としたり、マイクがダメだったりと、あまり無いトラブルが断続的に発生...うーん、「おニャン子の呪い」とかってありましたっけ?

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以下は感想です。
総じて楽しめたライブでした。

前座は肝試しみたいなものでしょうかね。微笑ましい感じでした。

その「はぴすたルーキーズ」ですが、振りが楽な「真夏の光線」は全員参加でしたが、ラストの「ここにいるぜぇ!」は市川利奈・坂田奈穂子枝川みるるは不参加。入って間もないということもあるでしょうし、あるいはハロプロエッグ同等のレッスンは受けていないかもしれません。一方、石原夏織は踊れていますので、そういったレッスンをきっちり受けている(あるいは受けていた)可能性はある。小倉唯も受けていそうな気もしますが、年齢的なものもあるのか、ごまかしごまかし...といった感じ...なんてことがこの1曲だけでもわかりますよね(笑)。一番早く合格したメンバーでも昨年末でしょうし、エッグ1期生の頃ならバックダンスをやるかやらないかといった段階ではある。なのでかなり早いスパンでステージに立たせていることになり、それを「下手糞」の一言で片付けるか「成長を見守りたい」とするかで、見る側の居心地は随分と変わってきそうですね。002あたりは前者ぽい声も飛んでた記憶がありますが、003は後者シフトだった印象。
ただ、今後ルーキーズがハロソンを歌う機会があるのなら、ハロプロエッグ同等のレッスンにもチャレンジしていって欲しいですし、逆に(声優志望の)スペシャリストとしてハロソンは切り捨てるならそれでもいい。その答えはもう数回後あたりでハッキリしそうな予感です。

その中で、愛媛県出身の市川利奈は日記を読む限り夏休みは実家に帰省していた模様で、全体曲には参加しましたが、ソロ曲は(今回は)ありませんでした。また全員曲も他のメンバーと合わせるのに精一杯に見えました。つーか、なんでそんなに詳しいかというと好みだから(笑)。夜公演(はぴすたでは「2部」と呼んでます)の帰りにピンナップを買おうと思ったら売り切れてました。意外とみんな好きなのね(苦笑)。年齢は秘密らしいですが、一番下ってことは20歳の坂田ちゃんよりも...まあ年齢とのギャップがいい感じですね。

選曲はほぼ満足です。残念なのは名曲「避暑地の森の天使たち」をやらなかったことくらいかな。その山川恵津子...というか渡辺満里奈っぽさはほとんどなく、河合その子吉沢秋絵っぽい感じも無く、どちらかというと新田恵利&渡辺美奈代&ゆうゆシフトでした。多分に選曲を担当した中の人は新田ヲタだったんだろうなあ...
それとシャレで「不思議の国のフェアリーテール」をやったら、マニア的には大満足だったかもしれないですね(苦笑)。

感動したのは「星座占いで瞳を閉じて」。昼夜二度聴いても鳥肌が立ちますね。「真っ赤な自転車」や「夏休みは終わらない」は定番過ぎてあまり感動しなかったですが。
それと「プライベートはデンジャラス」も嬉しかった。ウチでも過去に取り上げていて、これも興奮したなあ(苦笑)。でも、俺が「やって欲しい」って書いたのは、ことごとく小倉唯が担当しますね(笑)。まあ、ロリロリ高音ボイスで突き抜けた感じのシンガーが私の好みなので、まあ、そうなっちゃいますね。
ゆうゆの「天使のボディガード」も良かったですよ。

ちなみに現場で題名がわからなかった曲は「○Circle」収録曲。一応持ってはいますが、既に興味が薄れてしまった頃の作品なので、1回程度聴いてしまったまま、予習しなかったのが敗因ですね。特に初っ端のAKBっぽい曲は記憶から外れていました。

久しぶりに距離を置いて聴いてなんとなく浮かんできた印象としては、後期の方がいい意味で「キャラ志向」や「ライブ志向」、悪い意味で「マニア志向」や「内向き」になってますね。歴史は繰り返すというか、ハロプロも似たような雰囲気ですので、やはり打破しないといけない...という教訓も感ずる今日この頃です。

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歌唱力については、選曲がこなれてきたのか、各メンバーの個性に合わせてきていますね。というかおニャン子だからこれが出来る。004の「G」はどうなるのか?...聴きどころではある。
良かった点は、メンバーはオリジナル歌唱者を安易にトレースせずに、自分の個性を出していったことです。能登有沙の「深呼吸して」は満里奈ではなく、まるで美奈代の「深呼吸して」でした(苦笑)。

ただ、ルーキーズは歌唱力はまだまだですし、声のレッスンを含めて、徐々に上手くなっていけばいいかなとは思っていますが、割と同じタイプに収束されないようにして欲しいところですね。

それと...SI☆NAは成長したね。

岩嶋雅奈未は相変わらず素晴らしいのですが、須磨愛の成長も著しい。
須磨愛は昔のアイドルに例えると「愛ちゃんロック化計画」。当時の中身は「可愛い子にミスマッチなロックを歌わせて大失敗」だったけど、須磨愛の場合はどんな曲でもロックに変えちゃうところが凄いです。「夏を待てない」があんなにロックスピリッツを感じさせる良曲だったとは、今の今まで全く気が付かなかったよ(大苦笑)。岩嶋雅奈未須磨愛も娘。の7期落選組だけど、もしDohhh UP!等で音源が出てきたら、MilkyWay以上に物議を醸しそうな予感がします。
一方、阿部麻美中山菜々はアニメ声というか可愛い声を出す。なので全方位型ユニットになりつつある。それにさすがハロプロ、踊りの見せ方が素晴らしいです。ただ「ダンシング!夏祭り」で張り切りすぎたのか「GOOD BYE 夏男」は息切れしてました。スタミナとペース配分が次のステップへの課題ですね。

追記。
もうひとつ良かった点は、ハモリですかね。「うしろゆびさされ組」の岩嶋&須磨と、能登&岩嶋です。本来ならロリ担当にお任せする曲だと思うのですが、そうではなく、また与えられたメンバーもきちんとこなしていました。ただ若干須磨ちゃんの声が大きいのか、マイクの不調なのか、上手く聴こえなかったところがあったのが残念です。