℃-ute、真野恵里菜/「℃-uteコンサートツアー2008夏〜忘れたくない夏〜」@パシフィコ横浜国立大ホール

行ってきました。

昼は新人公演の掛け持ちで遅刻でしたが(私的にはほとんど経験ないです)、夜は真野恵里菜もきちんとみることが出来ました。
ただ昼夜とも1F後方。両端だったので花道は堪能できましたが、やはりステージまで遠いですよねえ...

セットリストやステージの変更点はakarikさん参照。

夜の部のMCで愛理ちゃんが言っていた「味覇」はウチにもありますよ。リアル嫁がよく使ってます。

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さて。

当日はSSAでアニソンの祭典があり、約2万人弱の方が参加されたようです。「それとこれとは違う」と言いたいところですが、℃-uteもアニソン関連のフリーペーパーでのプロモーションもありますし、またこのツアーは他会場でも楽しめますので、まあ多少は影響しているかもしれません。
兼ヲタさんがいなさそう...の根拠として一番分かりやすいのは、高輝度サイリウムウルトラオレンジ」の使用がほとんど見られなかったこと。自分のお気に入りの曲をアピールする際に使用するのですが、これが流行っているのはアニソン・声優系ライブ。ハロプロ界隈では禁止...という話は聞きませんので、こちらでも使うのは自由なのですが、何故か見られませんでした。SSAは凄かったらしいですね。

とまあ、最近なんだろう...意図的に何かとバッティングさせているのかな?...と思しき事例がありそうですね。デリステすら被りましたし。
こういったバッティングに負けないためには、「俺の嫁」系の濃いヲタさんをもっと増やすか、一般客やファミリー客を増やすかの、どちらか(あるいは両方)です。

歴史的には現在、レコード大賞最優秀新人賞受賞曲「抱いてHOLD ON ME!」が代表曲であったころの、娘。ライブに近いかもしれません。「都会っ子 純情」に一極集中してしまうところが一緒です。

これをもう一段密度の濃いものにすると、もっと面白くなるのですが、それは「ライブ向け楽曲の強化」なのか、あるいは「LOVEマシーン」のように、さらに上の核となる曲を作るか...今回カバー曲が2曲用意されましたが、どちらかというと前者っぽい感覚ではあります。

それと何故か、インディーズを除く1stアルバム「キューティークイーン VOL.1」のナンバーをやっていないことも気になりますね。娘。も1stアルバムはほとんど無視されていますし。

このあたりから、「ちょっと落ちついちゃったのかな?」と、私も同行者もそんな感想でした。

それでも、個人的には中島早貴萩原舞の「晴れのプラチナ通り」がオーソドックスな萌え志向で良かったですし、鈴木愛理のソロも以前より安定感が増し良かったです。℃-uteは恋愛ゲーム感が強いアーティストですが、その世界観は失われてはいません。それを考えると、大衆消費的なポップスターへ転化することは困難(あるいは望んでいない)かもしれませんが、そこは例えば「萩原舞のお父さんになりたい」みたいな何かがあると楽しいかもしれません。娘。も一時期はそうだったですので。

それがクリアできれば次は武道館ですね。

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気になる応援手法については、スタンダードで良かったです。(分かりにくく閉鎖的な)MIXも「都会っ子 純情」にあったかな...程度でしたし。

ただ、気になるのはBメロのPPPHが割と早くフェードアウトしまい、サビまで手持ち無沙汰になってしまうところですね。
アニソン・声優系では「Oi」+ジャンプ(裏飛び)を取り入れたりして繋いでますね。ハロだと「桃色片想い」がそうかな。何か工夫があるといいですね。

それと、「はいはいはいはい」あるいは「OiOiOiOi」の前に「せーの!」みたいなコールをいれると良いかもしれません。「めぐる恋の季節」の間奏とか。私が入れようと思ったりもするんですけど、直ぐ忘れたりするんですよね。

まあ、これは℃-uteに限ったことじゃないですけどね。ただ℃-uteハロプロの中では一番若いのファンダム(ファン文化)なので、新しいことには積極的にチャレンジして欲しいし、意外とそういうところでも客を呼べる要素になるかもしれないですね。